テレフォン人生相談
加藤諦三

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加藤諦三・文字起こし

もしもし?(加藤諦)
はぁい。(相談者)
あのぅ・・今、中川先生からいろいろ・・(加藤諦)

はぁい。(相談者)
いいアドバイス受けたんです。(加藤諦)
はぁい。(相談者)

要するにあなた・・不安なんでしょう?(加藤諦)

今?(加藤諦)
そうですね、はぁい。(相談者)

・・

なんでそんなに不安なんだと思う?(加藤諦)

・・

うーーん・・一人で居ることが寂しいっていう・・(相談者)
そうですよねぇ・・(加藤諦)
ことですねぇ。(相談者)
寂しくて不安なんだけれども。(加藤諦)
はぁい・・はぁい。(相談者)

先ほど・・その、中川先生に・・(加藤諦)

言われたように。(加藤諦)
はい。(相談者)
あなた、ご主人がまだ好きなんだけども。(加藤諦)
あ、はぁい。(相談者)

同時に、ご主人に対して敵意を持っている。(加藤諦)
ああ・・(相談者)

・・

そうですか・・(相談者)

はぁい。(相談者)
だから、自分の不安の原因が今、はっきりする。(加藤諦)

はぁ・・(相談者)

わたしはご主人にた・・ご主人がまだ好きだ。(加藤諦)

うん・・はい。(相談者)
でも、ご主人に対する・・憎しみもある。(加藤諦)
はぁい。(相談者)

この矛盾した感情で自分が不安になっている。(加藤諦)
・・
はぁい。(相談者)

不安になっているから・・(加藤諦)
はい。(相談者)
物事に正面から、向き合えないで。(加藤諦)
・・
はい・・(相談者)

ぜーんぶ(全部)、周りに責任転嫁する。(加藤諦)

はぁい・・(相談者)

だから話し合いはできません。(加藤諦)

だって、責任を持てない人と話したってしょうがないもん。(加藤諦)

うん・・(相談者)
たぶんね。(加藤諦)
はい。(相談者)
あなたのご主人の方ですよ。(加藤諦)

うん・・(相談者)
このまま、あなた、話したって、どうにもならないよ。(加藤諦)
うん・・(相談者)
話し合うことの意味がないから。(加藤諦)

うーん・・(相談者)
あなたが「話し合い」「話し合い」って言ってるのは。(加藤諦)
うん・・(相談者)

まさに、あなたが、一番話し合いの出来ない人なんです。(加藤諦)

ぁぁ・・***・・(相談者)

はい・・(相談者)

その現実を認める・・(加藤諦)

なければ。(加藤諦)

自分が話し合いも出来ない人間だと認めれば・・(加藤諦)
はい。(相談者)
話し合いが始まります。(加藤諦)
はぁ、そうですか。(相談者)

・・

わっかりました。(相談者)

ちょっとキツイこと・・(加藤諦)
はぁい。(相談者)
言いましたけれども。(加藤諦)
はぁい。(相談者)

たぶん、長い事いろいろ我慢してきてねぇ。(加藤諦)
はぁい。(相談者)

人も疑いたくなってるんですよ。(加藤諦)

ああ・・はぁい。(相談者)

・・

だからそう、あなたがそういうふうにねぇ。(加藤諦)
うん。(相談者)
現実を、正面から向き合えないのも、理由はもちろんあるんですけれども。(加藤諦)
・・
もし本当にご主人と・・やる・・って言うんだったら・・(加藤諦)

話し合いの出来ないのは、まさにわたしの方だったんだな・・ということを認めたうえで・・(加藤諦)

はい。(相談者)
つまり、ご主人、どういうふうに、メールを出すかというと。(加藤諦)

うん・・(相談者)
わたしはあなたが・・話し合いがね。(加藤諦)
うん・・(相談者)

しないのは、大変不満でしたと。(加藤諦)
はぁい。(相談者)

でも・・(加藤諦)

うん・・(相談者)
実は話し合いの出来ない人間っていうのは、わたしの方だと気が付きましたというふうに今、メールを出してください。(加藤諦)
はぁい、そうですか、はぁい。(相談者)
はい、どうも失礼します。(加藤諦)
はぁい、ありがとうございました。(相談者)

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コメント一覧

  1. 女房が妬くほど亭主もてもせず。
    旦那が浮気したというのも、確たる証拠があるわけじゃない。
    でも夫は浮気してると思い込んじゃってる。
    根拠もないのに勝手に思い込んじゃう人を説得なんかできません。
    困ったことです。

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