テレフォン人生相談 2020年11月23日(月)
パーソナリティ:加藤諦三
回答者:マドモアゼル愛(エッセイスト)
仕事の都合で遠距離恋愛になってしまった彼女と、3ヶ月前に一旦は別れたんだけれども結婚も考えていたのでよりを戻したいです。という23歳の男性からのご相談です。
相談者は23歳男性(会社員)、両親(55歳と52歳) 3人暮らし。元彼女24歳(新幹線で2,3時間の距離)、
加藤諦三氏の〆の言葉『自己中心性、非現実的、ふさわしい努力をしない。これが神経症的要求です。』
目次
遠距離恋愛であった別れた彼女とよりを戻したい
加藤諦三:もしもし?
相談者:あ、もしもし?
加藤諦三:はいテレフォン人生相談です。
相談者:よろしくお願いします。
加藤諦三:最初に、年齢を教えてください。
相談者:20・・3歳です。
加藤諦三: 23歳・・まだ独身ですね?
相談者:はいそうです。
加藤諦三:ご両親と一緒に住んでんの?それとも1人?
相談者:両親と住んでます。
加藤諦三:あ、両親と?
相談者:はい。
加藤諦三:ご両親何歳ですか?
相談者: 55歳と、50・・・2歳ですね。
加藤諦三:はいわかりました。それでどんな相談ですか?
相談者: 3ヶ月ほど前に、遠距離恋愛で、別れた彼女と、
加藤諦三:はい。
相談者:ま、今後の付き合い方、だったり、
加藤諦三:3ヶ月・・
相談者:えっと・・
加藤諦三:前に?
相談者:はい?
加藤諦三:遠距離恋愛で、要するに、遠いところに住んでいて、ということ?・・お互いに?
相談者:えっと、もともと、同じ・・街に住んでたんですけども、
加藤諦三:ええ、
相談者:わたしが仕事の方で、遠距離恋愛になってしまって、
相談者:別れたと、
加藤諦三:遠距離恋愛ってどのくらい・・半日くらいかかるの?会うのに?
相談者:まぁ新幹線で行ったらまぁ2、3時間とか、そのぐらいの距離なので、
加藤諦三:はい。
相談者:半日はかからないんですけど、
加藤諦三:ええ、
相談者:距離的には遠いと、
加藤諦三:それで・・遠距離恋愛っていうのはどれぐらい続いたの?
相談者:約1年ぐらいですね。
加藤諦三: 1年ぐらい続いた?
相談者:はい。
加藤諦三:で疲れちゃった?
相談者:彼女の方から、疲れたというか、
加藤諦三:ええ、
相談者:遠距離恋愛で、この先ちょっとどうなるかもわからないし、
加藤諦三:はい。
相談者:ということで、彼女がおそらく不安になったんじゃないかと、
加藤諦三:はい。
相談者:でぇ・・将来のことが考えられないんで、っていうまぁ、わたしの憶測ではあるんですけど、
加藤諦三:はい。
相談者:なので、まぁ、喧嘩別れとかではないですね。
加藤諦三:ないですね。彼女何歳だったの?
相談者:彼女は、えーっと、1つ上の24ですね。
加藤諦三: 24歳・・という事は、彼女は将来のことを考えてっていうことは、
相談者:はい。
加藤諦三: 24歳で、
相談者:はい。
加藤諦三:相手の・・あなた、男性は23歳で、
相談者:はい。
加藤諦三:結婚なんか全然急がないと、
相談者:そう・・ですねぇ・・お互いまぁ、そういった、ちょっとした結婚の話とかもまぁ、少しは出ていたので、
加藤諦三:うん、
相談者:その分ちょっと辛いというか、
加藤諦三:うん、
相談者:今後、別れた後でも、どうやって付き合っていくかだったり、
加藤諦三:別れたあとでもどうやって付き合っていくかっていうのはどういう意味?
相談者:例えば・・これで・・関係を終わらせるのではなく、例えば友達・・どうしてとか・・
加藤諦三:あっ、
相談者:そういった、ことです。
加藤諦三:そういう意味ですか、
相談者:あ、はい。
加藤諦三:うーん・・
加藤諦三:要するに恋人ではなく、友達だっていうことですね?
相談者:ぅ、そうですねぇ、まぁ何かしらのところではつながっておきたいかなぁ・・っていう・・考えです。
加藤諦三:うん・・はいわかりました。それで?
相談者:それでまぁ・・できれば、わたしとしても、
相談者:仕事の都合上、遠距離恋愛になってしまって、
加藤諦三:うん、
相談者:もし・・彼女の、近くに、仕事上帰れるとして、
加藤諦三:うん、
相談者:またぁ・・できれば付き合いたいと思うんですけど、今別れた状態で?
加藤諦三:うん、
相談者:遠くに居るんですけど、どうやって、復縁・・したらいいかとか、
相談者:今後・・どのようにして、
相談者:彼女と、関係を持って、続けられるのか・・っていうのを、聞きたくて、ご相談しました。
相談者:ちょっと・・ややこしい・・
加藤諦三:ややこしくないよ、非常に、ん、ん、明白だよ。
相談者:あっ(苦笑)、
加藤諦三:だって(苦笑)、別れたくない・・恋愛を続けたい。
相談者:はい。
加藤諦三:だけど障害は・・距離だ。
相談者:はい。
加藤諦三:どうしたらいいんでしょう?ってことでしょう?
相談者:そうですね。
加藤諦三:これ結構、質問として、
相談者:はい。
加藤諦三:ものすごい、無理な願望を、考えていない?
相談者:あ、ああ・・そうですねぇ、
相談者:まぁ多少、無理では、あるところであるかなとわたしも思ってました。
加藤諦三:夏になった、
加藤諦三:オーバーコートは、
相談者:はい。
加藤諦三:そのまま着ていたい。
マドモアゼル愛:(苦笑)
加藤諦三:どうしたら、
加藤諦三:涼しく、
相談者:はい。
加藤諦三:暮らせますか?って言われたら、
相談者:はい(苦笑)。
加藤諦三:「オーバーコート脱ぎなさいよ」ってしかないでしょう?
相談者:そうですねぇ、
加藤諦三:だけどあなたはオーバーコート脱ぐのは嫌なんだよね。
相談者:そうですねぇ、
加藤諦三:遠距離を通してまでこの恋愛、
加藤諦三:それほど好きではないんですよね?
相談者:あ、いえ・・好きですよ。
加藤諦三:いや・・好きなら、
加藤諦三:別れなくていいでしょう?
・・
加藤諦三:要するに、それほど好きではないってことですよ。
相談者:ん・・そう・・なんですかねぇ、まぁ、わたしとしてはそのぅ・・彼女・・が、遠距離恋愛で、辛い思いをするのであれば、
加藤諦三:うん、
相談者:そこは、引くしかないのかなと思って、
加藤諦三:うん、
相談者:まぁ、わたしの中では彼女を思って、
加藤諦三:うん、
相談者:別れたという・・気持ちではいるんですけど、
加藤諦三:うん、あなたは、彼女のことを思って別れた、って言うんですけど、彼女は、その別れるときにどうだったわけ?
相談者:遠距離恋愛で、会える時の楽しさより、
相談者:会えない時の辛さの方が、
相談者:辛い・・って言われたんですよね。
加藤諦三:はい。
相談者:なので、まぁ、そういった、明確な・・別れというか、
相談者:というのはまぁ深くも聞かず、別れてしまったと。
相談者:でぇ、ホントにあのわたしの気持ちとしては、
相談者:すごく・・好きだったので、ホント結婚も・・考えて、
相談者:いたのでぇ、
加藤諦三:うん、
相談者:まぁその考えていた分、別れたのが、ちょっと辛いので、
相談者:ちょっと前に進めないっていう状況ですねぇ、
加藤諦三:あ、ちょっとあなた自身のことじゃなくて彼女の、ことだから、正確に、答えられないかもしれないけれど、
加藤諦三:彼女は、
相談者:はい。
加藤諦三:どうして別れたわけ?
相談者:相手の気持ちなので・・ん、ちゃんとは詳しくは知れてないという状況ですね。
加藤諦三:はああ、そうすっと今の状態としては、
相談者:はい。
加藤諦三:さっき言ったような、に・・要するに「恋愛関係は終わりにしましょう」と、
相談者:はい。
加藤諦三:だけど・・関係・・を、
相談者:はい。
加藤諦三:なくすのは嫌だから、これからは友達でいましょうと、
相談者:はい。
加藤諦三:いうのが現在の2人の、
相談者:はい。
加藤諦三:話し合いの結果?
・・
相談者:そうですね、一応・・そういった話にはなったんですけど、
加藤諦三:はい。
相談者:彼女としては別れたのに、
相談者:ずっと連絡を取り合うのも、ちょっと、ま、変な、感じもするし、
加藤諦三:うん、
相談者:彼女が・・仕事が・・2ヶ月ほど前から、忙しくなって、まぁ、連絡は返せないという状況になって、
加藤諦三:うん、
相談者:連絡を返したりするのが負担であるの、なら、気持ち的にも、仕事的にも、落ち着いたらそちらから連絡して下さいとは言ってあるんですよね。
加藤諦三:ええ、
相談者:でそこで、約2カ月間・・は、連絡をとってないっていう状況で、
加藤諦三:はい。
相談者:わたしとしては、そこ・・で、連絡も、取りたいなぁと言うところであるんですけども、そちらから連絡してくださいと言った以上、わたしから、連絡するのも変な話だしと、思ってぇ、
加藤諦三:うん、
相談者:もんもんと、今、してますねぇ、はい。
加藤諦三:はいわかりました、心についてのエッセイストとしてお馴染みの、マドモアゼル愛先生がいらしてるので、
相談者:はい。
加藤諦三:伺ってみたいと思います。
コメント一覧
別れた彼女の方は気持ちに区切りをつけて先へ進んでいる。
いまさら相談者に費やす資源(時間・手間)は無いよ。
釣り損ねた魚は大きくても、追うのは愚かなこと。
今度はタモを用意して、また一から出直すのが吉。
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