テレフォン人生相談


テレフォン人生相談 2019年9月9日(月)
パーソナリティ:加藤諦三
回答者:高橋龍太郎(精神科医)
47歳女性から、次女19歳がアルバイト先で知り合った男性の事が好きで仕方ないが、その男性には彼女がいる。次女の事は妹みたいと言い、娘はショックを受けている。ちやほやしてくれるメンズバーに通うお金を捻出する為、居酒屋でバイトと言いつつ、ガールズバーで働いている様子なのだが・・
加藤諦三氏の〆の言葉『自己犠牲的献身は、強度の依存性の表れである』フロム・ライヒマン

高橋龍太郎の言葉『恋愛の中では、2番目3番目の人が1番に繰り上がる事は永遠にない。』

目次

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今日のまとめ

相談者は47歳女性、夫は50歳、長女21歳、次女19歳の4人暮らし、次女の好きな男性24歳、夫婦仲は良くない。

次女の方が、アルバイト先で知り合った男性と仲良くなった。
付き合うまでは至らないが、ちょくちょく遊びに行ったり、娘もすごい好きなのだが、自分の気持ちをなかなか言えず、地方から出てきたその男性に、「足りない」と言われたら持っていったり、尽くしている。

その男性のSNSで、彼女がいるんだろうなというのが、娘曰く、わかった様子。
娘と頻繁に会いながらも、そういうことがあったという感じで。

彼は、結構飽き性みたいな感じで、娘と会ってから1年で2回ほど、転職もしているし、引っ越しとかもしている。

会ったり会わなかったりという関係がずっと続いていて、最近も会いだしたが、SNSを見ると、以前の女性とは別れていて、新しい女性が出来ている様子。

それも最近、発覚し、その心の穴を埋めるために、その男性が以前、アルバイトしていたメンズパブ、メンズバーに行きだしている。

バイトの回数が減っているにもかかわらず、バイト以上のお金をメンズバーで使っているのがわかる。

娘のカバンの中を調べると、メンズバーの領収書が何枚か入っていて、1枚に9万いくらっていうのがあった。
先週も行っていたようで、それは2万いくらの領収書。

他に、ガールズバーの名刺みたいなのがあり、自分(次女)と違う名前が書いてあった。
そういう水商売のようなバイトをして、そのお金でメンズバーに行っているのではないか?と予想している。

相談者に言っているバイト先は、居酒屋。

加藤諦三:男性から見ると、恋人じゃなくて、遊び相手というふうに解釈していい?

はああ・・そうかもしれないです。
「僕は君のことを、妹みたいに可愛い」というふうに、LINEが来た。
それで娘はショックを受けた。

利用されているような気がして、だけど娘は好きだから、何かやってあげたいという気持ちが強くて、尽くしてあげている。

娘はすごく自信がない子、つい最近、学校から「適性診断」のような感じのやつをやって、回答が来たのにピッタリだなというのがあった。
「依存するところがある」というふうに書いてあった。

そんな感じだなと、娘はその彼に依存しているんだろうなというのがすごく見受けられる。

加藤諦三:今日の相談は、あなたの言葉で言うと、「自信がない」「こういう男性と・・好きになっていて、彼女の方は好きだから別れられない」わけね、今ね。

それがずっと頭の中にきっとある、ですから、その穴を埋めるために、メンズバーに行ったりとかしていると思う。

そこへ行けば、みんなにちやほやしてもらえるから、きっとそれが優越感になっているんだと思う。

加藤諦三:この彼女にあなたがどう接したらいいか?ということ?




高橋龍太郎アドバイス

高橋龍太郎:メンズバーというのは、その男性が勤めているのね?

相談者:以前、今は勤めていないんですけども、以前勤めていたんですね。

高橋龍太郎:以前そこに勤めていて、今は彼は居ないの?

相談者:居ないですけど、まぁ、そうやって行っているというのは聞いていたので、後に、どういうとこだったのか行ってみたいなというのがあって、友達も行ってみたいと言っていたので、一緒に行った感じ。

相談者:それからハマっていった感じ。

高橋龍太郎:彼の居ないメンズバーに行って、最大10万円も使ったりしているの?

相談者:はい、そうですね、はい。

高橋龍太郎:メンズバーというのは、カジュアルなホストクラブみたいなものなの?

相談者:ま、そうですね、はい。

高橋龍太郎:尚且つ、そのお金を作るのに、どう見ても彼女はガールズバーに行くしか、他にお金の作りようがないだろうってことなの?

相談者:、そ、そうですね、でぇ、それを何回か問い質したんですけれど、頑として、「そんなとこ行くわけないじゃん!」みたいな感じで・・

相談者:水商売みたいなとこは、わたしも主人も、「絶対にやるなよ」って、「そういうとこ足入れたら、普通で働いているのが馬鹿らしくなるから、絶対やっちゃいけないよ」っていうのは、ずーーっと言ってきている。

相談者:後ろめたさは絶対にあると思う。
結構、ストレスが溜まると、髪の毛を抜いたり、かさぶたを取ったりするところがある。

相談者:最近、そのことを頻繁にやっているので、結構ストレスがあるんだろうなというのが見受けられる。

高橋龍太郎:肝心の彼とは、どんな会い方をしてるの?

相談者:彼もきっと今、彼女がいる状態なので、そんなには頻繁に誘ってこないんですけども、自分が何かやって欲しいときには、娘を誘って、やってもらって、『まぁ、碌でもないような男性ですので、好きになった人が』

高橋龍太郎:そうね、『恋愛の中では、2番目3番目の人が1番に繰り上がるってことは永遠にないんですよ。』

高橋龍太郎:だから、「妹みたいだ」と言ってるということは、『お前は永遠に1番になれないぞ』と言われてるんだけど、それはなかなかね。

相談者:気づいてないですね。
気付こうとしてないというか、なんかわかってる・・

高橋龍太郎:目を塞いでいるんだろうね。

相談者:はいそうですね、きっと、うん。

高橋龍太郎:要するに自分で体験して、自分で傷ついたり、直接的な社会との関わりみたいなことを、今は学ぶ時期なので、借金してでもメンズバーと言うんだったらちょっと心配だけど・・

高橋龍太郎:ガールズバーに行って、そのお金で遊んでるっていううちは、周りで遠巻きにして、でも、財布のチェックぐらいはしながら、様子を見ていくというしか方法はないと思いますよ。

高橋龍太郎:それを正面切って、ワイワイって行くと、彼女が成長していくプロセスみたいなことを、この段階でも真綿に包まれたように、自分で思い切ったことができなかったってことになりかねないからね。

高橋龍太郎:だからそのことについては、遠巻きにして、なおかつ、彼との事をめぐっても、変な言い方だけれども、そんなに遊び慣れてるようにも見えないにもかかわらず、そんな相手にも振り回されちゃう自分みたいなことを、心底思い知るためにも、ある程度・・

高橋龍太郎:出会いというのは必ず傷ついて、幸せな恋愛というのは1つもない、思春期の頃は。
必ず皆傷ついて、それで大きくなっていくところがあるから。

高橋龍太郎:まだ19歳だったらね、もういろんな傷つきかたをしてもらうしかないような気がしますけれどもね。
ちょっと冷たい言い方かもしれないけれども。

高橋龍太郎:僕が親なら、そんなふうに娘に接すると思います。
ただ、側に居続けるという事は、続けるというようにしていくと思いますけどね。

相談者:じゃあ、問い質したりとか、わぁわぁ言ったりとか、絶対にしない方がいいってことですね?

高橋龍太郎:いやいやいや、絶対にしない・・結局親が、何らかの形で振り回されて、心配してるという図は、子供にとっては煩わしいけどどこか自分を見ててくれるんだってことで、嬉しいところもあって・・

高橋龍太郎:二律背反的な、アンビバレンツな感情なので、時々はお財布や何か見て、本当に心配なことがあったら、その度に心配を口にするということは、すごくいいこと。

高橋龍太郎:ただそれを正面切って、事実の争いみたいにして、組み伏せようとするのは、あまり勧めないってことなんですけどね。

高橋龍太郎:微妙な、つかず離れず、そんなふうにオドオドしながらするのが親の役割かなと思っています。

高橋龍太郎:快刀乱麻な親って、世の中に全然いないので、特に異性関係で、親御さんの心配は尽きないけど、でもそれぐらいに振り回されつつでも、いつもそばに居るよっていう感じが一番いいような気がしますけどね。




加藤諦三まとめ

加藤諦三:高橋先生にね、青春の恋愛について大変素晴らしいお話伺いましたよね。

加藤諦三:要するに、傷つかない人、居ないんだっていうようなね、本当にその通りですよね。

加藤諦三:で、あなたご主人との関係どうなの?

相談者:いやあ・・うーん・・そうですね、わたし・・は、やっぱり・・
・・
ん、ん・・主人のことが、もう、ちょっと、嫌な部分がすごくあります。

加藤諦三:だからあなたがどう接するかというよりも、あなた、ご主人とどうやって上手く、仲良くできるかってことじゃないの?

加藤諦三:そして家が、本当に心の居場所になれば、「こんな男と、自分の青春、無駄にする必要ないや」っていうふうになるんじゃないの?

加藤諦三:こういうふうに育てたのは、あなたとご主人の関係じゃないかって、僕は気がするんですよね。

加藤諦三:だからみんな全部、「この男どうしようもない」と、「転職ばっかりしてる」「ちゃんとしご・・働いてない」と、でぇ、「うちの娘に貢がせている」と。

加藤諦三:なんかどんどんどんどん、本当の、本質的な部分からどんどんどんどん、離れていっちゃってるんですよ。

加藤諦三:だから本質的な原点に戻って、自分の心の中を見つめて、「わたしはなぜ、主人をこんなに憎いのか?」

加藤諦三:そこのところを見つめれば、これはきついけどね、きついけれども、あなたが成長する時であり、同時にお嬢さんが成長する時じゃないの?

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