目次
大迫恵美子アドバイス
大迫恵美子：もしもし？
相談者：あっ、はい、よろしくお願いします。
大迫恵美子：あ、はぁい、 えーっとですねぇ、
相談者：はい。
大迫恵美子：まあ、あのぉ・・あなたのお話だけでねぇ、
相談者：うん、
大迫恵美子：そのぉ、あなたの、置かれてる、正確な状況・・ってえのは、ちょっと、わからない・・んですけどぉ、
相談者：はぁい。
大迫恵美子：非常にねぇ、おかしなことなさってると思いますよ、
相談者：あ、やっぱり、
大迫恵美子：会社に勤めてる人がね、
相談者：うん、
大迫恵美子：自分に預けてくれれば、年５％確定でぇ、利益をつけると、
相談者：うん、
大迫恵美子：言ったということですよねぇ、
相談者：うん、うん、
大迫恵美子：そのこと自体、非常に、あの、不思議なぁ、話ですしぃ、
相談者：うん、
大迫恵美子：まず、投資っていうものはぁ、
相談者：はい。
大迫恵美子：元本保証はあり得ないです。
・・
相談者：えっ！？
・・
大迫恵美子：元本保証・・
相談者：でも、ここに、書かせましたよ、あたし、尚、元本は保証されるものとする、って、書かせましたよ、その人に、
・・
大迫恵美子：あのね、投資っていうのはねぇ、
相談者：はぁい。
大迫恵美子：ある事業に対してお金を出してぇ、
相談者：はい。
大迫恵美子：その結果ぁ、そのぉ、まぁ事業が上手くいけばね、
相談者：はぁい。
大迫恵美子：利益が配当になるけど、
相談者：うん、
大迫恵美子：事業が駄目になっちゃった時は、出したお金はなくなっちゃう、っていうねぇ、
大迫恵美子：それがあのぉ、投資という、い、あなたがまあ、使ってる言葉だと思います。
相談者：はぁい。
大迫恵美子：でぇ・・それはねぇ、何月何日にお金、元本を必ず返してもらう、そしてそれに金利がぁ、５％付くっていう約束ですのでぇ、
相談者：はぁい。
大迫恵美子：それはまあ、貸し金だというふうに考えないといけない、そういう内容の覚書ですね、
・・
相談者：（息を吸う）
・・
大迫恵美子：ですからぁ、それはあなたがお金を貸してるんです、１００万円。
大迫恵美子：でぇ、それに、５％の利息を付けて返しますよ、っていう約束の、お・・覚書になってますね、少なくともその紙はそうなってます。
相談者：じゃあ、これってぇ、
大迫恵美子：はぁい。
相談者：次回会った時に、書き直すことってできますか？
大迫恵美子：あのぉ・・
相談者：あたしはぁ、これを司法書士の、人に、ちょっと、お電話で聞いてみたらぁ、これに、えっともし、上記、期限内に、支払いがない場合には、この債務について、失効、受諾、約款付きの、債務承認契約の、公正証書を作成するものとする。
相談者：これを、新たな、契約とする。
相談者：尚、もし、遅延したら、元本に対して、法廷利息により、遅延損害金を、支払うものとする。
相談者：でぇ、それができなければぁ、簡易裁判所にぃ、支払い、の督促を申し立てる、っていうのを、追加して書かそうかな、と思うんですが、これはいかがでしょう？
大迫恵美子：あっ（冷笑）、それ書いてもいいですけどねぇ、
相談者：その
大迫恵美子：そのことによって、なにかぁ、あなたの今の立場に変わりがあるか、っていうと、
相談者：ええ、
大迫恵美子：全然変わりがないですよ、
・・
大迫恵美子：つまりね、
相談者：うん、
大迫恵美子：そのぉ、あなたが今、書かそうとしてることはぁ、
相談者：はい。
大迫恵美子：まあ、要するにその、約束を守らなかった時に、公正証書にするっていうことですか？
相談者：そうです、そうです。
大迫恵美子：あの、公正証書っていうのは、あなたは１人で行って作れませんのでねぇ、
相談者：あっ、その方と一緒に行かなきゃいけない、っておっしゃってました。
大迫恵美子：でしょう、
相談者：そうです。
大迫恵美子：そうすると、その人が来なければできないわけですから、
相談者：うん！
大迫恵美子：でぇ、支払い督促を申し立てることができる、あの、するなんてねぇ、
相談者：うん、
大迫恵美子：そんなの契約に書かなくったってできることなんですからぁ、
相談者：うん、
大迫恵美子：それぇ、
相談者：あっ、あっ、
大迫恵美子：わざわざ書かせる必要もないんじゃないですか？
相談者：それはそうですね、うん、
相談者：まっ、それは簡易裁判所のことは別に、書かす、つもりはないけれどもぉ、
大迫恵美子：うーん、
相談者：まっ、遅延したらぁ、法定利息によりぃ、遅延・損害金を支払うものとする、っとこまでは、書いてもらおうかなぁ、と思ってるんですね、
大迫恵美子：あの、それもねぇ、わたしはちょっとねぇ、
相談者：うん、
大迫恵美子：なにを考えてるのかしら？、と思っちゃうんだけどぉ（笑）、
相談者：あらっ？
大迫恵美子：法定利息っていくらか、わかりますかぁ？
相談者：０．２、
大迫恵美子：あのねぇ、０．２ってのは何のこと言ってるかわかりませんけどぉ、
相談者：あっ、ごめんなさい、わ、わかんないです、適当に言ったから、
相談者：＊＊＊
大迫恵美子：法定利息って普通はね、民事の法定利息のことを言ってるならばぁ、
相談者：はぁい。
大迫恵美子：それは年５％なんです。
・・
相談者：あっ、そうなんですか、
大迫恵美子：うん、そうすると今のねぇ、約束とおんなじでしょ、
相談者：あっ、ほんとだ、＊＊＊
大迫恵美子：それをねぇ、
相談者：うん、
大迫恵美子：え・・足してぇ、え・・書きぃ添えてもぉ、
相談者：うん、
大迫恵美子：ほとんど意味のないことを、おっしゃってるんですよ、
相談者：うーん・・
大迫恵美子：期限を切ってぇ、こんな契約書を作ってるってことは、
相談者：はい。
大迫恵美子：まあ、貸金だ、と言い張ってね、
相談者：はい。
大迫恵美子：期限までは返さなくてもいいんだと、言おうとしてるんだと思います、向こうはね、
相談者：はぁい、はぁい。
大迫恵美子：だけど、例えば一般的に、金融商品を買ったりとかねぇ、
大迫恵美子：公のものに、を買ったりしてぇ、
相談者：はぁい。
大迫恵美子：投資してるなんてことはぁ、もし仮にあるとしたらぁ、
相談者：うん、
大迫恵美子：これはいつだって解約できるんですからねぇ、
・・
相談者：ああ、
大迫恵美子：だってそうでしょ、投資信託をねぇ、
相談者：うん、うん、
大迫恵美子：銀行で買ってるとかぁ、
相談者：うん、
大迫恵美子：そんなんだってぇ、解約を途中でぇ、できぃ、ますしねぇ、
相談者：うん、
大迫恵美子：でぇ、株でやってますよ、って言うんだったらねぇ、
相談者：ええ、
大迫恵美子：株だって、いつだって、売買できるんですからぁ、
相談者：うんうん、
大迫恵美子：そしたら、返してくれ、って言って、返せない理由なんかないんですからぁ、
相談者：でも、今株売ったら損します、みたいな、
大迫恵美子：あのね、
相談者：まあ、
大迫恵美子：まずねぇ、もし株を買ってるんだ、って言ったらねぇ、
相談者：はぁい。
大迫恵美子：元本保証をすることがおかしいでしょ、
・・
・・
相談者：ああ・・
・・
相談者：では株を買ってるんだったら、この元本保証をする、って書いたのおかしいんじゃないですか？、って、それは突っ込めばいいわけですよねぇ、
大迫恵美子：そう、そういうふうに
相談者：うん、
大迫恵美子：聞けばいいんです。
相談者：はぁい、はぁい、はぁい。
大迫恵美子：ねえ、
相談者：うん、
大迫恵美子：そうやってねぇ、
相談者：うん、
大迫恵美子：あのぉ、とにかくその覚書は、おかしなものなん、なのでぇ、矛盾だらけなんですよ、
相談者：ああ、
大迫恵美子：だからぁ、わたしだったらねぇ、そのぉ、
相談者：はい。
大迫恵美子：覚書と今のあなたのお話を持って、弁護士、のとこへ相談に来られたらねぇ、
相談者：はい。
大迫恵美子：まあ、まず騙されてると思うのでぇ、
相談者：うん、
大迫恵美子：すぐ返してくださいという、ふうに、弁護士から、連絡しますよ、
・・
相談者：ああ・・
大迫恵美子：それで向こうはぁ、そ、そうすると、これは貸金だから、って言うと思いますけどねぇ、
相談者：はぁい、はい。
大迫恵美子：でも、まあ、貸金でも、とにかく今から訴訟の準備をして、そういう裁判を起こせばねぇ、
相談者：うん、
大迫恵美子：裁判をやって、最後の日の、ときにぃ、４ヶ月経ってればぁ、
相談者：うん、
大迫恵美子：もう、その権利は、実現、できてるんですからぁ、
相談者：うん、
大迫恵美子：その時にぃ、判決が出ますから、
相談者：うん、
大迫恵美子：それでぇ、お給料の差押えするとかねぇ、そういうことができるようになるんです。
相談者：はああ・・
大迫恵美子：あのねぇ、
相談者：うん、
大迫恵美子：あなたはねぇ、そのぉ、相手の方のぉ、お・・身元だとかねぇ、
相談者：うん、
大迫恵美子：状況についてまったく、あのぉ、情報ないじゃないですか、
相談者：そうです。
大迫恵美子：とてもねぇ、あなたの情報量でぇ、
相談者：うん、
大迫恵美子：相手からぁ、しっかりお金を回収するっていうのは難しいと思います。
大迫恵美子：だからほんとにしっかり回収する気があるんだったらねぇ、
相談者：うん、
大迫恵美子：早く弁護士に相談してぇ、
相談者：うん、
大迫恵美子：どういうところを押さえるべきかをねぇ、
相談者：うん、
大迫恵美子：あの、弁護士のアドバイスをもらった方がいいと思いますけどぉ、
相談者：うん、
大迫恵美子：じゃあ、もう、回収は・・諦めて、２００万は、もう諦めると、
相談者：うん、
大迫恵美子：いうことならねぇ、
相談者：うん、
大迫恵美子：あのぉ・・それはそういう選択をするしかないと思います。
相談者：わかりましたぁ、
相談者：とんでもなく、あたしが世間知らずだったってことですねぇ！＊＊＊
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