テレフォン人生相談 2021年12月24日(金)
パーソナリティ:加藤諦三
回答者:坂井眞(弁護士)
64歳女性から、15年前に結婚した転勤族の長男は結婚前から嫁が統合失調症だと知っていた。嫁と一緒に暮した期間はトータルでも1年ほど、嫁は入退院を繰り返しながら嫁実家で暮らしている。長男は離婚したいと言っているのだが嫁母にも治るからと止められている状況、病気だとわかっていて結婚した場合、離婚できるのか?パーソナリティは加藤諦三さん、弁護士の坂井眞さんが回答者です。
相談者は64歳女性、8年前に夫は他界、長女44歳と二人暮らし。転勤族の長男41歳は15年前に統合失調症の嫁41歳と結婚
加藤諦三氏の〆の言葉『攻撃性は弱さに偽装されます』
目次
病気だと分かって結婚したら
加藤諦三:もしもし?
相談者:もしもし?
加藤諦三:はい、テレフォン人生相談です。
相談者:あっ・・よろしくお願いします。
加藤諦三:はい、最初に年齢教えてください。
相談者:64歳です。
加藤諦三:64歳、
相談者:はい。
加藤諦三:結婚してます?
相談者:主人は亡くなりました。
加藤諦三:何年前ですか?
相談者:8年・・
加藤諦三:8年前・・
相談者:前、
加藤諦三:そうすっとぉ、
加藤諦三:8年間お1人で暮らしてたんですか?
相談者:娘と2人だけ、の暮らしです。
加藤諦三:はい、そうですか、お嬢さん何歳ですか?
相談者:44です。
加藤諦三:44、はいわかりました。
相談者:はい。
加藤諦三:それでどんな相談ですか?
相談者:長男のことでぇ、ちょっと、お聞きしたいんですけどぉ、
加藤諦三:はい。
相談者:長男は結婚してるんですけど、
加藤諦三:長男は、何歳ですか?
相談者:長男は41です。
加藤諦三:40?
相談者:41、
加藤諦三:1、はい。
相談者:はい・・でぇあのぉ、15年、ぐらい前に結婚したんですけどぉ、
加藤諦三:はい。
相談者:そのとき、からもう、あのぉ、お嫁さんが統合失調症でぇ?
加藤諦三:スゥゥ・・
加藤諦三:統合失調症
相談者:はい。
加藤諦三:ということを、知ってぇ結婚をしたということですか?
相談者:そうですねぇ、
・・
相談者: 結婚したての頃はわたしもあの、その、嫁さんと・・ちょこっと会った、り、してたんですけどぉ、
加藤諦三:はい。
相談者:ほんとに、15年間の間にわたしが、嫁と、顔を合わせたのが2、3回ぐらい?
加藤諦三:うん、
相談者:あとは症状が、あのぉ、酷くてぇ、顔も合わせられない状態でぇ、
加藤諦三:つまり症状が
相談者:でぇ、
加藤諦三:酷くてぇ、
相談者:あっはぁい。
加藤諦三:顔を合わせられないということ、わぁ、病院に入院してたわけではないの?
相談者:あっ、にゅう、たいいん(入退院)もしてたぁ、んですね、
加藤諦三:あっ、入退院をしていた、
相談者:も、してたぁ、
加藤諦三:でぇ、あなたがぁ、
・・
加藤諦三:2、3回、あ・・った(会った)というのはぁ、病院の、中ですか?それとも・・
相談者:いえいえ、嫁さんは実家にずっと帰ってるんでぇ、
加藤諦三:ずっと帰ってるということはぁ、
相談者:はぁい。
加藤諦三:結婚してるけれども、
相談者:いうけどぉ、一緒にあの、暮らしたのはほんとに・・総合して1年もなかったような状態?・・うん、
加藤諦三:つまり、結婚して、しばらく一緒にいたけれども、すぐに、別々に、暮らし始めたということですね、
相談者:そうですねぇ、あの、息子もあのぅ、転勤の多い、会社、なものでぇ、
加藤諦三:はぁい。
相談者:ちょっと転勤が多かったせいか、一緒については行かれなくっ、てぇ、
加藤諦三:はぁい、ちょっと、統合失調症の、症状が・・どの程度、重いのかぁ、
相談者:はい。
加藤諦三:それとも軽いのかよくわかりませんけれども・・
相談者:最初、
加藤諦三:あの、
相談者:わたしが会ったときはぁ、
加藤諦三:ええ、
相談者:今の娘さんにしては、素直で良さそうな子じゃない、っていう感じぃ、だったんですね、
加藤諦三:うん、はい。
相談者:そういう印象でした、
加藤諦三:はぁい。
相談者:そいでぇ、何年かしてぇ、
加藤諦三:はい。
相談者:あちらの・・
相談者:ご両親と顔合わせしたときにぃ、
加藤諦三:うん、
相談者:病名・・を・・知らされたんですね、
加藤諦三:でぇ、さっきの話だとぉ、
相談者:はい。
加藤諦三:統合失調症ということがわかって結婚したという・・
相談者:あっ・・息子はわかってた・・***
加藤諦三:あっ、あなたはわかってなかった?
相談者:わたしは知らなかった、
加藤諦三:ということは当然これは、恋愛結婚ですよねぇ?
相談者:あっ恋愛・・です、はい。
加藤諦三:それでぇ、あなたが統合失調症だということを知ったのは、誰から、聞いたんですか?
相談者:結婚する前になんか、親との顔合わせ?・・のときにぃ、
加藤諦三:うん、
相談者:あちらから、言って来たんですよ、でもぉ、あの、「病院も行ってるし、治るから・・大丈夫だから」っていうことでぇ、
加藤諦三:うん、
相談者:結婚したんですね、
・・
加藤諦三:それでぇ、そのあと、あな、た、息子さんとあなたとの間の話し合いで何か、このことがテーマになることはなかったんですか?
相談者:それを言うと、あのぉ・・息子がちょっと嫌な顔するし、あんまり、んでぇ、転勤も多いからわたしもあんまり息子とも会う機会もなくぅ、
加藤諦三:うん、
相談者:忙しいから電話もあまりしないし、っていう感じでぇ、
加藤諦三:うん、
相談者:そんでぇ、
相談者:たまにぃ、聞いてもねぇ、
相談者: 「うん、大丈夫じゃない」みたいな、な、感じでぇ、
加藤諦三:うん、
相談者:そういう話題は出なかったですねぇ、息子と・・
加藤諦三:ほいでぇ、先ほどあなたは8年前にご主人が亡くなられたということですけれども、
相談者:はい。
加藤諦三:このときはご主人はまだぁ・・元気でしたん・・
相談者:****、してぇ、一緒に、顔合わせもしたんですけど、
加藤諦三:うん、
相談者:主人もやっぱり、「なん、なんでなぁ・・あんな、病気の人と・・」あの・・
相談者:「結婚しなくてもな・・」とかって言ってねぇ、
加藤諦三:うん、
相談者:ちょっとぉ・・反対は反対だったんです、わたしもあのぉ、主人もね、
加藤諦三:そいでぇ、
加藤諦三:今の状態は、どうなんですか?
相談者:嫁さんの実家のほうでぇ、
相談者:ずっとぉ・・
加藤諦三:あっ、実家のほうにず・・っといる?
相談者:嫁さんだけがね、
加藤諦三:うん、
相談者:でぇ、息子は1人でぇ、あのぉ・・暮らしてます。
加藤諦三:でぇ、実家にいるお嫁さんは何歳ですか?
相談者:あっ、同い歳の40、1・・
加藤諦三:同じ、41歳、
相談者:はい。
加藤諦三:そいでぇ、あなたから見てぇ、
相談者:はい。
加藤諦三:実家のご両親は、
相談者:はい。
加藤諦三:どういうようにかん・・
相談者:あのぉ、
相談者:お母さんは、穏やかな人でぇ、
加藤諦三:うん、
相談者:息子が、1週間くらい前にあのぉ、「もう別れたい、んだけど・・って言ったらぁ、「あと1年ぐらい待ってくれればぁ、治るから・・」って言ったそうです。
加藤諦三:はい。
相談者:でぇ、お母さんからお父さんのほうに言ったかどうかわかんないんですけどぉ、
加藤諦三:はい。
相談者:お父さんのほう・・が、ちょっとたぶん、怒り出してぇ、「ダメだ」なんて言うんじゃないかな・・っと思うん、ってるんですけどぉ、
加藤諦三:それでぇ、
加藤諦三:ご本人はどうなんですか?このぉ、
加藤諦三:お嫁さん、ご本人は、
相談者:うーん、わたしはねぇ、会ってないからわかんないんですけどぉ、
加藤諦三:うん、
相談者:そういうことがわかってるかどうかぁ、
加藤諦三:あっ、
相談者:主人のお葬式にも来られなかったんですね、
加藤諦三:それぇ、
加藤諦三:離婚したいとぉ、
相談者:うん、
加藤諦三:息子さんは
相談者:あ、
加藤諦三:言ってるけれども、
相談者:はい。
加藤諦三:奥さんのほうは・・自分の夫が離婚したいと、思っているということが、わかってるかわかってないかも、わからないということですね?
相談者:あっ・・はぁい。
加藤諦三:それで今日のあなたの相談というのはどういうことですか?
相談者:病気だってわかっててぇ、結婚した場合、
加藤諦三:うん、
相談者:離婚できない、ような、のを、何かで見たのか聞いたのか、そんな・・あれがあったんですけどぉ、
加藤諦三:ウン、はぁい。
相談者:そうなんでしょうかぁ?
加藤諦三:あっ、こういう状態の中で息子が、
相談者:はい。
加藤諦三:離婚したいと言ってるけれども、息子は離婚できるかどうか?ということですねぇ、
相談者:はい。
加藤諦三:はいわかりました。
相談者:はい・・デェ、
加藤諦三:今日はあのぅ、スタジオに弁護士の坂井眞先生がいらしてんのでぇ、
相談者:はい。
加藤諦三:伺ってみたいと思います。
相談者:はい。
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