テレフォン人生相談 2022年4月29日(金)
パーソナリティ:加藤諦三
回答者:マドモアゼル愛(エッセイスト)
63歳女性から、1歳の孫の行動を見ていて自閉症の兆候があると感じたので娘に話したところ気を悪くし2人目の出産を知らせないと言われたというご相談です。パーソナリティは加藤諦三さん、エッセイストのマドモアゼル愛さんが回答者です。
相談者は63歳女性 夫65歳 2人暮らし。長男35歳 長女32歳(来月2人目を出産予定・男の孫1歳10ヶ月)
加藤諦三氏の〆の言葉『人間の唯一の義務「自分が自分であること」』
目次
余計なお世話
加藤諦三:もしもしぃ?
相談者:はい。
加藤諦三:はい、テレフォン人生相談です。
相談者:はい、どうぞよろしくお願いいたします。
加藤諦三:はい、最初に、年齢を教えてください。
相談者:はい63歳です。
加藤諦三:63歳、結婚してます?
相談者:はい。
加藤諦三:ご主人何歳ですか?
相談者: 65歳です。
加藤諦三: 65歳、お子さんは?
相談者: 2人おります。
加藤諦三:何歳ですか?
相談者:はい・・長男が、35歳で、
加藤諦三:はい。
相談者:長女が32歳です。
加藤諦三:スゥゥ・・でぇ、今は・・ お2人で暮らしてるんですか?
相談者:はいそうです。
加藤諦三:はいわかりました、それでどんな相談ですか?
相談者:はい、娘との関係・・で、ちょっと、悩んでおりまして、
相談者:孫が、 1人目が、男の子で1歳10ヶ月です。
加藤諦三:はい。
相談者:でぇ、2人目を、今妊娠中で、来月、出産の予定です。
加藤諦三:ああそうですか、
相談者:はぁい、それで、孫の、ことなんですけれども、
加藤諦三:はい。
相談者: 3ヶ月ほど前に、
加藤諦三:はい。
相談者:様子を見てると、孫が、もしかしたら、自閉症の兆候があるんではないかぁ・・っということでぇ、わたし達、感じましたのでぇ、
加藤諦三:はい。
相談者:娘のほうに、伝えました。
加藤諦三:はい。
相談者:そこに、行きつくまでには、娘のほうから、わたしたちが聞いた事なんですけれど、
加藤諦三:はい。
相談者:1歳半・・を過ぎても、指差し、をしなかったり、
相談者:月齢・・の、ことがちょっと出来なかったりとか、
相談者:いろいろ・・聞いてたものですから、
加藤諦三:はい。
相談者:でぇ、わたし達が実際行った時にも、
相談者:食事をするときに、まず好きなものぜぇーんぶ(全部)食べてしまわないと、
加藤諦三:はい。
相談者:次に、進まない・・っていう感じで、
加藤諦三:はい。
相談者:積み木とか、おもちゃ、になりますと、もう、あの緑色を特に好んでぇ、
加藤諦三:はい。
相談者:そういったことはもう直接わたしたちが目にしたことなんですけれども、
加藤諦三:はい。
相談者:でぇ娘のほうからは、散歩の時に、近所のおじいちゃんおばあちゃんとあっても、じーっと下を向いて固まってしまうような状況だとか、
加藤諦三:ハイ、
相談者: 1番心配だったのは、自分がトイレに行く時に、追ってきて、床に頭をガンガン、ガンガンぶつける、ことが、心配・・なんだよねぇ・・って言って、相談も受けましたのでぇ、
相談者:ネットで見てみますと、
相談者:そういった、症状のお子さんは自閉症の、兆候があるんではないだろうか?っていうようなことがありましたので、
加藤諦三:はい。
相談者:一度・・きちんと相談してみた方がいいんじゃない?・・っていうことを、言ったこと・・に対して、
加藤諦三:うん、
相談者:親のわたし達から、「自閉症じゃないか」っていう言葉が、出たのが、
加藤諦三:うん、
相談者:すごいショックでぇ、我が子をそういう目で、見られているっていうのは、
相談者:すごい辛いし、子供が可哀想だからもう今後は、わたしたちに会って欲しくないっていうようなこと言われましてぇ、
加藤諦三:ええ、
相談者:わたしたちもこういうことになると思ってぇ、娘に言ったわけではなかったんですけれども、
加藤諦三:うん、
相談者:ちょっとまったく、想像してない・・方向に、今行ってましてぇ、
相談者:娘との、関係を修復していきたいっていうか、
相談者:やっぱり・・かわいい孫ですのでぇ、
相談者:そういうふうに思うんですけど、でぇ、あのぅ、3ヶ月・・前に言って、すぐに話・・をさせてってことで、話し合ったんですけど、
加藤諦三:はい。
相談者:平行線のままで、2日ほど前に、2人目の出産も間近ですので、
相談者:もう一度、ちょっと話を、したいってことで、わたしと、娘と、話をしたんですけど、
相談者:やはり、もう2人目の出産・・も、わたしたちには・・今の状況では・・知らせたくないというか、
相談者:そういうふうに、もうしました。
加藤諦三:今の話し伺うと、
相談者:はい。
加藤諦三:お孫さんが大切だという気持ちはわかるんですけれども、
相談者:はぁい、はい。
加藤諦三:過剰な関心を持ってるってことは
相談者:あ・・
加藤諦三:ないですか?
相談者:はっ、もう・・その通りだと思います。
・・
相談者:だから娘からはもう・・ほんとに・・余計なお世話・・だったって、直接、言われました。
・・
加藤諦三:あなたがむしろここまで関心を持つのは・・
加藤諦三:ちょっと、話が飛んじゃうかもしれませんけれども、
相談者:はい。
加藤諦三:ご主人、とあなたとの関係ってうのは、どうなんですか?
相談者:ほとんど、会話もないですぅ・・しぃ、
加藤諦三:うん、
・・
相談者:これから・・2人で、いろいろ楽しんでいこうという明るい希望はもうなくて、このまま・・
相談者:いけたらもう・・いいのかなぁ・・っていうような、
加藤諦三:だから、あなたは・・生きがいとかぁ、
相談者:はああ・・
加藤諦三:生活のはりとか、
相談者:はい。
加藤諦三:そういうものがないですよねぇ、
相談者:はあ、はい。
加藤諦三:だから・・
加藤諦三:虚無感はあるんでしょうねぇ、
相談者:はいそうですねぇ、はい。
・・
加藤諦三:そうするとどうしてもねぇ、
相談者:はい。
・・
加藤諦三:異常な関心がお孫さんに行っちゃうんですよねぇ、
相談者:はあ・・はい・・
加藤諦三:なんとなくむなしい毎日がぁ、
相談者:はい。
加藤諦三:あってぇ、
・・
加藤諦三:むしろ問題を作っちゃう。
相談者:はああ・・
加藤諦三:そして問題を作ったことでぇ、
相談者:はい。
加藤諦三:あなたの存在意味ができてくるんですよ、
相談者:ああ・・
加藤諦三:これよくあることなんですけれども、
相談者:はい。
加藤諦三:テレフォン人生相談の・・ひとついくつかパターンがあるんですけれども、
相談者:はい。
加藤諦三:その中のひとつがぁ、
相談者:はい。
加藤諦三:他人を巻き込むことによって自分の人生を活性化するっていう・・
相談者:はぁ・・
加藤諦三:のがあるんですよ、
・・
加藤諦三:むしろ、
相談者:はい。
加藤諦三:今日の問題は、
相談者:はい。
加藤諦三:お孫さんの自閉症の問題じゃなくて、
相談者:はい。
加藤諦三:あなた方夫婦の問題じゃないのかな、これ?
・・
相談者:はああ・・
・・
加藤諦三:好きなものを食べりゃ・・っていうような、
加藤諦三:それがどうしたの・・
・・
加藤諦三:緑色のが、好きだってぇ、
・・
加藤諦三:それがぁ・・
・・
加藤諦三:問題だってぇ、
・・
加藤諦三:そこまで自閉症を・・拡大して解釈したら、こりゃ大変なことになりますよ、
相談者:ほんと、先生のおっしゃる通りだと思います。
加藤諦三:でぇ、だけどいろいろとあなた、この状態の中でね、
相談者:はい。
加藤諦三:2番目のお子さんが生まれるという事で、ご心配でしょう・・
相談者:はい。
加藤諦三:でぇ、今日はスタジオに、ですねぇ、
相談者:はい。
加藤諦三:心についてのエッセイストとしてお馴染みのマドモアゼル愛先生がいらしてんので、
相談者:はい。
加藤諦三:伺ってみたいと思います。
相談者:はい・・よろしくお願いします。
コメント一覧
「アノ人にだけはこの話しちゃ駄目よ。些細なことでも大騒ぎして大事件にしちゃう人だからね」と、周囲から思われてる人なんでしょうね。この相談者は。
昔、私が勤めていた職場にも一人いましたね。
加藤先生の常套句「ところでご夫婦の仲は?」 今回もそうでしたね 夫とはあまりうまくゆかず 関心の対象が孫だけに来て 孫可愛さの祖母性本能もありますが。
これが実の娘でなく 嫁にそんなことを言ってしまったら もっと大変な事態に!
お暇でしたら 何かほかに打ち込むことを 見つけたほうが よさそうですね。
コメントする