テレフォン人生相談
加藤諦三・中川潤

加藤諦三・中川潤
テレフォン人生相談 2022年6月16日(木)
パーソナリティ:加藤諦三
回答者:中川潤(弁護士)
特集『ふぞろいな家族関係』52歳女性から、生れた時、父親に認知してもらえず父親の隠し子として母親に育てられた。しかし、父親が亡くなった時の相続では平等に扱われたいというご相談です。パーソナリティは加藤諦三さん、弁護士の中川潤さんが回答者です。

相談者は52歳女性 夫54歳 長男25歳 長女22歳 次女17歳 実母82歳(アルツハイマー) 実父82歳(相談者を認知せず、お見合いで結婚)

加藤諦三氏の〆の言葉『人間の最高の価値、苦悩能力の確立です』

目次

スポンサーリンク

隠し子だって平等に遺産が欲しい

加藤諦三:もしもし?

相談者:もしもしぃ?

加藤諦三:はい、テレフォン人生相談です。

相談者:はいよろしくお願いしまぁす。

加藤諦三:はい、最初に、年齢を教えてください。

相談者:52歳でぇす。

加藤諦三:52歳、結婚してます?

相談者:してまぁす。

加藤諦三:ご主人何歳ですか?

相談者:54歳です。

加藤諦三:54歳、お子さんは?

相談者:3人おりまして、

加藤諦三:はい。

相談者:長男25歳、

加藤諦三:はい。

相談者:長女22歳、

加藤諦三:はい。

相談者:次女が・・17歳です。

加藤諦三:はいわかりました、それでどんな相談ですか?

相談者:はい、あのぉ、わたしは、生まれたときから、父親がいないんですけども、

加藤諦三:ああ、そうですか、

相談者:はぁーい、戸籍にもないんです、戸籍も空欄なんです。

相談者:それで、わたしを妊娠した時の、母との、父との話し合いいで、

加藤諦三:はい。

相談者:結婚はできなくて、戸籍も入れられないし、

加藤諦三:はい。

相談者:認知もできない代わりに、

加藤諦三:はい。

相談者:すぅぅ、養育費は払う、って約束したらしいんです。

加藤諦三:はぁい。

相談者:ただぁ、わたぁ、しぃ、が、17歳くらいになった時に、

加藤諦三:はい。

相談者:もう、その父親がいないってことで、随分、惨めな思い(涙声)、してきたのでぇ、

加藤諦三:はい。

相談者:ずぅぅ、「なんでうちに父親いないんだ!」って(泣)、すごい大喧嘩したときに、

・・

相談者:「じゃあね、会ってきなさい」って言ってぇ、

相談者:そいでぇあのぉ、いっつもあのぉ、養育費も、

相談者:現金書留で、来てたのでぇ、

加藤諦三:はい。

相談者:住所も名前も知ってた、しぃ、

相談者:でも、わたしは見ないようにしてたんですけど、

加藤諦三:はい。

相談者:「会ってきなさい」って言われてぇ、

加藤諦三:はい。

相談者:すごくずーっと恨んでたんですけど、

加藤諦三:はい。

相談者:会ってぇ!

加藤諦三:はい。

相談者:言ってやろう!ってぇ、

加藤諦三:はい。

相談者:(泣)なんで・・すてたんだ!って、言ってやろうと思ってぇ(嗚咽)、

加藤諦三:はい。

相談者:ああいうことしたらぁ、母がぁ(泣)、

相談者:「その代わり、隠して会わなきゃダメだよ」って言ったんです(泣)。

加藤諦三:うん、

相談者:ずっ、父がぁ、すぐにお見合いしたらしいんですね、わたしが生まれたすぐに、

加藤諦三:うん、ううん、

相談者:そこの家族は、ずっ、わたしの存在、知らないからぁ、

加藤諦三:うん、

相談者:養育費払ってることも知らないから、

加藤諦三:うん、

相談者:知られちゃうと養育費ももらえなくなるから、

加藤諦三:うん、

相談者:「隠して会いなさい」って言ったんでぇ(泣)、

加藤諦三:うん、

相談者:ううう、なんで自分の父親に会うのに(泣)、

加藤諦三:うん、

相談者:隠れて、こそこそ会わなきゃいけないんだと(嗚咽)、思ってぇ、ずっ、

加藤諦三:うん、

相談者:会いに行くの止めたんです。

加藤諦三:はぁい。

相談者:それでぇ、もう父親なんかわたしにはいないからと思ってぇ、ずっとそうやって生きてきてぇ、

加藤諦三:はぁい。

相談者:ずっ、でも自分が、子供産んだりしてぇ、

加藤諦三:はぁい。

相談者:そうするとやっぱり、周りの、人、やっぱ、お父さん、お母さんが一生懸命子育てしてぇ、ずっ、

加藤諦三:はい。

相談者:その姿もずーっと見てぇ、やっぱりわたしは父親に抱っこされたこともないしぃ、

加藤諦三:はぁい。

相談者:だからまた、ちょっと、はああ・・悲しくなって母に、ずっ、言ってぇ、

相談者:そしたら電話かけたんです、母が、

加藤諦三:はぁい。

相談者:そいでぇ、一回きりなんですけど、話した時にぃ、

相談者:わたしの存在を、今の家族知ってんのかぁ?って聞いたらぁ、

加藤諦三:うん、

相談者:「知らない」って言うからぁ、

加藤諦三:うん、

相談者:「なんで言わないんだ?」って、わたしはぁ、ずーっと、影の存在なのかぁ?隠された子供?

加藤諦三:うん、

相談者:(嗚咽)なのか!って、ちょっと、電話で言ったらぁ、

加藤諦三:うん、

相談者:なんか、「それは違う!」とか言ってぇ、言ってましたけどぉ、ずずっ、

加藤諦三:うん、

相談者:もうほんとにぃ、全然思ってること、結局、言えなくってぇ、

加藤諦三:うん、そ・・

相談者:わたしが30・・7歳ぐらいまではぁ、なんか、養育費っていう・・

相談者:わたしはぁ、口止め料だと思ってんですよ、

加藤諦三:うん、

相談者:養育費とか言ってるけど(泣)、

相談者:ずずっ、

・・

相談者:だから、毎月ぃ、5万円だけぇ、

加藤諦三:うん、

相談者:わたしが37歳ぐらいまで送ってきてましたけどぉ、

加藤諦三:うん、

相談者:でも、もう、ちょっとお金もキツイから、送らなくていい?って、なんか母に電話してきたらしくてぇ、

加藤諦三:うん、

相談者:でぇ、それっきりもう、音沙汰もないしぃ、

加藤諦三:うん、

相談者:だからぁ、相談っていうのはぁ、わたしが、隠された存在でぇ(泣)、

相談者:このまま終わっちゃうのかなぁ?と、思ったんです、今、

相談者:うちの母はもうちょっともう、死にそうっていうか、あのぉ、

相談者:もう歳なのでぇ、

加藤諦三:何歳ですか、今、お母さんは?

相談者:もう、今、80、2、なんです。

加藤諦三:はいはい。

相談者:はい、でぇ、アルツハイマーになりましてぇ、

加藤諦三:うん、

相談者:もう、頭もボケてきちゃってるしぃ、

加藤諦三:うん、

相談者:あと歩くこともままならなくなってぇ、

加藤諦三:ああ、でしょうねぇ、うん、

相談者:ええ、父も、同い年なもんですからぁ、

加藤諦三:うん、

相談者:相続の?

加藤諦三:うん、

相談者:ことでぇ、あの、ラジオでぇ、

加藤諦三:うん、

相談者:どんな形であろうと(泣)、子供は平等だからって(嗚咽)

相談者:ずっ、ラジオで聞いてぇ(嗚咽)、

加藤諦三:うん、

相談者:わたしは、ずーっと、惨めな思いしてきたけどぉ、

加藤諦三:うん、

相談者:法律では平等なのかなぁ(嗚咽)、っと思ってぇ・・

加藤諦三:ぅ、うん、

・・

相談者:ずっ、

相談者:ぅぅ、だからぁ、最後に、父が、死んでるか生きてるかもわかんないけどぉ、

相談者:平等に扱って欲しいんです(泣)

相談者:遺産、相続で(泣)

加藤諦三:はいはい、はいはい。

相談者:ずぅぅ、

加藤諦三:あなた今、自分が隠された存在っていう、特殊な、

加藤諦三:存在というふうに、自分で思い込んでますよねぇ、今、

相談者:でも、ずーっと、小さいときからぁ、

加藤諦三:うん、

相談者:「なんでお父さんいないの?」とかぁ、

加藤諦三:うん、

相談者:会社の、面接んときも、「お父さん、どうされたんですか?」とかぁ、

加藤諦三:うん、

相談者:あとやっぱりぃ、

相談者:わたし一人っ子なもんでぇ、もうお母さんは朝から晩まで働いてたからぁ、

加藤諦三:うん、

相談者:ずーーっと、一人でぇ、

加藤諦三:うん、

相談者:夏休みも、春休みも、

相談者:でぇ、うちの母が、戦争孤児でぇ、お父さんもお母さんもいないんですよ、戦争中に亡くな・・

加藤諦三:ええ、ええ、ええ、

相談者:だから、おじいちゃん、おばあちゃんも、いないんですよ、

加藤諦三:ええ、

相談者:だからぁ、「ただいまぁ」も言ったことないし、誰もいないから、

相談者:惨めな、感じがしますぅ、

相談者:だからぁ、最後ぐらいはぁ、

相談者:ちゃんと平等にしてもらいたいって、思い始めたんですよ、母が***

加藤諦三:ああ、そりゃそう思うだろうね、

加藤諦三:でぇ、今日のあなたの、相談っていうのはぁ、

相談者:はぁい。

加藤諦三:そうすっと、どういうことですかぁ?

相談者:はい、母ももう、そんな長くない感じなのでぇ、

加藤諦三:ええ、

相談者:父も、生きてるか死んでるかもわかんないんですぅ、

加藤諦三:うん、

相談者:けどもぉ、平等に、遺産があるんだったらぁ、分けて欲しい。

加藤諦三:うん、

相談者:なんか、堂々としたいんです。

加藤諦三:それは堂々と、分けてもらいましょうよ、

相談者:はぁい。

・・

加藤諦三:でぇ、今日はスタジオにですねぇ、

相談者:はい。

加藤諦三:弁護士の、中川潤先生がいらしてるんで、

相談者:はい。

加藤諦三:伺ってください。

≪ 前へ123
1 / 3 ページ
スポンサーリンク

コメント一覧

  1. なんかスッキリしない回答だなあ。
    今は幸せなんだからそれでいいじゃないか、相手の家族に無用な不幸を引き起こすことになるよ、裁判やるのも大変だよ、泣き寝入りしたらどうなの?ってことだよね。
    相談者が納得するためには、どんな修羅場を演じようと全力で闘ってみる必要がある、と加藤先生も最初は思ったはず。
    でも闘って勝ったとしても「労多くして功少なし」と判断して、最後のあの言葉を吐いたんだろうな。無難な選択。

コメントする

コメント

※メールアドレスは公開されません。

Comments links could be nofollow free.

CAPTCHA