テレフォン人生相談 2021年6月26日(土)
パーソナリティ:今井通子
回答者:中川潤(弁護士)
貸したお金を返して欲しいと72歳女性から、2年前に娘の住むマンションが競売に掛けられそうになる。勤め先で経営者のX氏から名前だけの社長を頼まれたのが原因で担保にしていたマンションが競売に、娘に泣きつかれ2500万円で買い取り競売を回避、しかし夫の体調がすぐれず入院する事に、もうマンションを売却してお金を作るしかない状況だが、その話をすると娘がすごい剣幕で猛抗議、喧嘩になってしまった。
相談者は72歳女性、夫78歳、2人暮らし。結婚し独立した子供2人、長女50歳、長男45歳、長女の勤め先の実質の経営者X氏
目次
貸した金が返ってこない
今井通子:もしもし・・テレフォン人生相談でーす。
相談者:よろしくお願いいたします。
今井通子:今日はどういったご相談ですか?
相談者:ハイ、2年くらい前に、貸したお金が、返って来ないということで、
今井通子:はい。
相談者:なんとかこう、返してもらう方法っというのでぇ、アドバイスいただければと思いまして、
今井通子:あ、なるほど、
・・
今井通子:え・・まず、あなたお歳はおいくつですか?
・・
相談者:72歳です。
今井通子:72歳・・ご結婚されてます?
相談者:はい。
今井通子:ご主人はいらっしゃいますか?
相談者:はい、います。
今井通子:おいくつですか?
相談者:78歳です。
今井通子:78歳、お子さんいらっしゃいますか?
相談者:はい、え・・女の子が、
今井通子:はい。
相談者:50歳、そして、その下男の子が、
今井通子:はい。
相談者:40・・5歳です。
今井通子:はい。
今井通子:お二人共もう結婚されてます?
相談者:はいしてます。
今井通子:っていう事は独立されて別々ですか?
相談者:はい別に暮らしております。
今井通子:はい。
・・
今井通子:え・・2年前に、どなたに、どんな状況で、お金をお貸しになったんですか?
相談者:まずは、娘のほうから、担保に、入れてる、自分達が住んでいるマンションを、競売に出されるので、弁護士さんと、相談した結果、それを残すには、誰かに、買い取って・・もらう、以外に、方法がないということでまず、2年前に相談がありましてぇ、
相談者:それで、弁護士さんにお目にかかってぇ、あのぅ、話を伺ったら、娘が、一応、会社の、代表、者ということでぇ、マンション担保に、銀行とか、借りたお金が、支払われないから、銀行側ももう、担保にとってるのを競売に出すということで、
相談者:それを、止めるのであれば、誰かが、買い取ってぇ・・しまう事しかないということで、まあもう名義を変えてしまう・・
相談者:より他に方法はないということで、相手方とも、話をして、とりあえず、うちが・・買い取るという形にしましょうという、
相談者:でぇその・・ときに、そのお金は、必ず、返します・・っていう、借用書もきちんといただいてるんです。
今井通子:え・・ちょっと待って、そうすると・・お嬢さん今50歳ですよねぇ?
相談者:はい。
今井通子:でぇ、会社の社長さんですよねぇ?
相談者:一応名義は、はい。
相談者:わたしも、こういうことが起こるまで知らなかったんですが、
今井通子:はい。
相談者:何か人を介してぇ・・知り合ったのか、そこんとこはよく分からないんですが、
相談者:名義だけを、貸してくれたら実質の運営は、相手方の、男性が、するみたいな形で、立ち上げた会社らしいんです。
・・
今井通子:その、お嬢さんは、えーっと、何年前ぐらいから会社を、作ってるんですか?
・・
相談者:6・・7年・・ぐらい前・・
相談者:そこ・・の、事務を手伝ってるんだというふうには、あのわたし達には言ってましたけど、
今井通子:そうすると、
今井通子:エックス氏、まあ、わかんない人ね、
相談者:はい。
今井通子:エックス氏がまず会社を作りましたぁ、
相談者:はい。
今井通子:お嬢さんがそこの事も手伝っていました。
相談者:はい。
今井通子:え・・いつの頃からか、これ、わかりますか?お嬢さんが、会社の社長になりました。
相談者:はい。
今井通子:その会社は・・倒産しそうな状態になりました。
相談者:はい。
今井通子:借りていたお金の担保に・・
相談者:はい。
今井通子:お嬢さんたちの、
今井通子:住んでいたマンション・・が、
今井通子:お金が返せなかったために・・競売にかけられることになりました。
相談者:はい。
・・
今井通子:で、弁護士さんから、
今井通子:あなたがたに、
相談者:はい。
今井通子:買い取らないと、
今井通子:いけないと言われぇ、
相談者:はい。
・・
今井通子:そこであなたが・・2千万でしたっけ?
相談者:あ、2千5百万ですね、マンション自体は、はい。
今井通子:はい。
・・
・・
今井通子:でぇ、これぇ・・借金は・・
相談者:はい。
今井通子:どなたの名義でなってんですか?どの会社の名義でなってんの?
相談者:はい、裁判で、それのすべては、その・・人が、事業をするために、名義は、娘だけれども、実質、経営者は、その人でその人が、あの借りた、金額であるということが、まあ判決文に書いてあるんです。
中川潤:うん?
今井通子:今、判決文っておっしゃったのは何?
相談者:はい、去年の、夏に、いろいろ調べても財産らしい財産も見つからないので、
相談者:裁判で、借金というものは自分が、あの返済すべきものであるということを、確定した方がいいから、裁判を、まずしてぇ、こちらが、勝訴すれば、次の段階に踏めるから・・っていう・・あの弁護士さんのご意見で、裁判をしたんです。
今井通子:なるほど。
・・
相談者:はい。
今井通子:でぇ、その判決が・・
相談者:全額を、
今井通子:うん、
相談者:返しなさいということで、あのぅ、延滞・・
今井通子:全額をいつまでに?
相談者:それぇ・・は、あの明記してぇ・・ないと思います。
・・
今井通子:でぇ、今日の尋ねは、
相談者:はい。
今井通子:どうしたらいいでしょう?ってことですか?そうすると?
相談者:はい。
・・
相談者:でぇ、もう・・弁護士さんの方からも、「こういうことをして欲しい」とかっていうことが、あれば動きますけれども、それがなければ、一旦、打ち切りますか?っという・・お話・・もあるので、
相談者:なにかこう回収できる方法って、ないですか?って、お尋ねしても、「まあ、今のところはちょっと・・見当たらないですね」というお返事なんですがぁ、
相談者:我々も・・あのぅ、ほとんどもう、全財産をつぎ込んだ形なんでぇ、年金だけで今なんとか、あの、持ちこたえてるんですが、
今井通子:なるほど、
今井通子:あのぅ、話はまたそれますけれど、
相談者:はい。
今井通子:お嬢さんはどう思ってらっしゃるの?
相談者:お金を貸して、あの「返します」っていう話になった時に、娘も、「きちんと返してもらうから」・・っていうことで、話をして、もし、返さない場合には、うちとしても、もう・・それを持ちこたえる?っていうことはできないから、売却しますよ・・っていう話をしてぇ・・るんです。
相談者:でぇ、今年・・春・・頃から、いろいろ主人もちょっと体調不良になったり、入院が必要な、感じ・・になったりとかしたもんですから、「売却する」って言ったら、すっごい剣幕で、「そんなことしてどうすんの!」っていう・・ちょっと喧嘩になったんですけど、
相談者:まあこれは話しても無駄だわと思って、取り合わなかったんですけれども、まあ、どちらにしても、この状態が続いたら、もう、売却・・せざるを得ないなとは思ってるんですが、
今井通子:なるほど、
相談者:はぁい。
・・
・・
今井通子:ということで、少しでもお金が返っ・・少しでもではなく、お金が返ってくる方法ですよねぇ?
相談者:はぁい。
今井通子:はい・・え・・今日はですねぇ、
相談者:はい。
今井通子:弁護士の、中川潤先生がいらしてますので、
相談者:はい。
今井通子:伺ってみたいと思います。
相談者:はい。
今井通子:先生よろしくお願い致します。
コメント一覧
コメントする