テレフォン人生相談 2022年5月25日(水)
パーソナリティ:玉置妙憂(看護師・僧侶)
回答者:三石由起子(作家・翻訳家)
48歳男性から、長男は教師になるという目標があって大学に入ったが留年して大学5年生、将来は声優になりたいという長男と、どう接すればいいか?というご相談です。パーソナリティは玉置妙憂さん、作家で翻訳家の三石由起子さんが回答者です。
相談者は48歳男性、妻46歳で共働き。子供は3人、長男22歳(大学5回生・留年・ASD気質)、次男19歳、三男17歳、長男のみアパート暮らし。
目次
アスペルガーの長男
玉置妙憂:もしもしぃ・・
相談者:あっ、よろしくお願いします。
玉置妙憂:はい、テレフォン人生相談です。よろしくお願いいたしまぁーす。
相談者:こちらこそお願いいたしますぅ、
玉置妙憂:はい、え、それではまず最初に、今日はどのようなご相談か簡単に、教えていただいていいですか?
相談者:はい、ええっと、長男のぉ、
玉置妙憂:はい。
相談者:え・・に対する接し方、
玉置妙憂:はい。
相談者:にぃ、非常に困っておりましてぇ、
玉置妙憂:うーん、長男さんへの、接し方ですねぇ?
相談者:はぁい。
玉置妙憂:はい、では詳しくお伺いする前に、
相談者:はい。
玉置妙憂:まずはお歳を教えてください。
相談者:はい、えーっと、わたしは48歳です。
玉置妙憂:48歳・・
相談者:はい。
玉置妙憂:奥さまは?
相談者:46歳です。
玉置妙憂:46歳、お子さんは何人いらっしゃるんですか?
相談者:ええっと、長男が22歳、
玉置妙憂:22歳、はい。
相談者:次男が、
玉置妙憂:うん、
相談者:えーっと、19歳、
玉置妙憂:19歳、
相談者:でぇ、三男がぁ、
玉置妙憂:うん、
相談者:17歳、
玉置妙憂:17歳、
相談者:はい。
玉置妙憂:じゃ今、5人で住んでらっしゃるんですか?
相談者:いえ、ええっとぉ、
玉置妙憂:うん、
相談者:長男がぁ、
玉置妙憂:うん、
相談者:えっと、大学ぅ・・に、進学してましてぇ、
玉置妙憂:はい。
相談者:アパートで暮らしてます。
玉置妙憂:あ、一人暮らしされている。
玉置妙憂:スゥ、えーっと、それでぇ、あなた様と、お母さんも、お二人ともお仕事されてらっしゃってぇ、
相談者:はい、そうです。
玉置妙憂:うん、でぇ、長男さんの大学生活をサポートされてるってことですね?
相談者:はい、
玉置妙憂:うん、
相談者:そうですね、
玉置妙憂:はぁい。
玉置妙憂:え・・でぇ、今日、ぉ・・お尋ねいただいてるのは、長男さんとの接し方?
相談者:はい。
玉置妙憂:どんなことでしょうか?
相談者:大学、五回生でしてぇ、
玉置妙憂:今ね、はい。
相談者:はい、要は留年してるんですけれどもぉ、
玉置妙憂:はい。
相談者:大学に進学したその動機というか、目標がぁ、
玉置妙憂:はい。
相談者:学校の先生になること、
玉置妙憂:うん、
・・
相談者:という、目標を掲げてぇ、
玉置妙憂:はい。
相談者:推薦入学で進学したんですがぁ、
玉置妙憂:うん、
相談者:ちょうど1年、あまり前、
玉置妙憂:うん、
相談者:に、教員免許を取るにあたって、教育実習っていうのが、必修だと思うんですがぁ、
玉置妙憂:うん、
・・
相談者:実習に実は、いき、行けないんだと、
玉置妙憂:行けない?
相談者:はい。
玉置妙憂:うん、
相談者:実習を受けるまでにぃ、
相談者:取得しておかなければならない、
玉置妙憂:うんふんふん、
相談者:必修科目の単位を複数・・
相談者:取得できてなくてぇ、
玉置妙憂:うん、
・・
相談者:え・・・人曰く、あの、卒業までに取ればいいと思っていたと、
玉置妙憂:うん、
相談者:でぇ・・
相談者:え、大変申し訳ないんだがぁ、
玉置妙憂:うん、
相談者:自分はその教員になるぅ、ことを目標に大学に進学したのでぇ、
玉置妙憂:うん、
・・
相談者:一年留年させてほしいと、
玉置妙憂:うん、
相談者:いう、話が1年余前にありましてぇ、
玉置妙憂:うん、
・・
相談者:現在に至っているんですがぁ、
玉置妙憂:はぁい、はぁい。
・・
相談者:実は、ええっとぉ、一ヶ月半ほど前にぃ、
玉置妙憂:うん、
・・
相談者:大学の教務課から、
玉置妙憂:うん、
相談者:え、封書が届きましてぇ、
玉置妙憂:うんふん、
・・
相談者:単位取得の芳しくない学生に対してぇ、
玉置妙憂:うん、
相談者:教務課の方からぁ、
玉置妙憂:うん、
相談者:指導・・
相談者:を、するためのぉ、
玉置妙憂:うん、
相談者:面談、
玉置妙憂:うんふん
相談者:の、アナウンスを何度か、したんだけれども、
玉置妙憂:うん、
相談者:本人からのレスポンスがないと、
玉置妙憂:うん、
相談者:スゥ・・いうことで、ついてはぁ、オンラインでぇ、三者面談・・の、手続きを取って下さいっていう、
玉置妙憂:うん、
相談者:封書が来ましてぇ、
玉置妙憂:はい、はぁい。
相談者:でぇ、慌てて本人にぃ・・LINE・・と電話で連絡をするんですがぁ、
玉置妙憂:うん、
・・
相談者:LINEは既読にならないしぃ、
玉置妙憂:うん、
相談者:電話は取らない!
・・
玉置妙憂:おお・・
相談者:仕方なくぅ、
相談者:本人に、アポイントが取れない状況で、とにかく本人の、アパートに向かいました。
玉置妙憂:うんうんうん、はいはぁい。
相談者:でぇ、
玉置妙憂:行ったんですねぇ、はぁい。
相談者:はい・・
相談者:トアベルを鳴らすと、たぶん居留守使われると思ったのでぇ、
玉置妙憂:うーん、
相談者:先に、ドアのポストを開けて、まずぅ、
玉置妙憂:うん、
相談者:気配がするかどうかの確認を
玉置妙憂:うん、うん、
相談者:先にしたところ、、
玉置妙憂:うん、うん、
相談者:電気が点いてたのでぇ、
玉置妙憂:うん、
相談者:とりあえず・・居る、ことはわかりましたのでぇ、
玉置妙憂:うーん、
・・
相談者:ドアベルを、押しました。
玉置妙憂:はぁい。
相談者:そうすると電気が消えました。
玉置妙憂:うーん、
相談者:そこからもう、息をひそめてぇ、
玉置妙憂:うん、
相談者:呼びかけにも応じないしぃ、
玉置妙憂:うーん、
相談者:電話にも出ないしぃ、
玉置妙憂:うーん、
相談者:(引き笑い)、籠城されてしまいましてぇ、
玉置妙憂:うーん、
相談者:実はそのぉ・・この長男がぁ、
玉置妙憂:うん、
・・
相談者:保育園の時にぃ、
玉置妙憂:はぁい。
相談者:当時でいうアスペルガー、
玉置妙憂:うーん、
相談者:今で言う、ASDのきらいがあるね・・っていうことでぇ、
玉置妙憂:うーん、
相談者:御指摘をいただいてぇ、
玉置妙憂:はぁい。
相談者:それからええっと、高校卒業に至るまでぇ、
玉置妙憂:うん、
相談者:要所、要所でそのぉ、かかりつけの先生のアドバイスをいただきながらぁ、
玉置妙憂:うーん、
相談者:なんとかぁ・・学生生活をやってきたぁんですがぁ、
玉置妙憂:うーん、はぁーい。
・・
相談者:ここへきてぇ(引き笑い)、え・・・まあ、そういった状況になりましてぇ、
玉置妙憂:うーん、
・・
相談者:まあ、結果的に、あの、なんとかぁ、ドアを開けてもらってぇ、
玉置妙憂:うん、
相談者:部屋の中に入ってぇ、
玉置妙憂:うん、
相談者:今後の事をまぁ、話し合う場が、もて・・
・・
玉置妙憂:うん、
相談者:進捗状況を、
玉置妙憂:うん、
相談者:えっと、週に一回、必ずそのぉ、親の方にぃ、
玉置妙憂:うん、
相談者:用があってもなくても、
玉置妙憂:うん、
相談者:そっちからその、とにかく連絡をしてきてね、っていう、
玉置妙憂:はぁいはい、うん、
相談者:うん、
・・
相談者:形を、約束をとりつけてたんですがぁ、
玉置妙憂:うーん、
・・
相談者:一度も連絡が来ず、(引き笑い)
玉置妙憂:うん、ない、うーん、そうですか、
相談者:どうしたいんだい?っていうことを、
玉置妙憂:うん、どうしたい?
相談者:まず最初にきました、うん、
玉置妙憂:そうねぇ、どうしたいって言ってましたぁ?
・・
相談者:学校の先生になりたいと思って大学に進学したんだけどぉ、
玉置妙憂:うん、
相談者:でぇ、そのヨメも、夢も、今でも持ち続けてはいるんだけどぉ、
玉置妙憂:うん、
相談者:実は、他にもっと命をかけてやりたい事が出来た。
玉置妙憂:うん、
相談者:っていう言い方なんです。
玉置妙憂:うん、なんなんだろう、それ?
・・
相談者:声優になりたいそうです。
玉置妙憂:ああ、声優ね、はい、はい、はい。
相談者:はい、でぇ、すでに、
・・
相談者:バイト代を使ってぇ(苦笑)、
玉置妙憂:うん、
相談者:スクールに通いつつ、
玉置妙憂:うん、
相談者:まぁ、本人曰く、一応事務所にも所属してるそうです。
玉置妙憂:ほう、
相談者:声優さんでぇ、食える、かどうか、なんてわかんないよねぇ、って、
玉置妙憂:はい
相談者:学生じゃなくなったら仕送りはしないよぉ、ってぇ、
玉置妙憂:うん、
相談者:それについては、自分の生活の糧っていうことどういうふに考えているんだい?、っていう質問を、しましたところ、
玉置妙憂:うん、うん、
相談者:正直・・
・・
相談者:現実としてとらえてない節があるんですよねぇ、(引き笑い)
玉置妙憂:はい・・うん、
相談者:でぇ、言ったのがぁ、「26歳までにものにならなければ、この夢はスッパリ諦める・・」
玉置妙憂:うん、
相談者:って言うんですけどぉ、
玉置妙憂:うん、
・・
・・
相談者:例えばぁ・・
相談者:こういう形の、えーっと、期限付きの、任用でぇ、こういう・・就労形態の募集が始まってるからぁ、
玉置妙憂:うん、
相談者:こういったところでぇ、約26歳になるまでですから3年ですねぇ、
玉置妙憂:はぁい。
相談者:ちょうどその、か、組織が、3年の雇用契約だったのでぇ、
玉置妙憂:うん、
相談者:ここに行ってぇ、
玉置妙憂:うん、
相談者:でぇ、その間に、
・・
相談者:その夢、を、叶えられる、目処をつけてぇ、
玉置妙憂:うん、
相談者:3年んの任期満了を持ってぇ、大手を振ってぇ、
玉置妙憂:うん、
相談者:その、自分の夢の、世界に進んで行くのか、
玉置妙憂:うん、
相談者:「こういう選択肢、父さん調べてくれてたんだぁ」とかって、こう、嬉々として話するような状況でぇ、
玉置妙憂:うーん、
・・
相談者:とりあえずその大学を出てから先のことは、こうやってある程度、道筋が見えて来たからぁ、
玉置妙憂:うーん、
相談者:「面談に際しては、大学をどう卒業するかっていう話しようね」・・って言って笑って別れたんですよ、
玉置妙憂:うーん、
相談者:(引き笑い)
玉置妙憂:でぇ、さんだ、三者面談になりました。
相談者:なりました。
玉置妙憂:はぁい。
相談者:でぇ、何かこ、お困りのことあるんじゃないですかぁ?、っていうふうに質問振ってくださったのでぇ、
玉置妙憂:はい。
相談者:本人に「あの話していいか?」って言ったら、
玉置妙憂:うん、
相談者:「いいよ」って言ってくれたのでぇ、
玉置妙憂:うん、
相談者:実はそのぉ・・ASDの、特性があってぇ、
玉置妙憂:うん、
相談者:特定の分野のやっぱり、そのぉ、
相談者:講義でぇ、単位を取得すること、がぁ、本人にとっては非常に、厳しい状況にある、っていうことの説明を、させてもらいました。
玉置妙憂:うん、
・・
相談者:そうしましたらぁ、大学のほうからぁ、
玉置妙憂:うん、
相談者:今はそういうのはサポートできる体制が整っていますのでぇ、
玉置妙憂:うん、
相談者:教務の担当に、申し出ていただいて、今後のことを、相談してください、っていう形で、
玉置妙憂:はぁい。
相談者:「今年度で卒業できる・・」
玉置妙憂:うん、
相談者:「と、思うのでぇ、」
玉置妙憂:うん、
相談者:「頑張ってくださいねぇ」っていう言葉添えていただいてぇ、
玉置妙憂:うん、
相談者:面談が終了した、しました。
玉置妙憂:はいはい。
・・
相談者:話だけするとぉ、
玉置妙憂:うーん、
相談者:すごくぅ、ほんとに演説、できるぐらい、
玉置妙憂:うーん、
相談者:まともなこと言うんですよ、
玉置妙憂:うーーん、たぶん、
相談者:だけどぉ、
玉置妙憂:たぶん・・弁も立つんでしょうねぇ、
相談者:自分が、
玉置妙憂:うん、
相談者:やばくなると、
玉置妙憂:うーん、
相談者:殻にこもっちゃうんです。
・・
玉置妙憂:そうですかぁ・・それぇ、
相談者:だから、
玉置妙憂:うーん、
相談者:どう接していいのかぁ、
玉置妙憂:うーん、それで今日のぉ、お、ご相談と、いうことですねぇ、
相談者:そうなんです。
玉置妙憂:わかりましたぁ、
玉置妙憂:え・・では、先生にお聞きしてみましょう。
相談者:はい。
玉置妙憂:え、今日お答えいただきますのは、三石メソード主宰、作家で、翻訳家の、三石由起子先生です。 では先生、よろしくお願いいたしまぁす。
コメント一覧
赤の他人の三石さんだから、こういうアドバイスもできる。
でも実の親なら心配してアレコレ悩むのは当然でしょうね。
けれども結局は三石さんが言ってることが正鵠を射ている。
息子の将来に最終的に責任持つのは息子自身だけ。
いくら親だからとて、息子が解決すべき課題をどうこうできるわけもない。
親にできることは失敗した息子に命綱を投げてやるくらい。
なまじ愛する家族を持ったがために生ずる悩みもある。
まあ、「ぜいたくな悩みだ」くらいに思って頑張ることですな。孤独な人生よりはマシでしょう。
ヘラヘラ笑わずに本気でぶつかればいいのに薄気味悪い 「いい加減にしろ」って言いたいのに笑って別れたって‥
誰に対しても上っ面で本気でぶつかったことない、回避のオヤジに現実から回避する息子。みな逃げてる。
三石じゃ話にならない。
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