テレフォン人生相談


テレフォン人生相談2019年8月16日(金)
パーソナリティ:加藤諦三
回答者:坂井眞(弁護士)
35歳の女性から、半年前に夫から離婚したいと告げられる。理由は、自分のお金遣いの荒さ。離婚したくないので改心し、無駄遣いしないようにもしている。「やり直したい」と言っても、「今さら遅い」と言われる。離婚せずにいられるのか?
加藤諦三氏の〆の言葉『お金がなくて幸せな人はたくさんいます。孤独で幸せな人は一人もいません。』

目次

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5分で読める今日のまとめ

相談者は35歳女性、夫は36歳、結婚して5年、子供は二人で5歳と2歳の男の子。夫も妻も共に母子家庭で育つ。

半年前に主人に、「離婚したい」と告げられた。
理由は、相談者のお金遣いの荒さ。
多い時、月にカードで25万ぐらい使ってしまう。

相談者自身は働いてない。
夫は手取りで月に70万、80万もらっている。

お金の使い道は、よくよく考えると必要でない物を買っている。
子供の服でも買い過ぎたりとかしてしまう。

ーお金使うこと、その事が気持ちがスッキリするというか、日ごろのなんとなしの不満が晴れるとか、そういうことはあるんですか?

自分の気持ち的に、そういうのはある。

ーなにか今、不満なんだよね?
これが・・ご主人に不満とかというのはないか?
二人の男の子、忙しいと思う、男の子は大変、毎日の生活に何か不満、子育てをやってるだけで、なんとく満たされないことがあるのではないか?

ある。
主人、夜の仕事、毎日夜勤の仕事なので、夜は居ないという・・

ーそうすると、何が一番の不満の大本(おおもと)?
生活の在り方?
ご主人との心のふれあいはどうなのか?

半年前に離婚を言われる前は、話せる日が月に数回。

ー向こうから離婚したいと言ってくる、向こうは不満。
あなたも不満があったわけですよね?

ー外から見ると、立派なご主人で、お子さん二人・・というけれど実は、あなた・・孤独だった。

ー実は、結婚前から孤独だったんじゃない?

それは・・・・あると思います。

ーですよね・・誰とも繋がっていない。

満足してなかったと言われてみたら、そうかもしれないんですけど、離婚しようと言われてから、考え方、お金の使い方、変わった。

頑張って働いてくれてるから・・っていうふうに考えられるようになって、「わたしも変っていくから、もう一度、考え直してもらえないか?」っていうふうに言っているが、「もう、今さら遅い」っていうふうに言われる。

ー今日の相談、「離婚したい」と、ご主人から言われている。
だけどあなたは「離婚したくない」と・・「離婚したくない」と言い続けられるんでしょうか?という相談ですね。




坂井眞アドバイス

ーこの5年(結婚してから)の間に、夫婦の関係は、何か問題があったことはありますか?
喧嘩をよくしてたとか、子育てで揉めたとか。

喧嘩は・・よくしてました。
殴り合いではないが、喧嘩になることが多々あった。
つかみ合いみたいな感じ。
一ヶ月に一回とか、二ヶ月に一回とかの頻度。

ー月に25万、自分としても金遣いが荒かったと思うけれども、借金とかが出来たりしていない?
使い過ぎて、借金が出来てるわけではない?

はい。

ー蓄えに回る部分が、消費に回ってしまったような感じ。
端的に言うと、5歳と2歳の幼いお子さんが居るので、お父さん、お母さんは二人で子供を育てる責任がある。

ーだから、簡単に「嫌になった」から、「別れたい」と言っても、協議離婚をすれば別、サインをして「別れる」のは、二人で止めにしようと言って別れるのは、小さいお子さんが居ても、別に出来ること。

ー片一方が、「どうしても離婚したくない」、でも片一方は、「どうしても離婚したい」と言って、話が噛み合わない時は、別れたい方は離婚の裁判を起こす。

ー法律にはいろいろな理由が書いてあり、「性格の不一致」的なものもあるが、小さい子供が居る場合には、片一方が「もう嫌だ」と言っても、ちゃんとした理由がないと、そう簡単には裁判所は離婚させるということはしない。

ーあなたの場合、どうか?
あなたは「離婚したくない」と、生活態度は前とは変わった、本人的には変えたつもりだと。

ーその前は、確かに金遣いが荒かったかもしれないけれど、幸いなことに、ご主人は36歳で収入がそれなりにお有りになる方。

ー手取り、70万、80万、額面なら1000万超えてるような収入。
だから、たくさん使ったと言っても、借金は作ってないし、とんでもない事態になっているわけではない。

ー「このまま続けると、離婚したい」と言われて、態度を改めたとなると、ご主人が仮に、「それでも離婚したいんだ」と、「態度を改めても手遅れだ」と言っても、あなたが協議離婚に応じない場合、裁判を起こして、簡単に離婚出来るかと言えば、そう簡単ではないと思います。

ー今の段階では、そんなに心配しなくても、法律的にはいいと思います。
あなたのおっしゃってる通りだったらね。

ー今のままで、スレ違いのままでいいのか?
そんなことはない。
だから、そこから先がきっと重要で、今すぐ、無理矢理離婚にならないとしても、なんとか関係を良くしていかなければいけない。

ーそのためには、どうしたら夫婦関係が良くなるのか?と言えば、あなたが結婚前、結婚してからもずっと寂しかったのかもしれない。
それが、無駄遣いに繋がったのかもしれない。

ーその辺りを、ちゃんと考えていかないと、今すぐ離婚にならなくても、関係は改善されないから、長い時間、そのまま続けてしまうと、「じゃあもう、この夫婦、くっつけておいてもしょうがないな」となるかもしれない。

ーその辺のことを、ちゃんと考える必要があるんだと思います。




加藤諦三まとめ

ーあなた小さい頃、何があったの?
あなたの家って、権威主義的な家に育ったの?

自分も主人も母子家庭で育っていて、厳しい母親で育っていた。

ー厳しい教えでしょうね。
きっとね、気が付いてないものが、いっぱい心の中にあると思います。

ー本当は怒りを持っているでしょう?

うん?母親に対して・・ですか?

ー母親ばっかりじゃなくて。

あります。

ーありますよねぇ。
その隠された怒りが・・なにかると・・今、目の前の事に反応して、カーっとなってるんですよ。

ーだから今のことが問題じゃないんだよね。
これ認めないと絶対に成長できないから。
行動なんかどんなに改めたって、人間は成長しないですよ。

ーあなたが小さい頃、何を学習してきたのかっていうことを、自分で書いてみたら。

ー「心の履歴書」

ー会社に出す履歴書じゃない、人になんか見せなくていい。
これを節目に、ストンと成長できるような気がする。

ー自分でも成長できるって感じしない?

します。

ーしますよね。

ー成長すれば。
お金遣いがどうなんて、考え方がどうなんて、そういうことじゃなくて。

ーご主人が変わるかもしれない。
だけど、ご主人を変えようと思っている限り、ご主人は変わりません。

ー今の素直さを、忘れないで、書きだしてください、自分の中に。
これが癒しです。

ー大丈夫ですか?

はい、大丈夫です。

ーはい、「大丈夫です」って、しっかりした・・声で言ってくれました。

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