テレフォン人生相談


テレフォン人生相談2019年6月12日(水)
パーソナリティ:ドリアン助川
回答者:三石由起子(作家・翻訳家)
35歳女性から、自分の怒り感情のコントロールが出来ず、もう、2、3人の彼氏に逃げられている。独身一人暮らしでベビーシッターにイラストレーター、美術学校でアルバイトをしている。受け止めてくれるだろうと思う人にだけ強い感情を出してしまう、それが彼氏達。自分を大事にして欲しいと確認の意味で強く出てしまう。どうすればいいのか?

目次

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怒りの感情がコントロールが出来ない

相談者は35歳、独身一人暮らしの女性。
新卒で就職、25歳まで両親の元に居たが、以降、一人暮らしを始める。
仕事は3つ、ベビーシッターにイラストレーター、アルバイトで美術学校へ行っている。

相談は、自分の怒りの感情のコントロールが出来ないことについて悩んで電話をした。

感情をぶつける相手は身近な人。それは主に恋人に対して。
些細なことだけれど、怒りのコントロールが出来なくなることがあって、毎回、恋人が逃げ出す状況になる。

過去、2、3人は逃げていたと思う。

父と母は別に暮らしており、新卒で就職し、25歳まで一緒に暮らしていた。
家族に対しては、怒りを出したことはない。
付き合っていた恋人に対しては出していた。

相手を選んで怒りを出しており、この人だったら受け止めてくれるという人を判断して、その相手に対して感情を出すという感じ。

最近のすごかった怒りは、8ヶ月前に別れた彼氏に不満が募った時、「本当に大事にしてるんだったら、ちゃんと養うとか、大事なら金を払え」「旅行に連れて行け」「ちゃんと結婚する」
明らかに、目に見えて結婚とか旅行とかというフレーズを出して、確認しようとする。

「大事に思っているなら結婚してよ」
「旅行に連れて行ってよ」
「お金を払え」というのは、事情があり、既婚者の彼に対して確認したという気持ちから。

家族を養っているんだから、わたしも同じくらい大事ならちゃんと養って。

金額を示してというのは、本当に大事なら、離婚して結婚するでしょう。そういうことをズバズバ言うと、向こうは諭してくる。
それは病気だから治しなさいというふうに。
諭されると逆上して、手が付けられなくなる。

「なんで治せ、治せって、わたしにばかり」という感じで振り切れちゃう。

掴みかかったり。彼が帰らないように彼の持知物を抱きかかえて帰らないようにしたり、「もう殺す」みたいな言葉を発したり。

「旅行に連れて行ってよ」というのは、本当に旅行に行きたいわけじゃなく、愛情を確認したい、目に見えて安心したい。

自分じゃない自分になりたいということが相談。
この性格で生きていくのは苦し過ぎる。




三石由起子アドバイス

人を傷つける時というのは、必ず大事な人を傷つける。
どうでもいい人を傷つけることはない。
それは、その人が好きだから。

憎しみや怒りというのは、自分の体も痛めつける。
腹を立てるという表現、本当に腹を立てている人の内臓を見てみると、はらわた煮えくり返るという表現そっくりに煮えくり返っているらしい。

あなたは他人に対する期待が大きいんだと思う。
あなたは冷静に、自分に原因があるってことは良くわかっている。
なのに、他人に対して期待してしまう。

安心したい、安心したいって思っているんだろうけど、その感情というのは錯覚でしかない。
つまり、世の中の誰も安心はしていない。

「あの人は、安心して静かに暮らしてるんだろうな」って思うかもしれないが、そんな人なんかいない。
そういう状況はあり得ないし、出来ない。

あなたは、小さい頃からかもしれないし、いつからかわからないけれど、自分が足りないこととか、相手がしてくれないようなことばっかりを考えて生きてきた。

そういうことは、訓練でどんどんうまくなっていく。
「もう、最悪です」と相談者悲鳴。
人間というのは、学習する。
「あれもしてくれないじゃないか」「これもしてくれないじゃないか」
こういうことを、人よりも早く、たくさん見つけられるようになっちゃう。

猫を飼っているという三石由起子。
猫っていうのは、無条件に可愛い。
なんで可愛いいのか?
何の期待もしてないから、一度遊びに行って帰ってくると、「シャアー!」ってなる。どんなに躾ても何も覚えない。そんなところが可愛さで、こちら側が相手に対して、あらゆる期待を捨てさっているから、ただ可愛い、期待しないから可愛い。

具体的どうすればいいか?

音楽を聴くなら、1日5分ぐらいクラッシック音楽を聴くといい。

相談者に似た人を知っている。
その人はヨガを始めて8年、今では自分が先生になっている。
性格も穏やかになったし、呼吸法が上手になったんだと思う。
呼吸が上手になると、人との間合いが上手にとれるようになる。

今は話していいいときなのか、黙っていた方がいいのか、というのが、呼吸でそれが出来るようになるみたい。

ヨガ、週二回やっていると相談者。
感情のエネルギーがすごいので、体を動かすようにしている。

それなら、呼吸法を学ぶんだという気持ちで、5年やって、教師になってみようみたいな気持ちで、そうすると呼吸がわかって、人と話が出来たら全然違ってくると思う。

「結婚してくれ」っていうのも、男に言わせてナンボ。
自分で言っちゃだめ。
言う人もいるだろうけど、その結果、何度も逃げられてるわけだから。

憎しみや怒りを受け止めてくれるだろうと思う人にしか言わないというのも、そんな人はいない。
怒りや憎しみなんか絶対に嫌、気配でも見えたら逃げてしまう。
自分だって嫌なら、自分が嫌なことを人に求めてはいけない。

今、3つの仕事をしている相談者。
ベビーシッターと、イラストレーター、それに美術学校にアルバイトに行っている。

物を作ったりするのが出来るのならば。怒りのマンガみたいのを描けば?と三石由起子。
そうしたいけどと相談者。それが出来れば一番いい。

憎しみや怒りは、みんなが嫌いかもしれないけれど、あなただったら特技になるかも。
ただし、子供に向くわけじゃないだろうけど、怒りや憎しみをもっていると邪気が出るので、子供に触っちゃ駄目。

怒りや憎しみっていうのは、自分で大事にしてやらないと駄目。
自分で忌み嫌っているけれど、ちょっとプラスに考えて、大事にしてみようと思えば、一度、やってみる(怒りの漫画)価値はあるんじゃないだろうか?




ドリアン助川まとめ

成熟していくということは、怒りなり悔しさを花に変えることが出来ることだと思う。

その怒りのエネルギーは凄まじいエネルギーなので、これをあなたの人生、どう花に変えていくかっていうのが課題。

作品を残す人、実はそういうところからきている人がいっぱいいる。

最低限のことはあるにしろ、あなたのエネルギーを消す必要はない。

その方向で、未来について考えてみましょう。
お勧めします。

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