テレフォン人生相談


テレフォン人生相談2019年6月8日(土)
パーソナリティ:加藤諦三
回答者:大原敬子(幼児教育)
34歳女性から、小学1年生6歳の息子、物覚えが悪く、学習に遅れが出ないか心配だった。就学相談では特に問題なかったが、地元の発達相談ではIQが少し低く覚えは悪かった。小学校にあがり学校の先生にも文字の大きさ、書く場所が滅茶苦茶、ノートに書く場所も何ページも抜かして書くことを指摘される。教育委員会の就学相談でも軽度の知的があることから支援級を勧められる。息子は行きたくないと主張しているが、本人の意思を尊重すべきかどうか?どう対応すれば?という相談。

加藤諦三氏の〆の言葉『人生の問題を乗り越える人は、心が新しい情報に開かれています。』

目次

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物覚えの悪い息子、支援級に行くべきかどうか

相談者は34歳、夫も34歳、子供は二人で長男6歳の小学1年生、長女が4歳で年少の四人暮らし。

6歳の息子の事で相談したい。
物覚えが悪く、学習に遅れが出ないか心配があり就学相談に行くも、結果は特に問題なし、何かあれば就学後に学校に相談してと言われる。

それでも心配だったので、地元の発達相談でIQ検査をしたところ、やはりIQがちょっと低く、覚えが悪いことがわかる。
それでも、小学校に上がってみて、何か問題が出てきたら、その時に考えましょうということだった。

小学校に上がり、学校の先生に指摘される。
ノートを書き写す順番や、文字の大きさ、書く場所が滅茶苦茶で、ノートに書く時、何ページも抜かしてポンと書いたりしてしまう。
支援が必要なんじゃないか?というお話だった。

今年の夏、教育委員会の就学相談を受けて、やはり軽度の知的があることから、支援級に行った方がいいのではと勧められる。

今回、相談したいのは、息子本人の意見としては、支援級は他のクラスから離れた所にあり、お友達とも離れていて、どうしても自分が行くというイメージを掴めないので「行きたくない」と息子から迫られてしまった。

本人の主張を優先してあげたいが、学習面で遅れが出てきたり、今後のことを考えると行った方がいいのか?どう対応すればいいのか相談したい。

物覚えの悪さがどの程度か問う加藤諦三。

置いたものをどこにやったかを忘れてしまったり、忘れ物が多かったりといった、小さなことではある。

関心のある場所が違うってことでは?
その子に対して関心があるものは覚えているけれど、自分に関心がないものはすぐに忘れる・・そういうことではないか?と加藤諦三

そうですね、と母親。

最初から、この子に何か問題があるんじゃないかと、そういう見方を最初にしていて、そうするとそういうことがどんどん目についてくる、そういうことではないか?と加藤諦三

それはあると母親。

6歳の男の子の側からすれば、周りの人が自分をそういうように見てるというふうに感じる。この影響はすごい。
1年間、こういう目で見られていれば、そういうようになっていく。

本当に、この子は支援を必要としているか必要としていないかというのは、きちんと偏見をもたないで見る必要がある。




大原敬子アドバイス

この子は素敵、いい子、「僕は、あのクラスに行きたくない」って言える。
自分で意思は持っている。

子育ての一番大事な事、「神は細部に宿る」
細かいところ、こんな所いう所に心を配っていると、そこに神が宿っていくことがある。

学習障害、3つある。
まず文字が上手に書けない。
もしかしたら文字を形に捉えることが苦手なのかもしれない。

心理の先生にもそう言われたと相談者。
とすると、確かにこの子は学習障害。

ただし、大事な事は流れを見せてあげること、すると子供は形にはまっていく。
2B、3B、HBの鉛筆をちゃんとそろえていたかどうか?
柔らかい鉛筆であればあるほど、綺麗に走る。
「神は細部に走る」とはそういうこと。
文字が書けない、書けないと言葉で教えることではなく、鉛筆から変えてみたらどうか?

言葉でも、「こう書くの」ではなく、『あ』という字は、「こうして曲がってね」「ほら、左側に『あ』っていう字は重たいでしょう」「だから大きく膨らむところは、右側に行くのよ」と、バランスを教えると、子供は瞬間も絵で理解する。

瞬時にそれが出来る子もいれば、学習障害で、文字が書けないようなお子さんというのは、形に出来ないところを、形を教えることによって違ってくる。
これが一点。

「あの子は変な子」というのは、日常生活が出来てないから。
以下の問いに答えていただけますか?

●自分で顔を洗えますか?
●箸をきちんと持って、ポロポロこぼしませんか?
●フォークとナイフは使えますか?
●ハサミは使えますか?
●ティッシュをつまめますか?
●鼻をかむことができますか?
●鉛筆は上手に持てますか?
●左巻き、右巻き、ぐるぐる描けますか?
●折り紙を折ることはできますか?
●卵を割ることできますか?
●自分の頭を洗えますか?
●スキップできますか?
●カスタネットでリズム感が取れますか?
●輪ゴムで、1つの束ねをくくることができますか?
●自分で服を着れますか?
●暑い寒い時に自分で脱ぎ替えできますか?

指先がすごく弱くないですか?

指先は脳に行く。
テーブルを雑巾で拭くとき、きちっと雑巾を絞れるか?
これらは、本来、お母さんが教えていくことだった。
今なら間に合う。

例えば、箸を持つことはできても、ちゃんと持てたとしても、口からポロポロとこぼれるはず、落ちちゃう。
それが、小学校に行くと、みんな「嫌だ、あの子」になってしまう。

つまり、文字が上手に書けない、形がとれないお子さん、生活パターンが、みんなについて行けないと、そこで差別されてしまう。
これらは、家で教えることができること。

「お箸、上手に持てたね、素敵よ」って褒めてあげる。

筆箱の中、相談者が常に鉛筆、きちん柔らかい鉛筆を用意してるんですね?
子供は、こういった、ああいった、そういった・・というのはわからない。
指先が弱い子は、握る事が弱いので落としてしまう。そうすると「もう嫌だ」ってなってしまう。するとお母さんが揃えてしまう。

とにかく、ゆっくりと、この子は指先が弱いんだな・・と、この指先をしっかり持つ訓練をしておくと、生活が出来るようになる。

学校の先生は、文字だけでは別クラス「支援級」へとは言わないはず。それは生活態度が出来ていないから。

周りも、「何々ちゃんがね、給食のアレこぼしちゃった」とか、手がかかるから、ただそれだけの理由。
お子さんに、それをやっただけでも、相当に伸びます。

家の中の整理は出来てますか?と大原敬子。
買い物を、子供と一緒に行く。
物を置く時、どの順番で置いたら物が壊れないのかを話をしてあげる。すると子供は考える事を覚える。

学問は、生活の基盤が出来てない時には伸びない。
1年かけて、この子と触れ合う時間を持つ。
いつかこの子は伸びるんだと。

手がかかるからと自分でやってしまわない。
この子は不器用なわけではない。
指先を使わずに行ってしまうと、「僕は何もできない」ってなってしまう。

「芽を摘んでしまったのは私かもしれないですね」と涙ぐむ母親。
責めるのではなく、そうか、初めて気づいた!6歳で良かったと思う。
中学で教えるのはとても難しい。

まず生きるっていうこと。
人間の知恵っていうこと。
知識、全て生活の中から、土台が出来上がって初めて学問の方へいく。

まずは指先をやってみる。

【更に要約】
息子が学習障害とわかり、大原先生が指先のチェックをします。
すると、指先が弱い事が判明、上手に出来ない事が多い。
先生は文字が云々より、生活態度から「支援級」を勧めてると指摘。

指先が不器用な事でで、友達の中で差別が生まれる。
けしてこの子は指先が不器用なのではなく、家でやらせてないのが問題。
お母さんが、我慢しきれずにやってしまう事。

学問は、生活基盤が出来た上でないと伸びない。
なので、指先の訓練(?)をすることで、考える事を覚えていく。
小学1年生の今、気付いて良かった。

この1年、頑張って土台作りをすると、初めて学問の方へ向かっていく。




加藤諦三まとめ

あのね、6歳でもって、この子はこうだと決め込まないでください。(加藤諦)

はい、わかりました(相談者)
要するに、偏見なしに・・この子を見てください。(加藤諦)

はぁい。(相談者)

それともう一つ、あなたのずーっと行動見てると。(加藤諦)
はい。(相談者)
あなたの行動が、あなたの現実を作るってことだけは、頭に置いておいてください。(加藤諦)

はい。(相談者)
どんどん、決め込んでいますから。(加藤諦)

はい。(相談者)

***・・(相談者)
よろしいでしょうか?(加藤諦)

はぁい、ありがとうございました。(相談者)
はい、失礼します。(加藤諦)

失礼します。(相談者)

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コメント一覧

  1. この相談をして良かったねえ。
    これでこの子供は救われた。

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