テレフォン人生相談
加藤諦三・三石由起子

加藤諦三

目次

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加藤諦三まとめ

加藤諦:どうですか?今、あのぅ・・三石先生が言われたように、生活を変えるんじゃなくて。

相談者:はい。

加藤諦:生活の解釈を変えると。

相談者:うん・・ここの家の土地が、お姉さんですしね。

相談者:亡くなったら、お姉さんの兄弟なんかに、「出て行け」って言われそうな気がして、それも心配もしてるんですけど(苦笑)、あのぅ・・

加藤諦:こっちの方だったら、生活の・・解釈を変えるんでいいんじゃないですか?

三石由:うん、うん。

相談者:いいですかね?あの、子供と一緒に、はた、働いた方がいいって、結論に・・なった方がいいなぁと、思ったんですけども。

相談者:そうじゃないですねぇ。

加藤諦:だって、さっきも言ったように。

相談者:うん。

加藤諦:お姉さんは。

相談者:うん。

相談者:はい・・ええ。

加藤諦:必要とされることを、必要としてるわけですから。

相談者:ええ、ええ・・ええ、ええ、ええ。

加藤諦:必要とされなくなった時にはもう、大変ですよ、お姉さん。

相談者:ああ・・

加藤諦:お姉さん、パニックになっちゃう。

相談者:あ、ああ・・はい、はい。

加藤諦:お姉さんが、生きていかれないから。

相談者:あ、あ、ああ・・

相談者:はあ・・ありがとうございます。じゃあ、そのように。

加藤諦:うん・・それがいいと思います。

相談者:ええ。

加藤諦:ただ、僕はちょっと虚しい人生の気がするけどね。

相談者:そう・・虚しいですね。

相談者:確かに。

相談者:主人も可哀想だと思います、こんな人生で。

加藤諦:あっ、そこがあなたのごまかし。

相談者:そうですか?

加藤諦:「主人も可哀想だと思います」って、自分があなた大切なんだもん、今。

相談者:うん・・

加藤諦:そうでしょう?

相談者:うん・・

加藤諦:それを、主人がとかって嘘つきだすと。

相談者:うん・・

加藤諦:話が、もうお姉さんと同じになっちゃう。

相談者:あ、ああ・・

加藤諦:お姉さんも、弟が可愛いから助けてやるって、それ嘘だと思いますよ。

相談者:あ、ああ・・なるほど。

加藤諦:だから全部嘘で固まってるんだから。

相談者:はああああ・・はい。

・・

相談者:ありがとうございました。

加藤諦:はいどうも失礼します。

相談者:はい、はい。

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