テレフォン人生相談 2021年2月20日(土)
パーソナリティ:加藤諦三
回答者:坂井眞(弁護士)
正確な年齢は明かしたくない30代後半の女性から、18年付き合いのある大事な方で親友でもあるパートナーの50代後半の彼が、脳卒中で倒れた。緊急連絡先に自分を指定してあったので連絡が来る。彼は意識なくあと2ヶ月で退院しなければならない。彼の母親は地元の介護施設に入れようと思っているが、相談者は自分の費用で先進医療を受けさせたいと考えていた。近くにいる親族に成年後見人を相談者にして申し立てをしてほしいとお願いするもお金を預けるのはどうかと固辞される。何等かの手は打てないものか?
相談者は30代後半の女性(独身・結婚歴なし)、50代半ばの親友でありパートナーの男性(独身)、彼の父86歳、彼の母81歳、彼の弟50代(入院中)
加藤諦三氏の〆の言葉『人は相手の無意識に反応いたします。』
目次
親友である彼に先進医療を受けさせたい
加藤諦三:もしもし?
相談者:あ、もしもし?
加藤諦三:はいテレフォン人生相談です。
相談者:こんにちは、
加藤諦三:はい。最初に年齢を教えてください。
相談者:はい、え、30代の後半です。
加藤諦三: 30代の、後半?
相談者:はい。
加藤諦三: 30何歳とは言いたくない?
相談者:はい。
加藤諦三:ああそうですか、はいわかりました。
加藤諦三:それで今は、結婚してるんですか? 1人ですか?
相談者:あ、えーっと、していません。
加藤諦三:ずーっと1人?
相談者:えっと、ずーっと、 1人です。
加藤諦三:ずーっと1人ですか、
相談者:はい。
・・
加藤諦三:で今、ご両親は?
相談者:あ、
加藤諦三:とは一緒に生活してないんですね?
相談者:はい。
加藤諦三:はいわかりました。それでどんな相談ですか?
相談者:はい、結婚の予定はなかったんですけれども、
加藤諦三:はい。
相談者:あの18年ぐらいずーっと、お付き合いしている、あの大事な方が、いまして、
加藤諦三:はい。
相談者:親友と、いうか、
相談者:あのパートナーというか、あの何かあったときに、お互い助け合うような関係の方が、いたんですけれども、
加藤諦三:男性、女性、
相談者:男性で、
加藤諦三:あの結婚してない、ですね?
相談者:してないです、はい。
加藤諦三:そいで、年齢は、どのぐらいの方か?
相談者:わたしより20歳ぐらい、年上の方なんです。
・・
加藤諦三: 20歳?
相談者:はい。
加藤諦三:という事は、 50・・代、後半?
相談者:はい、半ばです。
加藤諦三:わかりました。
相談者:はい。
加藤諦三:であなたは結婚、したいとは思わなかったの?
・・
相談者:うーんっと、ちょっとそういう関係では、なく、
相談者:ただ、まぁ大事な人だったという、事なんですけど、
加藤諦三:相手の男性も、
相談者:はい。
加藤諦三:あなたと同じような気持ちだったわけ?
相談者:スゥ・・あのぅ・・友達関係が、ずーっと続いたということです。
加藤諦三:友達関係が、続いた、
相談者:うーん、
加藤諦三:はいわかりました。
相談者:はい。
加藤諦三:それで?
相談者:の方が、半年、ほど前に、
加藤諦三:はい。
相談者:えーっと、ちょっと脳の、急病で、
加藤諦三:はい。
相談者:あのぅ・・重篤な、障害を、負いましてぇ、
加藤諦三:の、脳の・・
相談者:まあ・・わたし・・
加藤諦三:病気って言うと、なんか脳こうそくで、
・・
相談者:はい脳卒中です。
・・
加藤諦三:あ、ああーん、はい。
・・
相談者:こう家族は、健在なんですけれども、
加藤諦三:はい。
相談者:ま、遠方だったということと、
加藤諦三:はい。
相談者:まぁわたしが、家も近くて、えーっと、一番、身近な・・
相談者:だったので、
加藤諦三:はい。
相談者:あのぅ・・ずっと看病して、来たんですけれども、
・・
加藤諦三:びょう、と、当然、病院、入院してるわけですよね?
相談者:はい、はい、そうです。
加藤諦三:であなたは、看病していた。
相談者:はい。
加藤諦三:はい。
相談者:え、えーっと、あと、 2か月ほどで、病院を退院しなければ、いけない、
加藤諦三:はい。
相談者:**に、なりましてぇ、
加藤諦三:はい。
相談者:え、でぇわたしは、こう家族も高齢だったり、他にも障害をお持ちだったりするので、
加藤諦三:はい。
相談者:それも、ご実家の方で、
相談者:お世話をするのは、無理だというふうに考えていたので、
加藤諦三:はい。
相談者:こちらで、まぁ今まで通り、
加藤諦三:うん、
相談者:リハビリの、お手伝いを、これからもずーっと、続けるつもりでいたんですけれども、
加藤諦三:つもりでいた、はい。
相談者:はい、お母様の方が、
加藤諦三:はい。
相談者:退院したら・・実家のほうの、介護施設のほうに連れて帰るというふうに、おっしゃっていて、
加藤諦三:はい、
相談者:でそこでちょっと、どうしても、平行線になってしまってるんですね。
加藤諦三:はい。
加藤諦三:あなたの、平行線っていう言葉は、
相談者:はい。
加藤諦三:母親の方は、この介護施設を、探していると、
相談者:はい。
加藤諦三:そしてぇ・・いずれ、見つけてとにかく、退院して連れて帰りたいと、
相談者:はい
加藤諦三:でぇあなたのほうは。
相談者:はい
加藤諦三:このまま・・世話を・・続けるつもりだということね?
相談者:そうです、あのぅ・・そのつもりだったので、
加藤諦三:はい。
相談者:先進、医療を・・受けさせてぇ、できるだけ良くなってもらいたいという、気持ちでぇ、
相談者:自分で、いい病院を探して・・まぁお金も出しましたし、
相談者:彼自身も、会社の、保険とか、ありますので、
加藤諦三:ええ
相談者:そういうのは、使ったんですけど、
加藤諦三:ええ、
相談者:あの、どうしても保険が利かない・・その先進医療の部分なんかは、
加藤諦三:うん、
相談者:まぁご両親のほうでは「出せない」・・と、おっしゃったので、
加藤諦三:ええ、
相談者:まぁ、ただ、わたしは、諦めきれなくてぇ、
加藤諦三:ええ
相談者:あのぅ・・こういうところがあってぇ・・あの、きっと・・もうちょっと良くなりますから」・・っていうふうに、まぁ、説得をして、
加藤諦三:ええ。
相談者:あのぅ・・わたしのほうでお金を出しますから・・って、言って、あのぅ・・まご了承だけいただいてぇ、
加藤諦三:うん、
相談者:転院、してもらったんですね、
加藤諦三:わかりました。
相談者:でぇ・・はい。
加藤諦三:それで、今日のあなたの相談というのは、
相談者:はい。
加藤諦三:こういう、あなたは、こういう気持ちでいると、
相談者:はい、はい。
加藤諦三:母親の側は、
相談者:はい。
加藤諦三:こういう気持ちでいると、
相談者:はい。
加藤諦三:それでぇ・・その話し合いが・・平行線であると、
相談者:そうです、はい。
相談者:でぇ、
加藤諦三:どうしたらいいでしょうか・・って・・
相談者:そうです、はい。
加藤諦三:ということですね?
相談者:はい。
加藤諦三:はい、わかりました。今日はあのぅ・・弁護士の坂井眞先生がいらしてんので、
相談者:はい。
加藤諦三:伺ってみたいと思います。
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