テレフォン人生相談 2021年1月16日(土)
パーソナリティ:今井通子
回答者:塩谷崇之(弁護士)
結婚生活17年で別居して33年、夫は一つ歳下の女と同棲中。5ヶ月前に義母が他界すると嫌がらせで夫と女が一緒に離婚届を持ってやってくる。慰謝料も財産分与もいらない。ただ6歳で亡くなった息子と同じ墓に入りたいから離婚に応じないだけ、この先、女が離婚裁判を起して不利になることがあるだろうか?
相談者は70歳女性、夫70歳、結婚した子供3人(長女49歳、長男48歳、次男45歳、それぞれ子供が3名ずつ)他に6歳で亡くなった男の子。結婚生活17年で別居し33年、夫と同棲中の女69歳、義弟65歳、義父20年前に74歳で他界、義母5ヶ月前に94、5歳で他界
目次
子供と同じ墓に入りたいので離婚しない
今井通子:もしもーし・・
相談者:はい。
今井通子:テレフォン人生相談です。
相談者:はい、よろしくお願い致します。
今井通子:はぁーい、こちらこそ、
相談者:はい。
今井通子:今日はどういったご相談ですか?
相談者:えーっとまぁ、法律にかかわるものと、あと、これからどんな生き方って言うのかしら、どんなして生きていけばいいのかなぁ・・っていうの・・です。
今井通子:はい・・あなたおいくつ?
・・
相談者:えっと70です。
今井通子:70歳・・具体的にはどんなこと?
相談者:結婚したのはもう50年前、
今井通子:はい。
相談者:しゅ・・じん・・も、おんなじ歳・・でぇ、子供が3名いてぇ、
今井通子:はい。
相談者:あ、女、男、男、
相談者:はい。
今井通子:お歳はおいくつぐらい?
相談者:49・・48・・45、
相談者:はい。
今井通子:でぇ、皆さんもう、ご結婚されたか何かしてるの?
相談者:そう、そうですねぇ、はい、それぞれ結婚して・・
今井通子:じゃあ、お孫さんもいらっしゃるの?
相談者:そうです、それぞれ3名います・・子供、
今井通子:はい。
相談者:でぇ、結婚生活が17年・・
今井通子:はい。
相談者:でぇ、その後の33年は、別居・・
今井通子:はい。
相談者:中(ちゅう)です。でぇ、おんな・・の人の所に行ってぇ、
相談者:ずっと、そこで、暮してるんですね。
相談者:主人・・
今井通子:あ、同じ方の所へね、
相談者:そうですはい、もうずっと、そこに、暮してるんですね。
今井通子:はい、ご主人がね、
相談者:でぇ・・はい。
今井通子:はい、女の方、おいくつぐらい?
相談者:一つ下です、わたしの、
今井通子:っていうことは今、69歳っていうこと?
相談者:そうですねぇ、
今井通子:はい。
相談者:はい・・でぇ、結婚してずーっと、もう、主人の実家と同居、親と同居したりしてぇ、行ったり来たりをしてるんですけれど、
相談者:でぇ、主人を呼んで、舅、わたしから言えば、義理の父、
今井通子:はい。
相談者:が、「どうする?」って言ったら、「戻らない」って言っていたのでぇ、
今井通子:はい。
相談者:お義父さんが、「絶対、離婚はさせない」「お前が出て行け」って、息子に、
相談者:でぇ、離婚はさせなかったんですね、でぇわたしも、亡くなった子がいるのでぇ、
相談者:同じ墓に入りたいから、離婚はしたくないんですよ。
今井通子:あ、でぇ、もう・・一人、お子さんがいたわけ?そうすっと?
相談者:そうです、はいはい。
今井通子:そのお子さんは、男のお子さん?
相談者:おと・・はいはい。
今井通子:男のお子さんは、これ・・えーっと、いくつの時、亡くなっちゃったの?
相談者:6歳、
今井通子:あ、6歳でぇ・・
相談者:はい。
今井通子:ご病気?
相談者:はい。
今井通子:あのぅ、あなたの、義理のお父さま、
相談者:はい。
今井通子:は(わ)・・
今井通子:もう今は、ご存命して・・
相談者:あ、もう、他界してぇ、
今井通子:ですよねぇ、
今井通子:おいくつぐらいまで生きてらしたの?
相談者:70,4・・
今井通子:74歳?
相談者:はい。
今井通子:そうすると、亡くなってから・・今、何年目ですかねぇ?
相談者:あ、20年ちかく、
今井通子:20年ぐらい前、はい。
相談者:はいはい。
・・
相談者:でぇ・・義理の母は、
今井通子:うん、
相談者:今から5ヶ月ぐらい前に、亡くなったんですねぇ、
今井通子:ということはもう、100歳超えてらしたの?
相談者:いえ、90・・4,5歳、
今井通子:94、5歳でぇ、はい。
相談者:はいはい。
相談者:でぇ・・
今井通子:でぇ、
相談者:両親がいるときは、
今井通子:うん、
相談者:この、女の人は、あん・・は(わ)、しょっちゅう両親も、わたしの味方してぇ、
今井通子:ふん、
相談者:いろいろと文句言っていたんですけど、
今井通子:うん、
相談者:亡くなったあとに、だんだん、だんだん・・前からちょっと意地悪は、していたんですけど、
今井通子:ん、
相談者:しょっちゅう離婚の用紙を持ってきたり、
相談者:あのなにかと、意地悪、するんですね。
今井通子:この女性が(笑)・・
相談者:はい。
今井通子:あなたに対して?
相談者:はい。
今井通子:離婚届を持ってきたりするの?
相談者:はい、もうこれはあのぅ・・
相談者:だいぶ前から、そういうことあったんで、わたしは、
相談者:自分の主人が悪い・・あちらのお家に入っているから悪いと思って、無視していたんですよ、ずっと、
今井通子:はい。
相談者:でぇ最近は、両親が亡くなったもんですから、強気になって、
相談者:もう、
相談者:余計、これがエスカレートしてぇ、いろいろ?
今井通子:はい。
相談者:「離婚を・・してくれぇ・・」みたいな、
今井通子:あなたとご主人は、
相談者:はい。
今井通子:離婚してないんですよね。
相談者:そうですはい。
今井通子:今でも、
相談者:はい・・でぇ、
今井通子:だけど、実質的には・・女の方・・
相談者:はい。
今井通子:が・・・ご主人と一緒に暮らしていてぇ、
相談者:はい。
今井通子:離婚届を持ってきたのは、女の人が・・だけが持ってきたの?
・・
相談者:ああ、えっと主人・・
今井通子:ご主人も一緒に来たの?
相談者:一緒に、はい、一緒に、
今井通子:ああ、なるほど・・はい。
相談者:はい。
今井通子:ちょっと伺いたいんだけれども、
相談者:はい。
今井通子:ご主人にはご兄弟いらっしゃる?
相談者:義弟が、一人、
今井通子:義弟さんがいらっしゃる?
相談者:はいはい。
今井通子:おいくつぐらい?
相談者:65・・5・・***
今井通子:65歳ぐらい?
相談者:はいはいはい。
今井通子:はい。
相談者:え・・
今井通子:でぇ、義弟さんも、結婚されてる?
相談者:はい。
今井通子:はい。
今井通子:そうすると義弟さんも・・義理のお母さんと一緒に住んでるわけじゃあなかったのね?
相談者:じゃあ、ないです、はい。
今井通子:はい、じゃあ、義弟さんも、お、え・・お子さんはいらっしゃるの?
相談者:はい。
今井通子:でぇ、お義父さま亡くなりました。お義母さん亡くなりました。
相談者:はい。
今井通子:その時の・・遺産相続とか、そういうのはもう、みんな済んでるの?
相談者:いえ、あのぅ・・畑と、義父が、建てたお家は、あるんですけど、その、お家?
今井通子:はい。
相談者:この女の人が、別の人に貸してぇ・・今、家賃をとってる状態なんですよ、でも、
相談者:うちの・・あの、主人が貸してると言えば、もうそれまでではあるんですけど、
今井通子:あの・・ご主人は・・
相談者:はい。
今井通子:お義弟さんいらっしゃるんでしょ?
・・
相談者:はいはい。
今井通子:今回、お義母さまが、5ヶ月前に亡くなりました。
相談者:はい・・はい。
今井通子:そうすると、その、お義母さまが、
相談者:はい。
今井通子:お義父さまから相続したりしててぇ、
今井通子:ご主人とお義弟さん、2人でぇ・・
相談者:はい。
今井通子:お義母さんの・・遺産を今度、
相談者:はい。
今井通子:相続してわけじゃない。
・・
相談者:義弟も・・全然財産はいらない・・
今井通子:うん、うん、
相談者:みたいな・・ことを言うんですね。
今井通子:なるほど。
今井通子:はい。
・・
相談者:うん、
今井通子:そこでぇ、あなたが、今・・お聞きになりたいことは、どういうことですか?
相談者:あのぅ、この、この相手の女性は、しょちゅう離婚してって言って、離婚用紙持ってきたり、まぁ、前からですけど、わたしがずっと無視していたんですけども、これは無視できないなぁ・・って最近、思ってるんですね。
今井通子:はい。
相談者:もし・・この女性が、裁判所行ったらぁ・・
相談者:わたしは不利に・・なるのか?って、これから・・どんなし・・た方がいいのかなぁ・・っと、
相談者:ちょっと悩んで、いるんですよ、でぇこの相談を、聴きたくて、
・・
今井通子:離婚したくない理由っていうのは、
相談者:はい。
今井通子:ご主人と、一緒になりたいわけじゃなくてぇ、
今井通子:えーっと、お子さんもお墓に入っているし、
相談者:はい。
今井通子:あなたも、そこのお墓に入りたい、
相談者:はい。
今井通子:要は、
相談者:はいはい。
今井通子:ご主人の、義理の、お父さんたちの・・名前?
相談者:はい。
今井通子:そのまんま?
相談者:はい。
今井通子:うん、でぇ、一生終わりたいっていうことね?
相談者:はい。
今井通子:はい。
今井通子:今日はですねぇ、
相談者:はい。
今井通子:弁護士の、塩谷崇之先生がいらしてますので、
相談者:はい。
今井通子:伺ってみたいと思います。
相談者:はい、よろしく・・
今井通子:先生よろしくお願いいたしまぁーす。
相談者:はい、お願い致します。
コメント一覧
私は死後の世界なんてものを信じていませんから、同じ墓に入るなんてことにこだわる人の気持ちが理解できません。
そもそも日本で庶民が墓を作るようになったのは平安末期から鎌倉期にかけてのころで、それまでは化野や鳥辺山、加茂の河原などに死体を打ち捨てて風葬にするのが一般的だったのです。(京都の場合)
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