目次
加藤諦三まとめ
加藤諦三:高中先生が、非常にリラックスさせていただいたぁ、あとねぇ、
相談者:はい。
加藤諦三:僕がいろんなこと聞いちゃって申し訳ないんだ、かんもぉ、
相談者:ええ、
加藤諦三:最初にあなたぁ、僕が年齢は、って聞いたときねぇ、
相談者:はい。
加藤諦三:70代、って言いましたよねぇ、
相談者:はい。
加藤諦三:相手の、男性のぉ・・
加藤諦三:もう、30・・代、という、
相談者:はい。
加藤諦三:すぅぅ・・あ、なんかこう、
加藤諦三:ものすごく、警戒心が強いんだけども、
相談者:はい。
・・
加藤諦三:なんでだと思いますかぁ?
加藤諦三:この警戒心の強さ、
相談者:あ、わたしがですかぁ?
加藤諦三:うん、
相談者:ずぅ、なんで、しょうか、うん・・
・・
加藤諦三:ちょっと失礼なこと聞いていい?
相談者:はい。
・・
加藤諦三:劣等感が強かったよねぇ?
・・
相談者:はい。
相談者:強かったです。
・・
加藤諦三:なぁんで、そんな劣等感が、強くなっちゃったか、
・・
相談者:うん、やっぱりぃ、
・・
相談者:貧しかったからだと思いますよぉ、
加藤諦三:貧しかったぁ?
相談者:はぁい。
・・
加藤諦三:貧しかったということが、なんかあなたの心に引っかかるような事件があったの?人にイジメられたとか?
・・
相談者:いや、わたしあの、
・・
相談者:母が死んだあとね、
加藤諦三:うん、
相談者:父があの、
・・
相談者:町から村の、病室みたいな役場が、になってる所に行ってぇ、
加藤諦三:うん、
相談者:***のぉ、村の人達の、役場ぁ、係の、
相談者:書記、書記係だったんですよ、
加藤諦三:うん、
相談者:わたしもついてって、ど、そこで、小学校入ったんですよね、
加藤諦三:うん、
相談者:町から、行けばぁ、やはり村の子供より、成績はいいんですよ、
加藤諦三:うーん、
相談者:そういっても、イジメられたりぃ、
加藤諦三:でぇ、イジメられたのは、男の子にイジメられてる?女の子にイジメられてる?
・・
相談者:あ、男の子ですねぇ、
加藤諦三:男の子なの、
相談者:はい。
加藤諦三:ふぅーん、
・・
加藤諦三:あの、やっぱり、男の子にイジメられてぇ、
加藤諦三:ったら、やっぱり、男に対する、不信感って、出るよねぇ?
相談者:そう・・そうでしょうかねぇ、
・・
加藤諦三:あのね、
相談者:はい。
・・
加藤諦三:そういう男性に対する警戒心が、
相談者:はい。
加藤諦三:あまりにも年齢が違うということでぇ、
相談者:はい。
加藤諦三:彼に対しては、今までの男性に対するような警戒心が、
加藤諦三:なかったんじゃないの?
・・
相談者:ありません。
・・
・・
加藤諦三:ねえ、
相談者:はい。
・・
加藤諦三:心に壁がなくなった?
相談者:はい。
・・
・・
加藤諦三:という・・体験はぁ、もしかすると初めてじゃない?
・・
相談者:まあ、(咳払い)初めてですねぇ、
・・
相談者:こんなに気が惹かれたの、初めてですから、
加藤諦三:さっき、高中先生、おっしゃったようにねぇ、もう、
加藤諦三:聞かれたとき、言われたように、もう別れることは、覚悟はしてるわけですよね、
相談者:はい。
加藤諦三:だけど、男と女の関係が切れても、人間との関係は切れないですよねぇ、
相談者:はい。
・・
・・
加藤諦三:だから、そういう関係で、生涯続くんだっていうふうには思えない?
相談者:だから、その人はそう言うんですよ、
・・
相談者:結婚してもねぇ、
加藤諦三:うん、
・・
相談者:会ってもいい・・っておっしゃるんですよ、
加藤諦三:うん、
相談者:でも、女としてやっぱり、いやぁ、嫌な気持ち、するんですよぉ、
加藤諦三:いや、あの、今まで、ほんとに好きな男って、いなかったんでしょうねぇ、
・・
相談者:いや、わかりません、
・・
加藤諦三:うん、ちょっとそれ認めるの、キツイと思うけれどもぉ、
相談者:はい。
・・
加藤諦三:心身ともに、惚れ込んだ男っていうのはぁ、
・・
相談者:だから今、じゃないでしょうか?
・・
加藤諦三:今だけだよねぇ、
相談者:この歳になってぇ、
加藤諦三:うーん・・
・・
加藤諦三:二つぅ、あなたぁ、今あるわけですよ、心のふれあいっていうのとぉ、
相談者:はい。
加藤諦三:男と女の関係っていうのと、
相談者:はい。
・・
加藤諦三:でぇ、男と女の関係のほうはぁ、
・・
加藤諦三:時が経つにつれてぇ、
相談者:はい。
加藤諦三:だんだん、薄くなってきますから、人間としての関係が強ければ、
相談者:はい。
加藤諦三:心の壁がぁ、
加藤諦三:たまたま、
加藤諦三:74歳と、30という年齢があったが故に、
相談者:はい。
加藤諦三:あなたの警戒心が解けたんです。
相談者:ああ・・
加藤諦三:そこで初めて人間とのふれあいがあってぇ、
加藤諦三:女の感情、出て来てぇ、
相談者:はい。
・・
加藤諦三:74歳になって、
・・
加藤諦三:女の、人生を生きてんですよ、
・・
相談者:ああ・・そうですかぁ、はぁい。
加藤諦三:うん、だけどこの情熱は、
相談者:はい。
加藤諦三:いつか、親しさに変わりますから、
相談者:はい。
加藤諦三:でぇ、この恋愛をしながらねぇ、
・・
相談者:はい。
加藤諦三:もうちょっとその、イジメられたってこと言いましてけれども、
相談者:はい。
加藤諦三:お父さんのこととかぁ、お母さんのこととかぁ、
相談者:はい。
・・
加藤諦三:その小さい頃、ずーっと、正直に自分の心を、分析してってごらん、
相談者:はい。
加藤諦三:必ずねぇ、あなた、解決しなければならない問題、解決しないで74歳まで来てんです。
相談者:ああ・・
加藤諦三:ほんとなら、
・・
加藤諦三:40になったら、この時には解決してねぇ、いけない、50の時には解決しなきゃあ・・と、心理的な課題を、
加藤諦三:解決しないまま生きてきちゃったってところがあるんですよ、
相談者:ああ・・はぁい。
加藤諦三:その心理的な課題を解決すればぁ、
相談者:はい。
加藤諦三:あとにぃ、彼との関係も、ハッピーエンドで、
加藤諦三:いきますから、
相談者:あっ、そうですか、
加藤諦三:うん、
相談者:はい。
・・
加藤諦三:だから警戒心が強い自分っていうのが、どっから来たんかな?っていうことを考えてください。
相談者:はいわかりました。
加藤諦三:はぁい、どうも失礼します。
相談者:はい、どうもありがとうございました。
・・
・・
・・
加藤諦三:心に未解決な問題があると、どうしても人に対する警戒心が強くなります。
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