テレフォン人生相談 2022年6月6日(月)
パーソナリティ:加藤諦三
回答者:マドモアゼル愛(エッセイスト)
63歳女性から、40年前から心身症になりイライラ感がつのるようになった。就職しても喧嘩して会社を辞めるということを繰り返していて友達もいない。この先が心配だというご相談です。心身症、強迫神経症、パニック障害という心身症のデパートを自慢するマドモアゼル愛のアドバイスに心が沁みる相談者、パーソナリティは加藤諦三さん、エッセイストのマドモアゼル愛さんが回答者です。
相談者は63歳女性(離婚歴あり・独身・一人暮らし)
加藤諦三氏の〆の言葉『人間の心の問題は、体を通して表現されてきます』
目次
たった二人の友達をなくしたくない
加藤諦三:もしもし?
相談者:もしもし、
加藤諦三:はい、テレフォン人生相談です。
加藤諦三:最初に、
相談者:はい。
加藤諦三:年齢を教えてください。
相談者:あ、63歳です。
加藤諦三:63歳、
相談者:はい。
加藤諦三:結婚してます?
相談者:以前、3年ぐらい、結婚してましたけど今は離婚してぇ、一人です。
加藤諦三:でぇ、どんな相談ですか?
相談者:40年ぐらい前からですけど、
加藤諦三:はぁい。
相談者:就職し、て、からなんですけどね(苦笑)、
加藤諦三:はい。
相談者:心身症みたいになってぇ、
加藤諦三:はい。
相談者:仕事も、出来なくなったときもあったりしたんですけどぉ、
加藤諦三:はい。
相談者:まあ、立ち直って仕事してたんですけどぉ、
加藤諦三:はい。
相談者:それから徐々にこう、
相談者:イライラ感が募ってきてぇ、
加藤諦三:はい。
相談者:仕事場でぇ、揉め事起こしたりとかぁ、
加藤諦三:はい。
相談者:自分で抑えが効かなくなってぇ、
加藤諦三:はい。
相談者:最初の時は25年勤めてやめたんですけど、
加藤諦三:でも25年っていうのは、
相談者:ええ、
加藤諦三:辞めては次の職場へ行って、また辞めては、っていう、そういうタイプではないんですよね、
相談者:そうですはい、なんとか、
加藤諦三:はい。
相談者:ほんとは、早く辞めたかったんですけどぉ、
加藤諦三:はい。
相談者:どうしても父親が許さなかったんでぇ、
加藤諦三:はい。
相談者:結局・・**間、うつ病になってぇ、
加藤諦三:はい。
相談者:休んだりとか、一年休業したりとか、
加藤諦三:はい。
相談者:なんとか、まぁ25年、勤めたんですけどぉ、
加藤諦三:はい。
相談者:でぇ、そのあとはまぁ、病気、いっぱいしたんで、休んでたんですけど、2、3年、
加藤諦三:はい。
相談者:でぇ、その後はまた父親から、「仕事せなあかん」言われてぇ、
加藤諦三:はい。
相談者:わたしは嫌やったけどぉ(苦笑)、
加藤諦三:はい。
相談者:親の言う事もきかなあかんと思うてぇ、
加藤諦三:ええ、
相談者:病気もあったけど、
加藤諦三:はい。
相談者:なんとか探し、求めて行ったんですけどぉ、
加藤諦三:はい。
相談者:結局そこも一ヶ月でぇ、
加藤諦三:はい。
相談者:上の人と喧嘩してぇ、
加藤諦三:はい。
相談者:辞めたんですけどね、
加藤諦三:うん、
加藤諦三:そして先ほど「心身症」ってこと、ちょっと言ったような気がするんですけども、
相談者:はい。
相談者:当時、職場の上司もわかってなくって、ぜんぜん、
加藤諦三:心の問題が、肉体を通して表れるっていう、
相談者:ええ、
加藤諦三:それはねぇ、なかなか、理解されないですよ、
相談者:あああ・・
・・
加藤諦三:でぇ、どうしたわけ?
相談者:親のアレもあったし、しょうがなくまた近くの老人ホームなんですけどねぇ、
加藤諦三:うん、
相談者:そこでまぁ、なんとか6年ぐらいはぁ、
相談者:働いてたんですけどぉ、
加藤諦三:よくそこで6年間、勤まりましたねぇ、
相談者:ええ、何とか堪えて、そこでもちょっと喧嘩したんですけどねぇ(苦笑)、
加藤諦三:うん、
相談者:結局、辞めてぇ、
加藤諦三:うん、
相談者:違うところへも行ったけどぉ、
加藤諦三:うん、
相談者:そこも、半年かぁ、一年半、
加藤諦三:うん、
相談者:でぇ、また喧嘩したりとかしてぇ、
加藤諦三:うーん、
相談者:けん・・
加藤諦三:だってぇ、
相談者:うん、
加藤諦三:そこの職場で喧嘩するっていうよりも、
相談者:はい。
加藤諦三:心身症になった状態っていうのは、
相談者:ええ、
加藤諦三:もう、その人自身が生きてるそのことがイライラしてますから、
相談者:ああ、そうですねぇ・・
相談者:生きがいを見つけたときもあったけどぉ、人間関係で疲れ果ててぇ、やっぱりそういう***(苦笑)
加藤諦三:疲れ果てる、そうねぇ、
相談者:ええ、
加藤諦三:あなた今、人間関係に疲れ果てて、って言いましたけれどぉ、
相談者:はい。
加藤諦三:性格に言うと、人間関係に疲れ果てたんじゃなくてぇ、
相談者:はい。
加藤諦三:もう、生きることに
相談者:ああ、
加藤諦三:疲れ果てたんだよね、
相談者:ああ、そうかもしれませんねぇ、今、考えてみたら、
加藤諦三:ええ、
相談者:ええ、
・・
加藤諦三:それであなたぁ、今日の相談っていうのはどういうことですか?
相談者:ああ、はい、
相談者:この性格、すぐカッとなってぇ、
相談者:怒ったりするもんでぇ、なかなか友達じゃないけど、そういう人がだんだん少なくなってきてぇ、
加藤諦三:だんだん少なくなってくるって、それほど友達いないでしょう?
相談者:ああ、そうですねぇ、ふっ(苦笑)、
相談者:二人だけですけど(笑)
加藤諦三:ええ、
相談者:でぇ、その二人・・と、
相談者:どうやって今後、上手くっていうかねぇ、アレしてんと、また、仲が悪くなってぇ、一切、交流がなくなったら、それっきりでわたし、独りで、
加藤諦三:うん、
相談者:死ぬまでおらないかんと思って(苦笑)、
相談者:怖くて(苦笑)、
加藤諦三:そうすると、イライラしてぇ、すぐカァーっとなって、友達がいなくて、今ぁ、
相談者:ウン、
加藤諦三:わたくしは、どうしたらいいでしょう?っていうようなこと?
相談者:そうです。
加藤諦三:はい、今日は、心についてのエッセイストとしてお馴染みの、マドモアゼル愛先生がいらしてるので、
相談者:はい。
加藤諦三:お話を、伺って、ください。
相談者:あっ、ありがとうございます。
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