テレフォン人生相談
加藤諦三・大原敬子

加藤諦三・大原敬子
テレフォン人生相談 2021年1月25日(月)
パーソナリティ:加藤諦三
回答者:大原敬子(幼児教育)
17歳の学生さんから、父の話を聞きたくないので話かけられないように食事の時も目を伏せている。この嫌いな父にどう対応したらいいでしょうか?というご相談。

相談者は17歳男性(高校生)、父49歳、母49歳、一人っ子。

加藤諦三氏の〆の言葉『人を理解する為には、まず自分を理解すること。』

目次

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父からの自立

加藤諦三:もしもし?

相談者:もしもし?

加藤諦三:はい、テレフォン人生相談です。

相談者:こんにちは。

加藤諦三:最初に、年齢を教えてください。

相談者: 17歳です。

加藤諦三: 17歳、

加藤諦三:高校生?それとも、はたら・・

相談者:高校生です。

加藤諦三:高校生ですか?

相談者:はい。

加藤諦三:ご両親と一緒に暮らしてるの?

相談者:はい。

加藤諦三:ご両親何歳ですか?

相談者: 49歳です、両方とも。

加藤諦三:で、兄弟は?

相談者:兄弟はいません。

加藤諦三:一人っ子?

相談者:はい。

加藤諦三:はいわかりました、それでどんな相談ですか?

・・

相談者:父親との、関係に・・

相談者:すごい悩んでて、今、

加藤諦三:はぁい。

相談者:家に居るときは、あまり・・父親の話を聞きたくなくて、

相談者:なるべく、父親に話かけられないように、

加藤諦三:うん、

相談者:いつもあの目を、伏せて、ご飯とかとってるんですね、

加藤諦三:ふん、

相談者:最近その様子・・を、気にかけた父親が、「どうしたのか?」っていうふうに聞いてきて、その原因が父親だって事は言えないので、どうしたらいいかっていうので、電話させていただき***

加藤諦三:なんでそんなに・・イヤなんですか?

相談者:幼稚園の頃に、

加藤諦三:はい。

相談者:ちち・・親が・・自分の部屋とかに、

相談者:強引に入ってきて、

加藤諦三:はあ・・はあ・・

相談者:「プロレスごっこだ」とか言って、組み伏せたりとか、本人はあのぅ、遊びのつもりでやってるんですけど、僕・・にとっては、全然そういうのは・・

相談者:遊びじゃなくて、

加藤諦三:まぁ要するに、

加藤諦三:嫌いだったわけですよねぇ?

相談者:はい。

加藤諦三:単純に、

相談者:でその・・状況のところに、

加藤諦三:うん、

相談者:今あのぅ・・

相談者:大学入試を控えてまして、

加藤諦三:うん、

相談者:入試に関する話をされるときも、その・・

加藤諦三:うん、

相談者:話す内容が同じ事なんですよね、毎回毎回、

加藤諦三:毎回同じ事を?

相談者:「お前はあの、古文ができないから・・」

相談者:「古文を・・」

相談者:「まぁやらなきゃいけない」と、また・・

相談者:っていうのはわかるんですけど、

加藤諦三:うん、

相談者:一番・・僕がイヤなところは、

加藤諦三:うん、

相談者:学歴・・を、重視、する、とか、

加藤諦三:うん、

相談者:同じ会社の、あいつはどこどこの出で、同じ学校の、誰々はどこどこ行ってぇ、どこどこ勤めてぇ・・っていう・・

加藤諦三:ああ・・

相談者:話を・・するんです。

加藤諦三:その話聞くと、お父さんがイヤだっていうのはわかります。

相談者:うーーん・・

加藤諦三:そのほかに・・は、ないの?

相談者:ありますあります。理不尽な・・論理みたいなのを、押し付けてぇ、くる。

相談者:例えば・・釣りに行った時の話なんですけれども、

加藤諦三:はい。

相談者:電車の席が、たくさん空いててぇ、

加藤諦三:はい。

相談者:父は座ったんですけども、わたしは座らなかったんですねぇ、

加藤諦三:あい。

相談者:それでぇ、釣り・・に、行く・・約束の時間みたいのがあってぇ、

加藤諦三:はい。

相談者:それに合わせて電車も乗ってたんですけども、

加藤諦三:はい。

相談者:乗り換えを、間違えてしまいましてぇ、

加藤諦三:はい。

相談者:間違えたってわかったときに、それは「お前が・・」あのぅ、「立ってるせいだ」って言うんですよ。

加藤諦三:はああ、ああ、基本的に、

相談者:はい。

加藤諦三:お父さんと・・あなたとが・・好きじゃないから・・乗り間違えたっていうことが問題になるんでぇ、今あなた「理不尽だ」ってこと言いましたけど、

相談者:はい。

加藤諦三:理不尽っていう、大袈裟な話じゃないでしょう、

相談者:あ、ああ・・

加藤諦三:もともと嫌いな人がこういうことやったから、それが面白くないっていうだけの話でしょう。

相談者:うーん・・

加藤諦三:もともと嫌いなんじゃないの?

相談者:意識はしてないですけども、

加藤諦三:うん、

相談者:幼少期の記憶とか、やっぱりあるのでぇ、

加藤諦三:うん、

相談者:その、散々もう、泣かされたとか、

加藤諦三:うん、

相談者:組み伏せたりとか、

加藤諦三:うん、

相談者:本人は、愛情を持って接してるんだっていうふうに・・はい。

加藤諦三:んでぇ、「愛情を持って」っていうのは本人が言ってんの?

相談者:はい。

相談者:あっ、これは・・あのぅ、

加藤諦三:ん?

相談者:数ヶ月前の話になるんですけども、

加藤諦三:ええ、

相談者:僕が風呂に入ってるときに、

加藤諦三:ええ、

相談者:お父さんが・・入って来ようと、しましてぇ、

加藤諦三:はい。

相談者:まぁ僕はあのぅ・・「いいよ」「いいよ」っていう、ふうな、素振りを見せたんですけども、

加藤諦三:はい。

相談者:それでもあの、強引に入って来ましてぇ、

加藤諦三:はい。

相談者:でぇわたしが外に出たんですねぇ、そのときに、

加藤諦三:はい。

相談者:そしたら・・出て来た、父が、

・・

相談者:「これは愛情でやってることなんだ・・」

相談者:「それをなんでわかんないだ」・・って言ってぇ、

加藤諦三:あ、ああ・・

相談社:生き方が・・そういうのでぇ・・あっ、すいません。

加藤諦三:お父さん、さっき、学歴って言ったけれども、

相談者:はい。

加藤諦三:お父さん、物凄い劣等感持ってんだよねぇ。

相談者:ああ、あ・・

・・

加藤諦三:単純に去勢恐怖じゃないの?

相談者:うーん・・

加藤諦三:息子のほうが、

相談者:はい。

加藤諦三:父親から、

相談者:はい。

加藤諦三:自立する。

加藤諦三:一人の男となる。

相談者:うん、うん、うん、

加藤諦三:ところが、父親のほうが、

相談者:はい。

加藤諦三:息子が、一人の男となることを好まない。

相談者:うん、

加藤諦三:そういうのは、去勢恐怖って言ってぇ、

加藤諦三:昔から・・父親と息子と・・の、葛藤の中である話なんですよ。

相談者:うーん、なんか・・父親のm、実家のほうでも、

加藤諦三:うん、

相談者:父親の父親、僕の、祖父・・と、

相談者:結構、喧嘩したりとか、そういうことがあるみたいでぇ、

加藤諦三:それはあるでしょうね、だってぇ、そのあなたの・・お父さんが、男になってないんだもん。

相談者:ホウ、

加藤諦三:これはねぇ、・・人間が成長する根本的な、ゆ・・原理なんですよ。

相談者:はい。

加藤諦三:フロイドが、人類、共通の課題って言ったの、

相談者:うん、

加藤諦三:男であろうが、女であろうが、背が高かろうが低かろうが、

加藤諦三:人類共通の課題が、オイディクスコンプレックス(Oedipus complex・エイディクスコンプレックスとも)の解決なんです。つまり・・父親からの、自立が、

相談者:うん、

加藤諦三:人類共通の課題なんですよ。

相談者:うーん・・

加藤諦三:でぇ、その・・典型的にこの人類共通の課題を、

相談者:ふふふ、

加藤諦三:表してるような、家庭なんですよ。

相談者:ああ・・

加藤諦三:あなたが、父親は、男としてぇ、自立できてない。

相談者:うん、

加藤諦三:それは、あなたの、父親の父親、祖父・・が、男になってない。

加藤諦三:その結果としてぇ、あなたも、去勢恐怖を持ってぇ、17歳になってるけど、まだ男になっていない。

相談者:うん、

加藤諦三:ということは、同時に母親からも自立してないんです。

相談者:はい。

加藤諦三:母親からの、心理的離乳は遂げられてないんですよ。

相談者:実感あります。

加藤諦三:だから先ほど、「父親の言うことが理不尽」・・って言ったけれども、

相談者:はい。

加藤諦三:言ってることの1つ1つは、そりゃ、どうだっていいことでしょう、みんな、

相談者:うん、そうですねぇ、

加藤諦三:うーん、だけども・・どうだっていいことの、裏に隠れている本質は何かっていうと、

加藤諦三:性のアイデンティティーの崩壊なんです。

相談者:うん、

加藤諦三:男であることの自信・・それができていない。

相談者:うん、

加藤諦三:だからあなたのお父さんは、あなたをイジメますよ。

相談者:うん、

・・

加藤諦三:でぇ、お父さん、

相談者:はい。

加藤諦三:劣等感というよりも、

加藤諦三:自分に対する失望なんですよねぇ、

相談者:うーーん・・

加藤諦三:自分への失望を・・癒そうと思って、あなたをイジメてるわけですからぁ、

相談者:うん、

加藤諦三:相当・・しつこい、イジイなんだよ。

相談者:なんか、わたしの母は、

加藤諦三:うん、

相談者:「父親を変えられるのは・・あなただけだ・・」っていうふうに毎回言うんですよ、僕に、

加藤諦三:うん、

相談者:そのぅ、はい。

加藤諦三:父親を変えるっていうことは・・あなたが父親から自立するってことですよ。

相談者:ああ、ああ・・そのイジメの関係を解消するっていうことですか?

加藤諦三:うん、イジメの対象であることを、拒否する。

相談者:うん、

加藤諦三:それが父親を変えるってことです。

相談者:うーん・・

加藤諦三:だけど、あなたしつこくイジメられてる割には、結構、暗い、声出してないねぇ、

相談者:家では暗く装ってるが故に、父親に「どうしたのか?」「大丈夫か?」・・なんて言われてぇ、

加藤諦三:うん、

相談者:このまま、演じてるわけにもいかず、

加藤諦三:うん、

相談者:どうしたらいいか・・っていうのでぇ、あのぅ、電話させていただいたんですけど、

加藤諦三:うん、・・

相談者:はい。

加藤諦三:でぇ、今日のあなたの相談というのは、

相談者:はい。

加藤諦三:
そういうお父さん、嫌いだけども、わたしこれからどうしたらいいでしょう?ってことねぇ、

相談者:はい。

加藤諦三:今日はスタジオに、幼児教育研究の大原敬子先生がいらしてんのでぇ、伺ってみてください。

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