テレフォン人生相談2018年1月25日(木)は、ドリアン助川&高橋龍太郎。毎日のように毒を吐く妻。妻との関わり合い、付き合い方についての相談。未成年の時に罪を犯した息子、家裁にて、息子の為、非は全部自分にあると話し、実際、自分自身を見直し、反省して変わったという相談者。しかし、それ以降、抑圧されていた妻や娘達が攻撃モードに変わる。できれば笑って暮らしていきたいが、自分の心の受け止め方をどうすればいいか?
目次
読むテレフォ人生相談
パーソナリティ:ドリアン助川
回答者:高橋龍太郎(精神科医)
相談者:59歳男性 妻56歳 二人暮らし 子供3人は既に独立して家を出ている(長女30歳・次女28歳・長男21歳)
もしもし、テレフォン人生相談です。(ドリアン助川)
あ・・どうもありがとうございます・・よろしくお願いします。(相談者)
はい、よろしくお願いします。(ドリアン助川)
ぇ・・今日、どんなご相談でしょうか?(ドリアン助川)
あのぅ・・妻との、関わり合いの・・(相談者)
え・・(相談者)
付き合い方について・・あの、相談申し上げたいと、思っています。(相談者)
はぁい・・(ドリアン助川)
・・
毒を吐く
なにか今、具体的な問題が起きてるんですか?(ドリアン助川)
あっ、問題ということではありません、あのぅ、周りから見ると・・普通に、平穏無事に過ごしていると・・いうふうに、見えると思います。(相談者)
はい。(ドリアン助川)
わたしが相当、無理してるんです。(相談者)
ですから、わたしの心の問題だと思っています。(相談者)
ほう、ほう、ほう、ほう。(ドリアン助川)
えーっと、あなた様、おいくつですか?(ドリアン助川)
59になります。(相談者)
59歳・・奥様は?(ドリアン助川)
と、56になります。(相談者)
56歳・・(ドリアン助川)
お子さんは、いらっしゃるんですか?(ドリアン助川)
はい・・三人おります。(相談者)
だいたい、おいくつぐらいのお子さんですか?(ドリアン助川)
はい、ぇ・・上から・・(相談者)
30・・28・・21です。(相談者)
・・
21・・(ドリアン助川)
もう、じゃあ・・(ドリアン助川)
上の方のお子さんは・・(ドリアン助川)
独立してらっしゃいますかね?(ドリアン助川)
はい、独立しています、三人とも独立しています。(相談者)
ぇ・・今、じゃあ、一緒には住んで・・(ドリアン助川)
ないんですね?(ドリアン助川)
おりません・・はい。(相談者)
お二人でいらっしゃる?(ドリアン助川)
今は、ふ・・二人だけです。(相談者)
子育て終えて・・(ドリアン助川)
はい。(相談者)
で、59、56と、いい感じの年齢で・・(ドリアン助川)
はい。(相談者)
周囲から見ると、平穏無事。(ドリアン助川)
はい。(相談者)
でぇ・・(ドリアン助川)
そう思います。(相談者)
あなた様は、なにを我慢してらっしゃるんでしょう?(ドリアン助川)
妻のひと言、ひと言が・・心に刺さってしまって・・(相談者)
はい。(ドリアン助川)
あのぅ・・それに対して・・(相談者)
まぁ・・話し合い・・(相談者)
もしくは・・(相談者)
あのぅ・・もうし・・たて(申立て)と言いますかねぇ・・(相談者)
はい。(ドリアン助川)
あのぅ・・(相談者)
こちらから言うと・・(相談者)
もう・・10倍以上に返ってきます。(相談者)
はい。(ドリアン助川)
でぇ・・一つ、一つが・・(相談者)
あのぅ・・すごく、わたしの心に、グサグサと刺さってしまって・・(相談者)
うん。(ドリアン助川)
いつまでもつんだろうと・・(相談者)
はい。(ドリアン助川)
はい・・そういう気持ちです。(相談者)
なるほど。(ドリアン助川)
これはあのぅ・・ねぇ、具体的に、こういう事、言われたっていうのがあると、わかりやすいんですけども・・(ドリアン助川)
はい。(相談者)
例えば、どんなことを、奥さん、おっしゃるんですか?(ドリアン助川)
一つ、一つなんですね、つまらないことなんですが・・(相談者)
はい。(ドリアン助川)
例えば一緒に・・(相談者)
テレビなんか観ていますと・・(相談者)
はい。(ドリアン助川)
で、その時に・・あのぅ、役柄にはまった役者さんの事を・・ひと言、例えばなんか・・(相談者)
愚痴ったりしますよね、普通に。(相談者)
あなたが?(ドリアン助川)
例えば、「下手だなぁ」とか・・(相談者)
はい。(ドリアン助川)
「こんなんじゃ、わかんないよな」とか。(相談者)
はい。(ドリアン助川)
「だから、ダメなんだよなぁ」・・っていう、あの、普通に、男の人だったら、するような会話をすると・・(相談者)
はい。(ドリアン助川)
もう、いきなり怒りだしたりします。(相談者)
うん・・どんなふうに怒るんですか?(ドリアン助川)
ウーン・・(相談者)
・・
なんかそう・・上から目線だとか・・(相談者)
はい。(ドリアン助川)
・・
あのぅ・・(相談者)
まぁ、そんな感じですねぇ・・(相談者)
うん・・(ドリアン助川)
「馬鹿にしてる」とか、「上から目線」だとか・・(相談者)
はぁい。(ドリアン助川)
「だからなんなんだ?」とか言って・・(相談者)
現実・・(相談者)
の・・(相談者)
一番、嫌なところを・・(相談者)
例に持ってきて・・(相談者)
まぁ・・それを言うんですね・・(相談者)
ウーン・・(ドリアン助川)
向こうは、攻撃してるつもりはないと思いますよ、おそらく・・(相談者)
・・
わたしが、どう受け止めるかだと思うんです。(相談者)
ふぅーん・・(ドリアン助川)
相手がどういうか・・っていうよりも、わたしがどう受け止めるか・・っていう問題だと、思っています。(相談者)
・・
うん、なるほど・・(ドリアン助川)
あのぅ・・まぁ・・(ドリアン助川)
はい。(相談者)
しかし、心にグサグサ来てるということは・・(ドリアン助川)
はい。(相談者)
・・
やはり・・どこかで、毒のある言葉も・・吐くんでしょうね、奥さん。(ドリアン助川)
・・
・・
毎日です。(相談者)
毎日?(ドリアン助川)
はい。(相談者)
毎日、毒を吐かれている?・・ふっ・・(ドリアン助川)
毒を吐かれてます(笑いながら)。(相談者)
ぅ、うーん・・(ドリアン助川)
攻撃モード
わたし・・(相談者)
これは、いつご・・(ドリアン助川)
ぁ、はい?(相談者)
いつ頃からですか?(ドリアン助川)
あっ・・(相談者)
それはですねぇ・・考えてみたら、昔からかもしれませんが・・あのぅ、顕著にわたしがそう感じるようになったのは・・(相談者)
はい。(ドリアン助川)
ま・・(相談者)
3~4年前ぐらいでしょうか。(相談者)
・・
ふぅーん・・(ドリアン助川)
じゃ、わりと最近のことですね?(ドリアン助川)
そうですねぇ。(相談者)
ふーん・・(ドリアン助川)
最近だと思います。(相談者)
まぁ、あのぅ、お子さん方が、独立なさって・・(ドリアン助川)
ぇ・・今、二人で暮らしてるわけですよね?(ドリアン助川)
はい、二人です。(相談者)
ですからもう、話し相手となると・・ま、夜などは奥さんだけですよね?(ドリアン助川)
そうです。(相談者)
ですから余計、その言葉一つ一つが・・(ドリアン助川)
・・
砲弾のように飛び込んでくるわけですね。(ドリアン助川)
・・
そうです・・(相談者)
はい。(ドリアン助川)
あのぅ・・ただ・・二人だけの時・・(相談者)
でぇ・・(相談者)
二人の話しをしてる時とか・・(相談者)
あまり問題はないんですね。(相談者)
はい。(ドリアン助川)
あのぅ、時々、思いだしたように・・(相談者)
それが続いてしまいます。(相談者)
あの、きっかけは・・(相談者)
ほぼ・・あの、娘が来たり・・(相談者)
娘と連絡を取った後で・・(相談者)
そういうことになってしまいますね。(相談者)
ふーん、それはどうしてでしょう?(ドリアン助川)
ちょっと、理由がありまして・・(相談者)
はい。(ドリアン助川)
あのぅ・・(相談者)
娘、上二人はいいんですけども・・(相談者)
はい。(ドリアン助川)
が・・(相談者)
あのぅ・・息子がですねぇ・・(相談者)
ちょっと、罪を犯しまして・・(相談者)
という・・(相談者)
息子さんというのは・・(ドリアン助川)
はい?(相談者)
一番下の?(ドリアン助川)
一番下の子です。(相談者)
え・・(ドリアン助川)
男の子です。(相談者)
上二人は、女の子で・・下が・・(ドリアン助川)
はい。(相談者)
男の子なんですね、はい。(ドリアン助川)
はい、そうです・・(相談者)
はいはい。(ドリアン助川)
女、女・・男です。(相談者)
・・
はい。(ドリアン助川)
その男の子が・・(相談者)
はい。(ドリアン助川)
え・・(相談者)
いわゆる、罪を犯しまして・・(相談者)
はい。(ドリアン助川)
あのぅ・・(相談者)
・・
施設に入・・(相談者)
ったんですね。(相談者)
でぇ、その時に・・ま、当然、裁判所・・(相談者)
家庭裁判所、かかりますから・・(相談者)
はぁい。(ドリアン助川)
あのぅ・・裁判官の前で、いろんな・・(相談者)
事は、当然・・会話があります。(相談者)
はい。(ドリアン助川)
あの、裁判でなく、審判ですが・・(相談者)
はい。(ドリアン助川)
で、その時に、あのぅ・・(相談者)
救ってやりたいという気持ちが、すごく強くて・・(相談者)
・・
・・
わたしにはその、救ってやりたいという気持ち・・だけだったんですけども・・(相談者)
はい。(ドリアン助川)
・・
全面的に、わたしが悪いっていうふうに・・(相談者)
・・
・・
申し訳ないですけど、仕向けてしまったっていうのあります。(相談者)
・・
・・
うん。(ドリアン助川)
仕向けたって・・うん?(ドリアン助川)
ですから息子に・・(相談者)
はい。(ドリアン助川)
厳し過ぎたと。(相談者)
はい。(ドリアン助川)
だから・・しゃべりたいこともしゃべらさずに、やりたいこともやらせずに・・(相談者)
・・
・・
あのぅ・・(相談者)
とにかく、愛情がなかったと、わたしが悪かったんですと・・だから、こんなんなってしまったと・・わたしが、み・・(相談者)
最後まで見届けますっていうことを・・(相談者)
裁判官の前で、申し上げたりして・・(相談者)
はい。(ドリアン助川)
ま、その結果・・(相談者)
まぁ・・あのぅ、ま、それなりの罪で・・(相談者)
まぁ、せ・・罪は罪で、背負うわけですけれども。(相談者)
ま、それで、おさ・・収まっていったんですね。(相談者)
うんうん。(ドリアン助川)
で、その時・・(相談者)
の・・(相談者)
事で・・(相談者)
うん、その時、本当にわたし・・自身は・・(相談者)
意図的に・・息子を救いたかっただけではなくて・・(相談者)
わたし・・自身、見直して、本当に反省したんです。(相談者)
はい。(ドリアン助川)
ですから、人間性がすごく、変わったと思います。(相談者)
うん・・(ドリアン助川)
・・
・・
ということで、罪を認めて、自責の念と言いますか・・(相談者)
まず、自分を問うという・・(相談者)
態度に、人間が・・変えられたんですよ。(相談者)
人間って、こんなに変わるもんかと、自分で関心するぐらい変わって、すごく・・(相談者)
あなたが変わったということですね?(ドリアン助川)
自分が優しくなった・・(相談者)
優しくなったと思います。(相談者)
うん・・(ドリアン助川)
その・・タイミングで・・(相談者)
まぁ、娘達も含めて・・(相談者)
あのぅ・・(相談者)
ま、女房がですね・・(相談者)
・・
わたしを、攻撃モードに入ってしまったんですよ(笑いながら)。(相談者)
うん・・(ドリアン助川)
ですから、今まで、言いたい事、言えなかったんだと・・(相談者)
はい。(ドリアン助川)
でぇ・・(相談者)
これをきっかけにもう・・言いたい事を、言うようになったなぁ・・っていうのは、思ってたんです。(相談者)
はい。(ドリアン助川)
だから、わたしはそれは・・(相談者)
自分も悪かったんだし・・(相談者)
時間が解決すると思ってたんですけども・・(相談者)
はぁい。(ドリアン助川)
ずーっと、それが続いています。(相談者)
心の受け止め方
ちょっと、話しを整理しますと・・(ドリアン助川)
はい。(相談者)
ぇ・・息子さんがこれ、未成年の時、なにか罪を犯してしまった。(ドリアン助川)
未成年です・・はい。(相談者)
で、それについて・・(ドリアン助川)
お父さんとしては・・(ドリアン助川)
もう、救いたい一心で・・自分の・・非も・・(ドリアン助川)
自分にも、悪いところがあったと。(ドリアン助川)
はい、自分が悪いと言いました。(相談者)
自分が悪いと・・(ドリアン助川)
はい。(相談者)
ぇ・・みんなの前で、それを語ったわけですね。(ドリアン助川)
そうです・・はい、そうです。(相談者)
でぇ・・(ドリアン助川)
ぁ、あなた自身、お父さん自身、変わったと。(ドリアン助川)
変わりました。(相談者)
でぇ、その瞬間からもう・・我慢してたみんなの・・も、ものが飛び込んでくるようになったということですねぇ。(ドリアン助川)
そうです・・その通りです。(相談者)
・・
はぁい。(ドリアン助川)
でぇ、ぇ・・では、あなた様の、今日のお悩みというか・・(ドリアン助川)
はい・・(相談者)
うーん・・(ドリアン助川)
わたしの心の受け止め方の問題です。(相談者)
心の受け止め方。(ドリアン助川)
はい、わたし自身の心だと思います。(相談者)
もう、こういうふう・・(ドリアン助川)
こういうふうになってしまったと。(ドリアン助川)
はい。(相談者)
え・・(ドリアン助川)
相手をどう変えるかではなくて・・(相談者)
うん。(ドリアン助川)
もう、変えようとして、あのぅ・・話し合いをすると、大変な、別な問題になってしまうので・・(相談者)
はぁい。(ドリアン助川)
あのぅ・・そういう話しはもう、出来ないなぁ・・と思って、半分、諦めてるです。(相談者)
・・
・・
今でも・・(ドリアン助川)
はい。(相談者)
奥さんの事を・・(ドリアン助川)
はい。(相談者)
だけど・・(ドリアン助川)
はい。(相談者)
できれば・・(ドリアン助川)
前のように・・(ドリアン助川)
はい。(相談者)
こんな・・(ドリアン助川)
できれば、そうです、第一希望が・・まぁ、それです。(相談者)
こんな・・うか・・うん・・(ドリアン助川)
あの、仲良くなりたいですよ・・(相談者)
可愛い人が・・(ドリアン助川)
あの、普通に、あのぅ・・(相談者)
ええ、あの、同時に・・夫婦二人でいいので・・(相談者)
・・
別に、甘くなくてもいいので・・(相談者)
はい。(ドリアン助川)
あのぅ・・楽しく平凡に・・(相談者)
うん・・(ドリアン助川)
一緒に、笑いながら暮らしてけたらいいなと思って・・(相談者)
のためには・・(ドリアン助川)
それが第一希望です。(相談者)
はい。(相談者)
あなたがなにを心がけるか?ということですね?(ドリアン助川)
そうです。(相談者)
わかりました。(ドリアン助川)
ありがとうございます。(相談者)
え・・はい。(ドリアン助川)
ぇ・・今日の先生、紹介致します。(ドリアン助川)
はい。(相談者)
精神科医の・・高橋龍太郎先生です、よろしくお願いします。(ドリアン助川)
コメント一覧
そうですね 気分転換 しばらく おひとりになられたら(・・?
もう 思い切って 退職し 気ままな一人旅 などと言うのを絶対おすすめします。
高橋先生のアドバイス、なるほどねえと思いましたよ。
言い争っても良いことは一つもありませんものね。
自分の価値観はひとまずおいといて、日々の平穏無事を優先しましょうってことですね。
テレビ見てる時に、出てる人の悪口を言ってくるって
相当鬱陶しい。
嫁はんは静かにテレビを楽しみたいだけなんだって。
嫁はんがきついというが相談者もかなり鬱陶しいタイプと見ました。
男は黙っていなさい。
テレビなんて見てないで、眺めてるだけにしなさい。
テレビにしろ何にしろ、男の他者への批判やちょっとした悪口でも、
「女々しい」です。
趣味見つけて、自尊心に見合う自分の時間を過ごしてください。
嫌ならば、別居なりなんなり。
コメントする