テレフォン人生相談


テレフォン人生相談2019年8月23日(金)
パーソナリティ:加藤諦三
回答者:塩谷崇之(弁護士)
43歳女性から、間もなく68歳になる母、離婚して20数年、ずっと付き合ってきた間もなく60歳になるおじさんと再婚をしない。理由は、相続が面倒臭いことになるから。実兄、実弟も母の好きにすればいいと言っているし、おじさんの扶養に入った方が楽になるのに・・
加藤諦三氏の〆の言葉『悩む事と考える事との違いに、勝者と敗者の違いが出ます。』

目次

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5分で読める今日のまとめ

相談者は43歳女性、二度離婚して独身、子供なし、近々アメリカ人と結婚する予定。同居の母、間もなく68歳。母の離婚以来、20数年付き合っているおじさん、間もなく60歳との三人暮らし。
他に兄と弟あり。おじさんにも成人した子供が二人いる。

母が20数年前に離婚して、ずっとお付き合いしている男性がいて、そのおじさんと、結婚するかどうかについてなんですけれども。

本人達は20数年お付き合いしているのに、なかなか結婚をしない。
理由を聞くと、母の方では、おじさんはおじさんでお子さんがいるし、親もいる。
母は母で自分たち子供がいて、家も一軒あるので、遺産のこととか考えると面倒だと言う。

相談者には兄がいて弟がいるが、それぞれの意見では、母の結婚に対しては「勝手にしたら」みたいに、「どうしようとも母の自由だよ」という感じ。

ーこの男性とお母さんは不倫関係だったってこと?

母が離婚してからお付き合いを始めた。
おそらく離婚のときには、おじさんの存在が大きかったと思う。
付き合っていたかどうかは、よくわからない。

結婚することについてなんですけれども、今母名義の家が一軒あって、そこに相談者と、おじさんと母と3人で暮らしている。

相談者は近々出て行く予定。
アメリカの人と結婚する予定なので、アメリカに行く予定。

母とおじさんが同居したのは、今回が2回目。
おじさんとおじさんの息子さんが、まだ10歳とか13歳と子供だったので、母とおじさんが一緒に住んでいた。

その時から籍は入れず、おじさんは夜勤の多い仕事だったので、子供の面倒をみきれないということで、母が世話をする感じで、当時10歳くらいの実弟と、おじさんの息子、10代の子が二人と、母とおじさんで住んでいた(母名義の家に)。
相談者と実兄は、学生でその時には家を出ていた。

数年間は一緒に住んでいたが、おじさんのお子さんがある程度大きくなってきて、高校生くらいになるとその子たちがグレてきて、悪さもして、よう面倒みきれないし、その頃には高校も卒業になっていたので、おじさんとお子さんを、「別に住んでください」という感じで、出てもらった。

そのおじさんの子供たちも成人して、現在はおじさん1人が賃貸に住んでられてたが、相談者が今回、アメリカ行くかもしれないということで、母も寂しがっていたので、「おじさんに来て、ってお母さんから頼んだら?」と言ってみた。

するとおじさんが来てくれて、上手く生活しているので、それなら付き合いも長いし結婚したらいいのになと思うけれども、なのにこの2人が煮え切らない。

理由を聞くと、財産の事だとか、扶養の事だとか、税金の事がめんどくさいという事で・・

ー扶養というのは、どういう事ですか?
お母さんが扶養される?

おじさんに扶養されたら、楽なんじゃないかなぁと、お互いに。
税金だって、扶養家族で引かれるのも少なくなるだろうし・・と、わたしは思ったりするが。

ーつまり、結婚しない障害になっているのは、なんなんですか?

なんなんですか?わたしもわからないんです。
「財産が面倒臭くなる」とか。

おじさんは、財産をもっていなさそう。
お母さんは、自分名義の家に住んでいる。
父との離婚に際して、1千万円以上のローンを組んで、70歳ローンを組んで、家族で頑張って、相談者も頑張って、繰り上げ返済して、数年前にローンは完済してる。

ー財産の問題・・今、住んでいる家が問題だということですね?
結婚すると。

結婚するについて、母が言うようなデメリット、財産であるとか、例えば母がおじさんより10歳以上年上なので、母の方が先に亡くなるとすると、母の持ち家なので、半分はおじさんに、あとおじさんの子どもも、相談者兄弟も、みんなで分け分けになると思っているが。

ー結婚するのに反対というほどではないけれど、懸念を示しているのは、相談者や、相談者の兄弟であって、お母さんとおじさんとは問題じゃない・・ということですね。




塩谷崇之アドバイス

ーお母さん名義の家がある。
土地建物、それは、お父さんと離婚するときに、財産分与でもらった財産で・・足りない分はローンを組んで買ったと?

相談者:そうなるんですかねぇ?

ーこの家、先祖から受け継がれてきたということではないわけですね?

相談者:全然、そんなんではないです。

ーあなたとかあなたのご兄弟は、この家に対して何らかの思い入れっていうのがあるんですか?

相談者:まったくありません。
もう、ほとんど値打ちがないと思います。

ー家以外の財産というと何かあるんですか?

相談者:母がいくらか持っているかもしれないですけれども、あまり持っていないと思います。

ーそうすると、何を気にしているのかよくわからないですけれども、まずお母さんの財産を、三人で分けるという発想から自由になりましょうよ。

ーお母さんは、頑張って子育てをしながら、ローンを払ったりして家を守ってきたわけですよね。
この家をどうするかと言うのは、最優先するのはお母さんの意思ですよ。

ーお母さんがどうしたいかですよ。

ーそれが当然のように子供達に、三分の一ずつの権利があるわけじゃないですから、誰かに譲りわたすこともできるし、遺言で誰かに取得させることもできるし、あるいはそれを売却して、お金に変えることもできるし、それはお母さんが決められることであって、子供達三人は、アドバイスは出来るかもしれないけど、それはあくまでも参考意見であって、それがどうなるかって事はお母さんが決めることなんですよ。

ーお母さんがその男性に、自分がタヒんだ後も住んでもらいたいと考えるんであれば、それは、入籍をしておいた方がいいです、それは税金面で全くの赤の他人に贈与したり、相続させるということになると、いろいろ税金面でたくさん取られてしまうということがある。

ーその時点で配偶者になっていれば、多大な相続税を取られることもないでしょうから、もしそういうことを、お母さんが自分が亡くなった後で、その男性が路頭に迷ってしまうじゃないかと、そういう心配をしているんであれば、別に入籍すればいいこと。

ーあなた方兄弟は、「お母さん大丈夫よ」と、「わたし達は特にお母さんの遺産をあてにしているわけでもないから、それは大丈夫よ」と言ってあげればお母さんは、安心してその男性と籍を入れることもできるだろうし・・

ー遺言を残してその男性のことを、将来のことを気遣ってあげることもできると思うんですよね。

ー本人が生きているうちに、何か子供達に権利があると言うような錯覚をしてしまいがちなんですけれども、まずその考え方を止めて、お母さんが亡くなった時点で何か残っていれば、残っていてそれをお母さんが誰に渡すって指定していない場合に、初めて三分の一という話が出てくるわけで・・

ーそれがそうなっていないにもかかわらず、自分には三分の一の権利があると思ってしまうと、それは後で揉め事の元にもなりますし、お母さんを苦しめることにもなる。

ー一番大事なことはお母さんに、「私たちは、大丈夫だから、お母さんの好きにしていいのよ」と、だから後はお母さんの、一番やりやすいようにしてあげるというのが、子供として一番大切なことはじゃないかと思いますね。




加藤諦三まとめ

ー何の問題もないじゃないですか。

ーだけどもこんな問題があるように相談になるのは、今、無駄な時間なんですよ、考えてるつもりだけれども、考えてるんじゃないでしょう。

ー悩んでるんですよ。

相談者:確かに、悩んでる暇なんかないです。

ーそうですよ、 43歳。

相談者:(笑)43歳・・もうすぐ43歳・・

ーこれから素晴らしい人生待ってるんですから、その素晴らしい時間を、悩むことに使わないでください。

ーその素晴らしい時間を考えることに使ってください。

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