テレフォン人生相談2012年4月5日(木)
パーソナリティ:加藤諦三
回答者:高橋龍太郎(精神科医)
44歳男性から、39歳の妹が2ヶ月前に離婚して戻って来る。引きこもりパラサイト化している妹に暴言や暴力。そりが合わない妹は、こうなったのは母親や周りの責任だと言う。元々、他所で働いていた娘を8年前に呼び戻したのは母親だった。被害者意識の強い妹に、自分の感情がコントロール出来ないという相談。
加藤諦三氏の〆の言葉『わたしの今の困難は、全て周りの責任。こういう考え方をすることがあります。』
目次
出戻り、引きこもり状態の妹
相談者は44歳男性(自営業) 妻43歳 子供2人 長女13歳 次女10歳 実妹39歳(離婚し戻ってきた) 実母68、9歳 実父は他界
加藤諦:もしもし?
相談者:はい、もしもし?
加藤諦:はい、テレフォン人生相談です。
相談者:はい、よろしくお願いします。
加藤諦:はい、最初に年齢を教えてください。
相談者:え、44歳です。
加藤諦:44歳・・結婚してます?
相談者:はい。
加藤諦:え・・奥さん何歳ですか?
相談者:43歳です。
加藤諦:43歳・・お子さんは?
相談者:え・・二人・・女の子2人です。
加藤諦:はい・・何歳ですか?
相談者:え、13歳・・と、10歳です。
加藤諦:10・・3歳・・はい、わかりました、でぇ、どんな相談ですか?
相談者:いもうと・・のことなんですけど。相談者:
加藤諦:え・・何歳ですか?
相談者:えーっと・・30・・9歳・・
加藤諦:39歳?・・はぁい。
相談者:はい。
・・
相談者:ちょっと・・わたくしと、反りが合わないというかですね。
加藤諦:うん・・
相談者:はぁい。
相談者:ありましてぇ。
加藤諦:うん。
相談者:え・・
・・
相談者:8年・・
相談者:前ぐらいにですね。
加藤諦:はい。
相談者:あのぅ・・一人生活したんですけども。
加藤諦:はい。
相談者:え、実家に戻って参りました。
加藤諦:はぁい。
相談者:わたし自営業してるんですけども。
加藤諦:はぁい。
相談者:はい、そこでぇ・・8年間・・
加藤諦:はい。
相談者:え・・何もせずに。
加藤諦:はい。
相談者:まぁ・・外にもあまり出ず。
加藤諦:はぁい。
相談者:引きこもりのような生活をしてまして。
加藤諦:はぁい。
相談者:でぇ・・
相談者:今から、1年ちょっとぐらい前にですね。
加藤諦:はぁい。
相談者:結婚すると言い出しまして。
加藤諦:はぁい。
相談者:え・・結婚相談所へ行きました。
加藤諦:はい。
相談者:あの、相性の良い相手が・・見つかりまして。
加藤諦:はぁい。
相談者:え・・1年ほど前に・・
相談者:結婚しまして。
加藤諦:はい。
相談者:嫁いで行きました。
加藤諦:はぁい。
相談者:よかったんですが、え・・今から・・
相談者:2ヶ月・・ほどぐらい前に・・
加藤諦:はぁい。
相談者:え・・戻ってきました。
加藤諦:それは、あのぅ・・離婚し戻ってきたの?じゃなくて、離婚しないで戻ってきたんですか?
相談者:あっ・・
相談者:離婚しないで戻ってくるのが、2回ぐらいありました。
相談者:その前に。
加藤諦:ああ・・そうですか。
加藤諦:1年・・間のあいだに、2回・・
加藤諦:戻ってきてるわけね?
相談者:そうですね。
相談者:あまり・・上手くいかない・・
加藤諦:それはあのぅ・・要するに、夫と上手くいかないという事ですね。
相談者:相手・・そうですね、はぁい。
加藤諦:はぁい。
加藤諦:でぇ、今度・・2ヶ月前に・・
加藤諦:戻って来た時にはもう、離婚ちゃん・・
相談者:そうですね、はぁい。
加藤諦:そうってことは離婚してから、はぁい、わかりました。
相談者:はぁい。
・・
相談者:それで・・戻ってきたんですけども。
加藤諦:はぁい。
相談者:そこから、やはりわたくしも・・
相談者:あのぅ・・「もう一人で生活してくれ」と。
加藤諦:はぁい。
相談者:いうことを・・
・・
相談者:話し合いで何度か言いまして。
加藤諦:はぁい。
相談者:母親、実の母親と一緒に、不動産屋とかも探したりしてだんですけども。
加藤諦:はぁい。
相談者:なかなか・・あ、決まらないものですから。
加藤諦:はぁい。
相談者:2週間ぐらい・・前ですかね。
加藤諦:はぁい。
相談者:から・・ちょっと話し合いの途中で・・
相談者:声を張り上げたりですね。
・・
相談者:暴力的なことを言ったりとかですね。
相談者:え、あと・・
相談者:小突き合いとかにもなりましたね。
加藤諦:あなたが・・どっかを叩いたとか?
相談者:あっ、そうですね。
相談者:はぁい。
加藤諦:あ、そうですか、どこの・・
相談者:手が出ちゃいました。
加藤諦:手が出た?
相談者:はぁい。
加藤諦:どこを・・叩きました?
相談者:いえ・・
相談者:肩とかですねぇ、はぁい。
加藤諦:はぁい。
相談者:頭とか・・
加藤諦:頭?
相談者:はぁい。
加藤諦:うーーん・・
相談者:叩きました。
加藤諦:さっき、暴力的な言葉って言ったんですけども。
相談者:はぁい。
加藤諦:例えば、どの程度の言葉ですか?言うのは?
相談者:「出てけ!」とかですねぇ。
加藤諦:ああ・・「出てけ」とか、そういうことですか、はぁい。
相談者:はぁい、早く出てけ・・
加藤諦:はぁい。相談者:
相談者:仕事をしない・・
・・
相談者:奴は・・
相談者:飯を食うな・・とかですねぇ。
加藤諦:はぁい、はぁい。
相談者:はぁい。
加藤諦:そうすっと・・妹さんは、どうします?
相談者:妹・・も、言い返してきました。
加藤諦:あっ、言い返す?
相談者:はぁい。
加藤諦:はぁい、はぁい。
加藤諦:どんな言葉?
相談者:結婚したのは・・
相談者:何も・・
相談者:注意をしてくれなかったから騙されたんだ、とかですね。
加藤諦:はぁい、はぁい。
相談者:はい、いろいろそういう過去の事を言ってくるんですよね。
加藤諦:はぁい、はぁい。
相談者:こうなったのは・・あなたたちのせいだとかですね。
加藤諦:うん、ということですよねぇ。
相談者:はぁい、母親・・
加藤諦:だから、ほん・・
加藤諦:はぁい。
相談者:こととかですねぇ。
加藤諦:はぁい。
相談者:はぁい。
加藤諦:要するに、わたしが今、苦しいの・・ことは、の責任は、全部・・
加藤諦:周りにあります・・ということでしょう?
相談者:ということを、いう・・言うんですねぇ、はぁい。
加藤諦:ですよねぇ。
相談者:なんとも言えないです。
加藤諦:でぇ、そういうことを言う時ですねぇ。
相談者:はぁい。
加藤諦:まぁ、あなたはどういう風に反応してるわけ?
相談者:最初は我慢してました。
加藤諦:はぁい。
相談者:聞いてました。
加藤諦:聞いてた?
相談者:はぁい。
加藤諦:はぁい。
相談者:ですが・・
相談者:必ず僕も、1対1でやらな・・話し合いをしないで、母親・・と三人で・・
相談者:話すようにしてるんです。
加藤諦:はぁい。
相談者:はい、その、その母親を・・
相談者:やはり・・
相談者:小突いたり・・
相談者:あのぅ・・蹴ったりとかし始めるですね。
加藤諦:はあああ・・
相談者:妹が興奮したりとか・・
加藤諦:おかあ・・お母さん、今、何歳?
相談者:60・・8、9・・
相談者:ぐらいです。
相談者:はい。
加藤諦:60・・8か9歳ねぇ・・
相談者:はい。
加藤諦:ふぅーん・・
・・
加藤諦:妹さんっていうのは・・
相談者:はい。
加藤諦:この今39歳の。
相談者:はぁい。
加藤諦:小さい頃はどういう子だったんですか?
・・
相談者:幼少の頃からあの・・
相談者:人とあまり上手くいかない・・
相談者:ような・・
相談者:ことがありましてぇ。
加藤諦:ああ・・まぁ、そうでしょうねぇ。
相談者:友達が少ない・・
加藤諦:はぁい。
相談者:ですね。
加藤諦:うん。
相談者:でぇ、中学校も転校したりとかですね。
加藤諦:はい、転校っていうのは、家の・・都合で転校したんじゃなくて?
相談者:いやぁ・・本人ですね。
加藤諦:本人のことでね。
相談者:はぁい。
加藤諦:はぁい、はぁい。
相談者:でぇ、高校も転校しました。
・・
加藤諦:要するに、じゃあ、小学校から高校全部で何回ぐらい転校したんですか?
相談者:中学高校で・・3回ぐらいは転校してますね。
加藤諦: 3回くらいですか。
相談者:はぁい。
加藤諦:はい・・
加藤諦:うーん・・お母さんの話がよく出てくるんだけども。
相談者:はぁい。
加藤諦:お父さんの話が出て来ないんだけど、どうしてですか?
相談者:父は今・・あの、他界・・しまして。
加藤諦:あっ・・
相談者:4年前に。
加藤諦:でもまぁ、4年前という・・ことは・・
加藤諦:要するにこの・・妹さんのいろんな事件とかですねぇ。
相談者:はぁい。
加藤諦:そういうのは・・
加藤諦:その時は、一緒に居たわけですよねぇ?
相談者:居ましたね。
加藤諦:うん・・
相談者:でぇ、僕が見る限り・・一切・・あのぅ、あまり・・
相談者:表に出るというかですね。
加藤諦:はい。
相談者:娘と・・
相談者:何かを・・接してるというのはあまり・・見た事がなかったですね。
加藤諦:はいはいはい。
加藤諦:でぇ、要するにそのぅ・・
・・
加藤諦:一人で暮らしてたっていう事は・・
相談者:はい。
加藤諦:別にそのぅ・・身の回りのことはきちんとやって。
相談者:そうですねぇ、はぁい。
加藤諦:ですよねぇ。
相談者:仕事もしてたようです。
加藤諦:仕事も・・して・・
相談者:はぁい。
加藤諦:ということはなに?自分で収入を得て、ちゃんと自分で、生活をしてたってこと?
相談者:っと、思います。
相談者:はぁい。
加藤諦:ふぅーーん・・
・・
相談者:実家に戻って・・きたのが。
加藤諦:うん。
相談者:やはり・・
相談者:親が・・
相談者:戻しちゃった・・ようなのもあるんですよね。
・・
加藤諦:親が戻したっていうのはどういうこと?
相談者:引っ張ってきたような・・感じもあるんですよね。
相談者:母親が。
・・
加藤諦:すっと・・妹の立場からすると・・
相談者:うん・・
加藤諦:全部、自分の意思じゃなくて周り・・の意思で動いたっていうような・・
加藤諦:気持ちがあるのかな?
相談者:あると思います。それはあるんじゃないですかねぇ。
加藤諦:そうですよねぇ。
・・
相談者:はぁい。
加藤諦:ですからさっき言ったように、そのぅ・・今・・わたしが苦しいのは、周りが悪いんだ・・
相談者:はぁい・・
加藤諦:周りの責任だっていうことですよねぇ。
相談者:はぁい。
相談者:それはよく言ってますね。
加藤諦:うん、ということは、非常にあの・・
加藤諦:被害者意識が強いわけでしょう?
相談者:そうですね。
相談者:はぁい。
加藤諦:そうですよね。
・・
相談者:うん、そうですね。
加藤諦:そういう・・
加藤諦:感じ方になった妹がいてぇ・・
相談者:はぁい。
加藤諦:今あなたは、妹を・・
相談者:はぁい。
加藤諦:見ると。
相談者:はい。
加藤諦:あなたは自分の感情コントロールできなくなってぇ・・
相談者:はぁい。
加藤諦:なのでぇ・・
相談者:はい。
加藤諦:どうしたらいいでしょうかと。
相談者:はいそうです。
加藤諦:いうことですか?
相談者:はぁい。
加藤諦:はいわかりました。今日はあのぅ・・スタジオにですね、精神科医の高橋龍太郎先生がいらしてるので・・
相談者:はい。
加藤諦:伺ってみてください。
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