高校が辛い

この4月から高校生になります。

特進コースに入学したのですが、勉強と部活道を両立する自信がありません。
なぜなら中学時代に、部活と受験勉強の両立ができずに、第一志望の高校に落ちてしまったからです。
本当は中学の時と同じ吹奏楽に入りたいのですが、部活動を諦めるにはどうしたら良いのでしょうか?

部活と勉強を両立、絶対出来るからとは無責任には言えない。
今の時点で、吹奏楽もちゃんとしている、行きたい良い大学を決めてしまって、それに向けて3年間勉強頑張って、大学生になってから、吹奏楽を思いっきりやってみたら。
吹奏学部の教員で、志望大学に行った先輩がいるから、リサーチしてみれば。
2学期の期末試験で何位以下だったらやめるとか、自分でルールを課してみてはいかがでしょう。
あと、指定校推薦なんかある。

 

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つまづく

あれから高校生活いろいろなことがあり、忙しい日々を送っていたのですが、夏休み終了前に、私完全に躓いてしまっています。
正直、勉強についていけず、 6月頃からぽつぽつと休み始めて、ついに、 1学期の最後には、1週間も休んでしまいました。
学校が辛くて、今では勉強も嫌いになりかけています。
学校に行くのも足が重くて、流れ弾のように出される課題についていけなかったのが理由です。
ちなみに、部活には、到底、入ることもできませんでした。

 

好きだった習い事も辞めてしまいました。
親とも沢山話したんですが、今までにないような喧嘩ばっかりになってしまっていて、毎日辛いです。
ついには、見かねた両親が、転校を提案しました。
実際に、別の高校へ見学に行ってみたんですが、意外と好印象な学校で、今の自分と違って生徒のみなさんが楽しそうにしていました。
この高校ならやっていけるかも、と思いました。

 

不安

しかし、本当に転校するとなると、ものすごく不安です。
将来のことも、新たな人間関係のことも、後から後悔しないか不安です。
今居る高校で、もう一回頑張ってみることも考えてみたんですが、さらに状態が、悪化するのではないかと不安です。

 

毎日このことで悩んで眠れません。
このメールを書いているのも夜中です。
自分はどうしたらいいのかわかりません、辛いです。
何を相談すれば良いのか分からないのですが、悩んでいます。
少しでもお話をお聞かせ願いたいです。

 

2016年9月2日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『ジェーン・スー生活は踊る』(毎週月-金 11:00-13:00)にて、作詞家でコラム二スト、人生の酸いも甘いもつまみ食いしてきた、ジェーン・スーが、リスナーから寄せられた、シリアスな悩みから、トホホな相談まで、一緒になって考える『相談は踊る』のコーナー。

 

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常に不安はある

ジェーン:意気揚々と高校生活を始めてみたものの、まあ、元々の相談の内容としては、勉強と部活動、両方やるのは、はないんだけどどうしたらいいか?

 

と言うお話だったんですけど・・

 

堀井アナ:はい。

 

ジェーン:もうそれどころじゃない。

 

部活なんか入れる暇もなく、習い事も辞めてしまって・・

 

中学時代に、部活と受験勉強の両立ができなくて、第一志望の学校に落ちてしまった・・

 

堀井アナ:うん。

 

ジェーン:経験があったじゃないですか。

 

で、今回はということで・・

 

入ったところでちょっと、夏前に躓いてしまったと・・

 

学校1週間休んでしまったというのが、ちょっと心配ですけれども・・

 

正直勉強についていけず、 6月ごろからぽつぽつと休み始め・・

 

ついに1学期最後には、1週間お休みと・・

 

堀井アナ:うん・・

 

ジェーン:なるほど。

 

堀井アナ:うん。

 

・・・

 

自分を安心させてくれるのは自分だけ

ジェーン:これねぇ・・難しいですねぇ。

 

堀井アナ:うん。

 

ジェーン:なんて言ってあげたらいいのかなっていう・・

 

あのぅ、最後のほうにメール、本当に転校するとなると、ものすごく不安です。

 

将来のことも、新たな人間関係のことも、後から後悔しないか不安です。

 

今居る高校で、もう一回頑張ってみることも考えたのですが、さらに状態が悪化するのではないかと不安です。

 

でも全部不安。

 

堀井アナ:うん・・

 

ジェーン:あのね・・まあ、もう、16歳だよね?

 

堀井アナ:はい。

 

ジェーン:だから、大人の部類に足を突っ込んでいると思うので・・

 

はっきり申し上げますが・・

 

あなたを安心させてくれる人は、あなたしかいないんですよ。

 

堀井アナ:うん・・そうだねぇ・・

 

ジェーン:自分で、自分を安心させるしかない、もう、子供じゃないからね・・

 

堀井アナ:うん。

 

ジェーン:子供の頃は、やっぱ、親が一緒にいることで、安心させてくれたりするんですけど・・

 

大人になるとですねぇ、不安が沢山あるのは、まあ・・

 

平常運転?

 

堀井アナ:うん。

 

ジェーン:こんなもんじゃないぜ、この先は・・みたいな事、言うと、嫌な先輩みたいなんですけど・・

 

まあ・・

 

不安がある・・

 

常に不安が、どこかにあるぐらい・・

 

ま・・平素の・・状態ですよね。

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不安を取り除く

堀井アナ:うん・・うん・・そうですねぇ。

 

で、不安をちょっと取り除く要素を少しすると・・

 

ジェーン:うん・・

 

堀井アナ:例えば、高校生の1学期なんて・・うちの子供達見てても、そうでしたけど・・

 

もう、課題がとにかく、なんか、多かったし・・

 

ジェーン:うん。

 

堀井アナ:初めての事で・・

 

ジェーン:うんうn。

 

堀井アナ:辛そうでした。

 

ジェーン:うーん。

 

堀井アナ:で、2学期、3学期になって、2年生になって、だんだんこう、気持ちも・・

 

ゆ、ゆったりしてきて・・

 

ジェーン:うん、うん。

 

堀井アナ:そんな慌てなくなってくる、その、課題とかにね。

 

だんだん、これから、2学期、3学期って、よくなってくるのかもしれないですよね。

 

ジェーン:慣れてくるのかもしれないね。

 

堀井アナ:それはまず、1個ありますよね。

 

ジェーン:うん。

 

・・・

 

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正解にしていくしかない

ジェーン:あのぅ、よくいただく相談にね・・

 

堀井アナ:うん。

 

ジェーン:毎回、わたし、同じことを言ってるんですけど・・

 

今の時点で、正解ってないんですよ、絶対に。

 

堀井アナ:うん。

 

ジェーン:それ、100%ないです。

 

タイムリープでもして来ない限り、ないです。

 

ただ・・

 

自分が選んだものを、正解にしていくって、やり方しかないと思うんです、こんな時って・・

 

だから、正直、どっちでもいいよ。

 

堀井アナ:うん・・そうね。

 

ジェーン:辞めてもいいし・・

 

続けてもいいし・・

 

ただ・・

 

・・・

 

自分自身の輪郭っていうの、少しづつ・・

 

わかったほうが、いいかもしれない。

 

つまりその、思ったより、そういう課題とかが、わわわっと来ると、俺・・

 

駄目になっちゃうタイプなんだな・・とか・・

 

部活もやろうなんて、思ってたけど・・

 

そんなもんじゃないんだな、とか・・

 

そんなふうに、たくさんできない・・結構、タスクをたくさん抱えるとか・・

 

圧に弱いっていうことも、若干、強くもないってことも、若干、この歳から知っておくと・・いいことだと思います。

 

堀井アナ:うん。

 

ジェーン:で、それ自体が、あなたの価値を、あげたり下げたりすることは、まったくない。

 

あなた自身の、命の価値が、それで軽くなったり、高くなったりとかってすることはないです。

 

それとまた、別のとこ・・特性?・・

 

ポケモンで言ったら、属性?

 

堀井アナ:うふふふふ・・

 

ジェーン:そう、火なのか?・・みたいな、水タイプなのか?・・みたいな・・

 

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不安の繰り返し

堀井アナ:さっき・・2人で話してたんですけど、なんか・・ある一定の期間を、もうちょっと決めてね・・

 

ジェーン:そうね。

 

堀井アナ:2学期までとかね。

 

ジェーン:うん。

 

堀井アナ:あと、1ヶ月とかね、自分でなんかまた、冷静に様子を見て・・

 

ジェーン:そうだねぇ。

 

堀井アナ:で、次を決めてみるのもいいですしね・・

 

ま、次行ったら、次行ったで、大変だと思いますよ。

 

ジェーン:そうよ。

 

堀井アナ:それはねぇ、あの、もっといた方がいいですよね。

 

ジェーン:新しい人間関係もそうだし・・

 

堀井アナ:1からスタートしますからねぇ。

 

ジェーン:そう、勉強もそうだし・・だから不安なのは、気持ちよくわかる。

 

でもね、全部不安なの。

 

世の中ね、これから先、全部不安。

 

堀井アナ:うん、そう、で・・

 

ジェーン:うふふふふ・・そんなもんだよ。

 

堀井アナ:そう、いろん・・常にそうですよね。

 

ジェーン:うん。

 

堀井アナ:で、あの・・男子がね、スタッフでいっぱいいたんでね。

 

ジェーン:そうなんです。

 

堀井アナ:ちょっと、わたし達、聞いてみたんですけどね。

 

ジェーン:はい。

 

堀井アナ:あの、まず一人は・・

 

もう、入ってすぐ、下の方だったと・・

 

ジェーン:そう、全然が勉強だめだった・・

 

堀井アナ:だめだった、みんな頭、良かった。

 

でも、最後にまいたと・・

 

ジェーン:そう。

 

堀井アナ:まくればいいんだと・・だってね。

 

ジェーン:人生、まくればいいんですってね。

 

堀井アナ:まくれ、まくられの・・繰り返しですから・・

 

ジェーン:そういえば、あの人・・そういえば、あの人・・

 

最近、まくったわねぇ・・

 

堀井アナ:まくっちゃったわねって、いうね・・思いますねぇ・・

 

ジェーン:まくって、ご結婚された方いましたね・・

 

あと、いろいろまあ、高校時代には夢があって・・

 

それにまい進してたんだけど・・どうのこうの・・

 

楽しかったです、勉強は全然、しませんでした。

 

で、その夢、どうなった?

 

いやぁ、もう、関係ないですねぇ・・みたいな人もいたから・・

 

堀井アナ:ふふふ・・そうそうそうそう・・

 

ジェーン:そういうもんの繰り返しだから・・

 

堀井アナ:なんかねぇ、ながーく、見るといいかもしれませんね。

 

ジェーン:そうですねぇ・・

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