テレフォン人生相談 2021年1月4日(月)
パーソナリティ:加藤諦三
回答者:中川潤(弁護士)
子供が3歳になり妻がもう一人欲しいと言ってきた。妻を見ていても子育てが大変そうなので、自分としてはいらないと妻と意見が食い違っている。今でさえ時には子供にイライラする事があり、もう一人ともなると手をあげてしまいそう。
相談者は35歳男性、妻33歳、長男3歳
加藤諦三氏の〆の言葉『喜びと苦しみは一緒にやってくる。』
目次
二人目の子供で夫婦の意見が食い違う
加藤諦三:もしもし?
相談者:あっ、もしもし?
加藤諦三:はいテレフォン人生相談です。
相談者:よろしくお願いします。
加藤諦三:最初に年齢を教えてください
相談者: 35歳です。
加藤諦三: 35歳、結婚してます?
相談者:はいしてます。
加藤諦三:奥さん何歳ですか?
相談者: 33です。
加藤諦三: 33歳、お子さんは?
相談者:息子が1人・・ 3歳です。
加藤諦三:3歳・・
相談者:はい。
加藤諦三:はいわかりましたそれで、どんな、相談ですか?
相談者:端的に言いますと、
加藤諦三:はい。
相談者:子供、を、 2人目をどうするかということで、妻と、意見が食い違いまして、
加藤諦三:はい。
相談者:それで、お電話させていただきました。
加藤諦三:あ、そうですか、
相談者:はい。
加藤諦三:あなたはもう1人、
相談者:あっ、えっと、わた・・
加藤諦三:欲しいの?
相談者:わたしが・・いらないと、妻が欲しいと、
加藤諦三:あなたの方がいらないっていうことね?
相談者:はい。
加藤諦三:あなたが・・いらないっていうのは・・大変で、
相談者:そうです。
加藤諦三:もう1人は「もう俺は無理だ」と、そういうこと?
相談者:はい。
加藤諦三:でぇ奥さんのほうは、
相談者:はい。
加藤諦三:子供2人がいて、両親がいてっていう・・
・・
加藤諦三:そういう・・のが理想の、
加藤諦三:家族像なんでしょうね?
相談者:はい。
相談者:そうです。
加藤諦三:うんうん、それでぇ・・どのぐらい話し合ってるの?
相談者:もともと・・ま結婚・・する・・時に、
加藤諦三:うん、
相談者:そういう話、してますよね、子供は何人欲しいとか、
加藤諦三:ええ、ええ、
相談者:わたし自身も兄弟がいますのでぇ、
加藤諦三:うん、
相談者:僕も2人・・ぐらいは・・とは思っていたんです、
加藤諦三:うん、
相談者:最初、
加藤諦三:うん、
相談者:でぇ、妻も、2人乃至3人・・は、欲しいなと、いうことでぇ、
加藤諦三:うん、
相談者:でぇ上の子が、生まれてぇ、年子はちょっと、大変かなぁ・・っていうことで、
加藤諦三:うん、
相談者:2つぐらい、離したところで、
相談者:「もう一人生まれるといいね」っていうことだったんですけど、
加藤諦三:うん、
相談者:まぁなかなか恵まれずにですねぇ、
加藤諦三:うん、
相談者:僕自身も、大変だなっていうことは思ってたんです、その上の子が、今の子が・・今に至るまでに、
加藤諦三:はい。
相談者:はい。
相談者:でぇ・・もう1人、ここにいたらっていう(苦笑)・・
加藤諦三:うん、
相談者:ふうに思うとちょっと、大変だなと・・そういうふうに思っていまして、
加藤諦三:うん、
相談者:なかなか・・妻には言えなかったんです、それを、
加藤諦三:うん、うん、
相談者:したら、先週ぐらいにですねぇ、
加藤諦三:うん、
相談者:妻が・・スゥゥ・・そろそろ2人目をということを、
加藤諦三:うん、
相談者:言い出しましたのでぇ、
加藤諦三:うん、
相談者:でぇそこで、僕が、「いらないんじゃないかと思う」ということを、
加藤諦三:うん、
相談者:伝えました。
・・
加藤諦三:あなた、結構・・35歳で、しっかりして成熟してるんだねぇ、
加藤諦三:最近・・父親になったのに、父親という意識があんまりない・・男性と、母親になった・・っていうことの意識がない・・
相談者:あーん・・うんうんうん、
加藤諦三:ただ、子供が欲しいって言って子供を・・
相談者:はぁい。
加藤諦三:作ってしまうっていう・・
相談者:うーん・・
加藤諦三:母親がいるんですけどねぇ、
相談者:はぁい、はい。
加藤諦三:やっぱり・・
加藤諦三:「いやぁ・・父親って大変だぁ・・」とか、
加藤諦三:「母親って大変だ・・」っていう、
加藤諦三:これ責任感がないとその、
相談者:うーん・・
加藤諦三:「もう大変だ、助けてくれ」っていうのはないんですけれども、
相談者:はぁい。
加藤諦三:あなたそれあるんだよねぇ、責任感が、
相談者:そうですねぇ、やっぱどうしても・・できたからには、とは思ってるんです、ただ・・それをもう一人・・でぇ、と思うとちょっと・・重荷に感じてしまう部分がありましてぇ、
加藤諦三:うん、
相談者:うん、
加藤諦三:それでぇ、
相談者:はい。
加藤諦三:だんだん深刻になってきてるわけ?
相談者:いえ、その場では、今、お話させてもらってようなことを妻にも告げましてぇ、少し厳しいんじゃないかと、ただまぁ妻のほうも・・
・・
相談者:僕から見ていると、
相談者:少し、大変なんじゃないかなぁ・・っていう・・気は、しましてぇ、
加藤諦三:うん、
相談者:そのことについても・・妻に話をしたらですねぇ、
加藤諦三:うん、
相談者:「わたしも、それは、思う」ということでぇ、
加藤諦三:うん、
相談者:イライラ・・しているところ、あなたに見せて、しまっているな・・っていう・・のは、あるなということでぇ、
加藤諦三:うん、
相談者:どちらかと言うと、もしかしたら・・わたしも、妻も・・子育て、には向いてないんじゃないか・・っていう話まで、いったんです。
加藤諦三:うん、
相談者:ただ・・そこまで話をして、結果妻は、「それでもわたし一人欲しい」と、
加藤諦三:うん、
相談者:という、ことでしたのでぇ、
加藤諦三:うん、
相談者:わたしと、妻に意見は、結局、食い違ったまんま、
加藤諦三:うん、
相談者:その場、で、話を終えましてぇ、
加藤諦三:うん、
相談者:それから・・一切、そういう話をしていないんですけれど、なんとなく・・それを、お互いに意識しているような、気はしています。
加藤諦三:うん、
相談者:はい。
加藤諦三:だけどそのぅ、今3歳の子、育ててる・・ときの、
相談者:はい。
加藤諦三:もうそれは大変は大変だけれども、
相談者:はい。
加藤諦三:満足感のほうもあるわけでしょ?
相談者:はい、後悔はないです。
加藤諦三:後悔はない・・
加藤諦三:人生ってのは・・皮肉なもので、楽しさだけが来るってことは・・
相談者:あ、ああ・・
加藤諦三:まずないんですよねぇ。
相談者:はい。
加藤諦三:必ず楽しさと厳しさとが・・カムトゥギャザー・・って、一緒にやってくるんですよね。
相談者:はい。
加藤諦三:喜びと苦しみっていうのが、
相談者:うん・・
加藤諦三:だからもし、
相談者:うーん・・
加藤諦三:子供が・・っていうふうに、そちらを、
相談者:はい。
加藤諦三:ふた***選んだときには、
加藤諦三:-喜の方を・・
相談者:はい・・はい。
加藤諦三:考えて、
相談者:はい。
加藤諦三:そっちを選ぶと、
相談者:はい。
相談者:はい、はい。
加藤諦三:選択ってことは、捨てるってことですから、
相談者:はい。
加藤諦三:両方欲しいったって、それは無理な話ですからね、
相談者:うーん、うん・・はい。
加藤諦三:だから・・どっちを選ぶかっていうことは、必ず、どっちを捨てるかっていうとこなんですよ、
相談者:はい。
加藤諦三:大変難しい問題なんですけど、
相談者:はぁい。
加藤諦三:だと思うんですけども、
相談者:はい。
加藤諦三:今日は、あの、スタジオにですねぇ、
相談者:はい。
加藤諦三:人生、すべてにわたって、
加藤諦三:深い、造形を、お持ちの、中川潤先生がいらしてるので、
加藤諦三:伺って、みたいと、思います。
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