テレフォン人生相談


テレフォン人生相談2019年9月4日(水)
パーソナリティ:ドリアン助川
回答者:大迫恵美子(弁護士)
60歳女性から、次女27歳が結婚するという彼は暴力をふるう男性。激昂すると顔を殴ったり首を絞めたり。娘自身も相手の嫌な事を言うタイプで「死んでくれ」と言ったりする。自分の気持ちに寄り添ってくれないと激しく責められることもある。結婚しない方がいい二人、どうすればいいか?

目次

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今日のまとめ

相談者は60歳女性、夫は65歳、長女32歳、次女27歳、次女の彼氏27歳のサラリーマン。

子供の件で相談。
「結婚したい」って話をしている。
その相手が、暴力をふるうような方なので、どういうふうに対処しようかなと思っていました。

結婚の日程は決まっていない。
「結婚する」ということで。
暴力癖がある相手の男は、娘と同じ27歳でサラリーマン。

具体的には顔を殴られたり、首を絞められたりとか。
たぶん激昂してそうなると思う。

娘は相手が嫌なことを言ってくるタイプ。
母親に、「タヒね」「タヒんでくれ」って言う。
「わたしの気持ちに寄り添ってくれない」とかで。

中学生ぐらいから、言うようになった。
友達は少ないと思う。
表面的な方は居ると思うが、心から語り合えるような友達は少ない。

今は勤めている。
思春期の頃は、そういうことを割ということもあるが、今でもそう。
何日か前に、「結婚したい」ということ電話があって、母親がいろいろ言ったら口論になった。

娘の方が「かぁーっと」一方的に、2時間くらい話をした。
母親のほうは聞いていられなくて、「もう悪いけど切るね」と言って電話を切った。

その後何回も着信があったり、メールとかもいっぱい来ている。
そのメールの中に「タヒね」とか、「わたしのことをわかってくれない」とか、「向き合ってくれていない」とか、何十件もきているような状態。

その後何回も着信があったが、母親は頭の中が真っ白になって電話に出なかった。

ドリアン助川:相手の男の行為を認めるわけじゃないですけど、殴られたり首絞められたりっていう、まぁ、ひょっとしたらその、その前提として、二人が口論状態になると、お嬢さんが相手の男に「タヒね」とか言ってる可能性があるわけ?

かもしれない。
そもそも・・

ドリアン助川:どう考えても結婚しない方がいい二人なんですけど。

相談者:そうなんです。わたしもそう思うんです。
もう、何とかしてやめさせたいなぁーって。

ドリアン助川:しかし結婚をしたいって気持ちも、当然二人にあるわけで、それはどういうことなんですかね?

相談者:相手の人は自分のことを理解してくれる。
わたしも相手のことが理解できる・・って言うんですよ。

お互いに「タヒね」と言ったり、殴られたりしてる中で、二人の独特の世界が展開していて、他人が口をはさめるようなことではなくて、これがわたし達夫婦なのよと・・いう感じなのかもしれない。

相談者:でも出来ることなら、一緒じゃない方が、お互いの為にいいんじゃないかって思う。

ドリアン助川:何か悲劇を招いちゃう可能性もありますからね。

娘の性格は変わらないと思う。
そうすると、他に付き合ってくれる男性というのは、なかなか現れないと思う。

非常に心が大きい、すごい大きい、懐深い男・・お嬢さん選ぶと思います?




大迫恵美子アドバイス

大迫恵美子:小さい時からね、下のお嬢さんは育てにくい子でしたか?

大迫恵美子:お嬢さん2人なのでね、お互いに、どちらか親に好かれてるかっていうことを、気にするんじゃないかと思うんですけど。
そういう目で見た時にね、どちらかのお嬢さんの方が、「可愛がられてるな」という風に思われるような状況でしたか?

相談者:そうですね、下の子の方が可愛がられてるかな?

大迫恵美子:ああ、そうですか。そういう風に下のお嬢さんは思ってるんですかね?

相談者:思ってないと思います。

相談者:その子の方が、可愛がったと思うんですけど、本人はどう思ってるかは、わからないです。

大迫恵美子:その「自分を理解してもらえてない」っていうことをね、強く言うという事は、比較してね「お姉ちゃんのほうは、あんなに理解されてるのに自分は理解されてない」っていうふうに、考えるような状況があったのかしらと思ったんですけど。

相談者:ああ、ああ・・でも、今にはよく「上と比べられた」と言いますね。

大迫恵美子:「比べられた」っていう意味はどういう意味なんですか?

相談者:よく、「人と比べられた」っていうことは、今も訴えてますね。
「小さい時比べられた」って。

大迫恵美子:いやだからそれはね、「比べられた」って意味は、「お姉ちゃんはいい子なのに、どうしてあなたはダメなの」っていうふうに比べられたっていう意味でしょう?

相談者:ああ・・はい。

大迫恵美子:だから、お姉ちゃんは肯定されるのに、自分は否定されるっていうニュアンスで言ってるんでしょう。

大迫恵美子:それは珍しくないんですよ、それを親は、「そんな事してない」って言うのはね。
普通だいたいそうなんですけど(笑)。
そういう場面、何回も見たことありますけど、小さい下の子供にとっては結構、傷になってることってあるんですよね。

相談者:はいそうかもしれないですね。

大迫恵美子:そういう気持ちを強いお子さんで、自分は家庭の中でね、正当に評価してもらえてないっていう・・思いがあるので、家族外の人に対して自分を理解してくれる人を求める気持ちが強いんじゃないんですかね。

相談者:ああ・・はい、だと思います、っていうか、よく「理解をしてくれない」っていうふうに、訴えますね、「寄り添ってくれない」とか。

大迫恵美子:それを、結婚するしないはともかくとして、その気持ちはもうどうすることもできないんですかね?

相談者:最初その気持ちも判らなかったんですけど、一生懸命訴えられると、「そうだったんだろうな」って思ってるので、「悪かったって」って事は本人にも伝えました。

大迫恵美子:それは「悪かった」と本当に思ってるなと、いう風に伝えることはできたと思いますか?

相談者:たぶん、伝わってないんだと思います。

大迫恵美子:「口先だけで言ってるんだな」って思われてませんか?

相談者:はい、だと思います。

大迫恵美子:それはね、結構ね、重大な問題で、はっきり言って27歳にもなって、もう大人ですよね。
親から離れなくちゃいけないんですけど、その段階でまだ親に対してわだかまりがあるということはね、こうのお嬢さんがこれから1人で生きていくためにはあまりよくない状態だと思うんですよ。

大迫恵美子:そういう恨みとかね、後ろ向きの気持ちというのは、その恨みを晴らすために何かしようっていうような行動に出てしまって、自分が幸せになるために、まっすぐ行くんじゃなくて・・

大迫恵美子:真っ直ぐじゃなくてもとにかく、相手を困らせるために「こんなことしてしまえ」みたいなね。

相談者:なんかわかります。

大迫恵美子:そういう態度に出ることになって、結局は娘さんにとって不幸せになっちゃうっていうことが起こるので、なるたけそういう気持ちは解きほぐすように努力しなくちゃいけないんですけど。

大迫恵美子:やっぱりお母さんが、真剣に向き合ってないと思われちゃうと、いつまでたってもその状況変わらないですよね。

相談者:大きなため息。

大迫恵美子:電話のこともとても気になるんですけど。
何回も何回も着信をしてきたきたりね、メールをしてきたりしてるのは、夢中になってお母さんに振り向かせようとしてるんだと思います。

相談者:そうなんですよ、わたしもあとから失敗しちゃったかなと、思っちゃったんですよね。

大迫恵美子:お子さんからするとね、結局、わたしがこれだけ苦しくて真剣に助けを求めてるのに、お母さんは来ないんだっていう気持ちなんだと思うんですよ。

大迫恵美子:その状況はね、解消するように努力された方がいいと思いますよ。
つまり、本当に向き合ってるんだということをね、電話じゃなく行って、一晩寝なくてもね、ずっと話する位の、体力気力限界までお付き合いしないと、なかなか本気度って伝わらないんじゃないですかね。

大迫恵美子:今のお嬢さんのありようとしては、そこはすごく大事なことでね、結婚するとかしないとかを抜きにしても、お嬢さんの基本ですからね。
そこの土台のところに、お母さんがちゃんと出来ることをしておかないと、困ると思いますよ。

大迫恵美子:そこでお嬢さんが自分の人生を誤ってしまうかもしれませんよ。

大迫恵美子:姉妹(きょうだい)がね、いる子ども育てるって、それはそれなりに難しいんですよね。
やっぱり子供は、もう1人の子供との間で、親の愛の本気度を伺っているんですよ。

大迫恵美子:親の愛の足りないという訴えは、本人の人格の自信の根本的な部分に関わっているので、それは今のうちに修復できるものならする努力をしないといけないと思いますよ。

大迫恵美子:それはね、口先のことだけじゃだめなんですよ。
「わたし達は、子供は平等に育てたわよ」とか、「子供は、どっちだって可愛いのよ」みたいなのを表面的言われても、27年かけてずっと信じてないんですから、そこがあるから、問題のある同志の傷を感じあって、そのことが分かり合ってるっていう、幻想みたいになってるけれども・・

大迫恵美子:それは、相手の寂しいっていうことが、自分にもわかるし、自分の寂しいってことが、向こうにも伝わるので分かり合ってるって思ってるんですけど、寂しいてわかるだけじゃダメでね。

大迫恵美子:相手の寂しいことを、癒しあえるとか、相手を寂しさから救おうと、努力できるかってことはね。

大迫恵美子:それはなかなか成熟してない人間にはできないですよね。
結局そうなると相手対する攻撃として出ちゃったりなんかして・・

大迫恵美子:本当に、重大な事故も心配ですよね。

大迫恵美子:そういうところに近づかないようにするためには、やっぱり本人の方に強いものがないとダメなんですよ。
27歳にもなってると、親の承諾なんかいらないので、結婚しちゃうかもしれません。

大迫恵美子:でもそうなったときに、その次の段階として、逃げて帰ってくるところがないと・・

相談者:そ、そうなんですそれも、考えるんですよね。

大迫恵美子:その時に親が本気なのかどうかってことだって、子供にとっては重大な問題なので、まず基本的には下のお嬢さんのことはちゃんと理解していて・・

大迫恵美子:理解というのは、いい子だから好きになるんじゃないですよ。
欠点があっても、とにかく丸ごと受け入れるっていうふうに、感じさせないといけないんですけど・・

大迫恵美子:そこのところに自信がないと思いますよ、お嬢さんはね。

大迫恵美子:そこをきちんと作ることによって、もしかしたらこの心配な結婚についても、しっかりした別の考えを持つかもしれません。

大迫恵美子:結構大変なことだですけど、お嬢さんの精神状態がもっと、健全な状況に耐えられるように、一生懸命努力しなきゃいけない時なんじゃないでしょうか?

相談者:じゃあ、本人と話をするっていうこと?

大迫恵美子:本人と話し合うどころか、本人とものすごく関わって、遠くにいるんだったら訪ねて行ったりとか、あなたもへとへと、ちょっと家庭生活も放ったらかして大変っていうぐらいのことをやらないと・・

大迫恵美子:難しいんじゃないですか?

相談者:はああ・・それであの、結局電話とかに出なかったんですよね、2日か3日、電話出なかった時に。

相談者:その後もぱったりかかってこなくなってしまったんですけれども・・

相談者:こちらから連絡とって、行きたいということ・・伝えたい・・

大迫恵美子:あのね、「行きたい」って言ってる場合じゃないと思いますよ。
「行きたい」って言うとね、「来ないで」って言うと思いますね。

大迫恵美子:だから突然訪ねて行くぐらいのね、遠慮がちにそろそろっていう段階じゃないような気がしますけどね。

大迫恵美子:お母さんが髪振り乱して、飛び込んできてね、「もう心配で心配で」っていうところからスタートしないと、本気度が理解してもらえるないんじゃないですか?

大迫恵美子:いつも、取りすましてしまっているように見えるところが、自分との距離だというふうにお子さん思ってませんかね?

大迫恵美子:なんか体裁とかね、世間体とかばかり、お母さんは気にしてんのよって思ってませんか?

相談者:あっ、そうかもしれないです。

大迫恵美子:世間体とか、他の人がどう思うかとか、関係なくお母さんはあなたが大事っていうようなね、メッセージを体当たりで伝えていかなきゃいけないんじゃないでしょうか?

相談者:ああ・・はぁい。

ドリアン助川:やっぱり僕も思ったのが、実際に直にあって話しをする時間というのは、とっても大事ですね。

相談者:あ、はい、わかりました。

ドリアン助川:なによりも、なによりもそれが大事なような気がいたします。

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