テレフォン人生相談 2022年4月18日(月)
パーソナリティ:加藤諦三
回答者:中川潤(弁護士)
特集企画「お金が禍の元!もがく女性たち」金銭問題が発端で悩みもがく女性たちの相談。68歳女性から、裕福だと思っていた女性に夫に内緒で700万円貸した。理由は甥が癌だとか生活費を融通したいとかいう嘘で実際は競馬につぎ込んでいた。夫にも打ち明けてなんとか500万円まで返してもらったが残りの200万円は返済されないまま。その時わかったのは近所の人や色々な人達からもお金を借りており合計で何千万円もなっていた。警察へも「詐欺ではないか?」と訴えたが「詐欺にはあたらない」と言われる。結局その友達は生活保護を取って隔離施設に入ってしまった。これは詐欺にあたらないのか?少なくとも謝ってもらいたいというご相談。パーソナリティは加藤諦三さん、弁護士の中川潤さんが回答者です。
相談者は68歳女性 夫69歳 2人暮らし。
加藤諦三氏の〆の言葉なく『ピッ ポッ パッ』
目次
私を騙して生きている事が許せない
加藤諦三:もしもし?
相談者:こんにちは、
加藤諦三:はい、テレフォン人生相談です。
相談者:よろしくお願いしまぁーす。
加藤諦三:最初に、年齢を教えてください。
相談者:68歳です。
加藤諦三:68歳、結婚しています?
相談者:はい。
加藤諦三:ご主人何歳ですか?
相談者:69です。
加藤諦三:69歳、
相談者:はい。
加藤諦三:でぇ今はお2人で暮らしてんの?
相談者:はい。
加藤諦三:ああ、そうですか、
相談者:うん、はい。
加藤諦三:はいわかりました。
相談者:はい。
加藤諦三:それでどんな・・相談ですか?
相談者:友達にぃ・・お金をたくさん貸しましてぇ、
加藤諦三:友達っていうのは・・古くからの友達ですか?それとも・・
相談者:幼い頃からは知ってたんですが、
加藤諦三:ああ、
相談者:10年ぐらい前から、
加藤諦三:ああ、
相談者:まぁ少しお茶を飲んだりとかするような仲になったんです。
加藤諦三:はい。
相談者:それでぇ、全然・・彼女は裕福だと思ってたんですがぁ(苦笑)、
加藤諦三:ああ、
相談者:ある日、「200万貸して」って言われたんですよ(苦笑)・・うん、
加藤諦三:突然言われたの?
相談者:突然言われました。
加藤諦三:ふぅーん・・でぇその突然言った、その200万円というのは・・
相談者:はい。
加藤諦三:何に、使うか・・
相談者:あっ、
加藤諦三:っていうことは言わなかったの?
相談者:そしたら、あとになって嘘だとはわかったんですが、 甥っ子に100万円渡してて、「上手く行ってないから生活費みたいなので100万円援助したいのよぉ・・」っていうことと、
加藤諦三:ええ、
相談者:もう1人は、「癌になっててぇ、保険に入ってなくて病院代が掛かるけど、うちも今ちょっと大変だから貸して」って言われたんです。
加藤諦三:ああなるほどねぇ、はい。
相談者:はい。
加藤諦三:それで、この、200万円のときあなたはご主人に相談はしたんです、ね?もちろん?
相談者:いえ(苦笑)・・
相談者:内緒だったんです(苦笑)。
加藤諦三:ああ・・
相談者:あのぅ、先生、そのあと、
加藤諦三:はい。
相談者:200万円に、とどまらず、どんどん、どんどん、エスカレートして来ましてぇ、
加藤諦三:はい。
相談者:100万とか、
加藤諦三:はい。
相談者:80万とか、
加藤諦三:ああ、
相談者:あってぇ、結局とどのつまりは、最高は700になってたと思ってぇ、
加藤諦三:ええ、
相談者:わたし怖くなったんです。
加藤諦三:そりゃそうでしょうねぇ、
相談者:うん・・あの・・
加藤諦三:でぇ、怖くなってから・・
相談者:うん、
加藤諦三:でも、まだ言わなかった?ご主人には?
相談者:言ってない、ほいでぇ、彼女になんとか、500に最低してもらいたいなぁと思ってぇ・・
加藤諦三:ええ、
相談者:言ったら、なんか工面して来てぇ、くれてぇ、一応500万になったんです。
加藤諦三:はい。
相談者:そしたら、彼女のほうが、過払金があったということがわかりましてぇ、
加藤諦三:ええ、
相談者:それで「払う」とは言わないですよ、「過払金があったから」・・って、「450万あったから」って言ったから、わたしすごい、喜んだんですよ、内心。
加藤諦三:はい。
相談者:だけど、
相談者:今日になってみたら、
加藤諦三:ああ、
相談者:もう、それは、返って来たらしいんですけど、
加藤諦三:うん、
相談者:出てしまってぇ・・なくなっちゃってたんですよ、
・・
加藤諦三:要するに、返すお金には充ててもらえなかったわけよねぇ、
・・
相談者:そうです。
・・
加藤諦三:そしたら?
相談者:でぇ、どうしても返してくれないのでぇ・・主人に打ち明けました。
加藤諦三:はい。
相談者:そしたら、はぁ(苦笑)・・ 「いくら貸したんだ(苦笑)」って言われてぇ、 「今残ってるのは500よね」って言ったんですよ、
加藤諦三:はい。
相談者:「はああ?!」とか(苦笑)、言われましたけど・・もう・・
加藤諦三:それは驚いたでしょう。
相談者:うん、そうですねぇ、 それでぇ、
加藤諦三:はい。
相談者:その日のうちに2人で「返してくれ」と、行きました(苦笑)。
加藤諦三:はい。
相談者:そしたら彼女が・・
加藤諦三:はあ、
相談者:自分の机の上にあった物を、ぶわぁーっとわたし達に投げつけたんです。
加藤諦三:うん、
相談者:そしたら・・投げつけたのでぇ(苦笑)・・
相談者:持って返ったんですよ、わたし達・・
・・
相談者:その紙を、
加藤諦三:うん、
相談者:そしたら・・それに、誰々に、200万、誰々に100万、誰々に、何十万とかいう紙が入ってたんです。そしてぇ、借りてる額の、全額が、入ってる紙がその中に混じってたんです。
加藤諦三:はい。
相談者:ほいでもう、びっくりしましてぇ、
加藤諦三:はい。
相談者:わたしだけに借りてるんじゃくってぇ・・
加藤諦三:ええ、
相談者:何千万になるんですよねぇ、
加藤諦三:ええ、
相談者:これだけ借りてぇ、何してたんだ?ってことになってぇ、あとになってわかったんですが、競馬してたんです。
加藤諦三:競馬?
相談者:競馬、
・・
加藤諦三:競馬っていうのは、
相談者:はい。
加藤諦三:1人でやってたの?それと仲間でやってたの?
相談者:いや、わたしもチラチラ行ってたから、
加藤諦三:はい。
相談者:仲間とやってるなぁ・・っていうことはわかったんだけど、まさかそんな・・大金を賭けてやってるん、だとは、全然、思いませんでした。
加藤諦三:ああ・・それでぇ?
相談者:「返してもらいたい」・・という、ことでぇ、彼女に言ったのですがぁ、
加藤諦三:ああ、
相談者:なかなか・・全額は返してもらえずに、
相談者: 「いくら返してもらいたい?」って聞かれたんでぇ、
加藤諦三:ええ、
相談者:「300万は・・今でも返してほしい」って言ったんです。
加藤諦三:はい。
相談者:そしたら・・その300万を彼女は、隣りの家の人に、土地の、権利書を持って行ってぇ、
加藤諦三:ええ、
相談者:200万円借り、たみたいなんですよ、
加藤諦三:ええ、
相談者:ほかの100万円は知りませんけど、300万一応返してくれた、ですがぁ、
加藤諦三:ええ、
相談者:でぇあと、200万残ってても、
加藤諦三:ええ、
相談者:そのままだったんですけど、そしたら、そのうちに・・
相談者:彼女は・・
相談者:生活保護をとってぇ、今、シェルターみたいなとこに入ってしまったんです。
加藤諦三:ええ、ああ・・
・・
相談者:だから、わたし、は、200万ぐらい残ってるけれども、
加藤諦三:うん、
相談者:ほかの方も、200万100万って残ってる方がいらっしゃってぇ、
加藤諦三:ええ、
相談者:みんなで話してぇ、警察に行ったんですよ、
加藤諦三:ええ、
相談者:だけど、詐欺には当たらない・・って言われてぇ、
加藤諦三:ええ、
相談者:だけど、彼女を、「ごめんなさい」と言ってもらいたいし、
加藤諦三:ああ、
相談者:これだけのたくさんの人に何百万も何千万も騙しててぇ、
加藤諦三:ああ、
相談者:のうのうと生活保護を受けてぇ、シェルターみたいなとこに入ってしまってぇ、
相談者:ローンとかからも解放されてぇ、
加藤諦三:い*・・
相談者:生きているっていうことに腹が立つんです。
加藤諦三:要するに今日の相談っていうのはどういうことですか?
相談者:だから、彼女のやったことは、詐欺には、あたらないん・・でしょうか?
加藤諦三:あっ、詐欺にあたらないか?っということですか?
相談者:もう、お金は返って来ないと思ってます。1円も持ってないんだから、
加藤諦三:要するにあなたの相談というのは、
加藤諦三:返って来なくてもいいから、
相談者:はい。
加藤諦三:「ごめんなさい」の一言が欲しいっていうことですね、
相談者:うん、その一言も欲しいです。
加藤諦三:はいわかりました。
相談者:はい。
加藤諦三:今日は、スタジオに、弁護士の、中川潤先生がいらしてんのでぇ、
相談者:はい・・はい。
加藤諦三:伺ってみたいと思います。
相談者:はい。
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