テレフォン人生相談
加藤諦三・大原敬子


テレフォン人生相談 2011年12月19日(月)
パーソナリティ:加藤諦三
回答者:大原敬子(幼児教育研究)
33歳男性から、3歳の息子の指しゃぶりが止まらない。
加藤諦三氏の〆の言葉『自分の心の中で起きている事が、外で起きていると思う事をエクスターナリゼーション「外化」と言います』

目次

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今日の相談・3歳の息子の指しゃぶり

相談者は33歳男性、妻は30歳、息子は3歳。

相談者:息子・・3歳のことで相談なんですが。

加藤諦:はい。

相談者:食事・・してからテレビ視る時・・

相談者:に、いつもこう・・口・・

相談者:に、手を加える・・

相談者:で・・

加藤諦:指をくわえるわけですよね?

相談者:はい。

加藤諦:親指とかね?はい。

相談者:ええ。

加藤諦:はい。

相談者:それぇ・・しょっちゅうやるもんですから。

加藤諦:はい。

・・

相談者:なにか・・

・・

相談者:あの、子供に欲求不満とかあるのかなぁと思ってですねぇ。

加藤諦:はい。

相談者:気になったもんですから・・

加藤諦:はい。

・・

相談者:電話、さしあげました。

加藤諦:はい。

加藤諦:あの、非常に単純な話で・・指・・くわえるっていうの・・は・・口唇欲求が満たされてないから・・満たしてるだけの話なんですけども。

相談者:あ、ああ・・

加藤諦:あのぅ・・なにか・・その3歳のお坊ちゃんが・・成長する過程で。

相談者:ええ。

加藤諦:哺乳瓶でも。

相談者:はい。

加藤諦:母親の・・乳首でも。

相談者:はい。

加藤諦:くわえたりなんかっていうことは。

加藤諦:させなかった理由っていうのはなんですか?

相談者:いや、あのぅ・・2歳前からは、もう・・

相談者:離すように・・させてたんですけど。

加藤諦:離すっていうのは、なにを離す?

相談者:あの、おっぱいをですねぇ。

加藤諦:おっぱいを?

相談者:ええ。

加藤諦:でぇ、2歳までは十分、吸ってたんですか?

相談者:そうですね。

加藤諦:は・・はい。

相談者:でぇ・・2歳半・・ぐらいから。

加藤諦:はい。

相談者:徐々に・・こう、乳を離そうねってことで。

加藤諦:ええ。

相談者:妻の方が、こう・・なんか・・

相談者:お乳に「からし」みたいなの塗ったりして。

加藤諦:あ、ああ・・

相談者:でぇ、離そうとして。

加藤諦:うん・・

・・

加藤諦:それでその、2歳半前は・・十分吸わせていたんですか?

加藤諦:例えば、お母さんのお乳を・・飲みながら、吸いながら。

相談者:はい。

加藤諦:ドローンとして、寝てしまったとかね。

相談者:はい。

加藤諦:そういうような・・ことなんですけど。

加藤諦:聞いてるのは。

相談者:ああ・・

加藤諦:つまり、途中でね。

加藤諦:はい、これもう時間ですよっていうふうにして、止めないで。

加藤諦:十分に、そういうものを与えてたという、ことですか?どっちですか?

相談者:ああ・・途中で・・離すっていう・・ほう、ええ。

加藤諦:方ですね?時間が来たらね?

相談者:はい。

加藤諦:それはなぁに?育児書かなんか見て、そういうふうにしたわけ?

相談者:そう・・ですねぇ。

相談者:乳離れをさせるために・・例えば、20分なら20分飲ませたら、離すっていう。

・・

加藤諦:で、その育児書の通り、20分飲ませたなぁと思って・・もっと欲しいけれども。

加藤諦:離したってことですね?

相談者:そうですね・・はい。

加藤諦:これは、だ、あのぅ・・明らかにおかしいと思いますけど、後で、幼児教育・・の、専門の先生に伺いますけれども。

相談者:はい。

加藤諦:その他に・・成長する過程でですねぇ。

加藤諦:なにか、無理にこうしたってことあります?

相談者:ああ・・あのぅ・・

・・

相談者:公園とかで。

加藤諦:ええ。

相談者:遊ばせてて。

加藤諦:ええ。

相談者:もう、時間だから・・

相談者:さぁ、帰ろう・・っていうふうに、子供が遊んでても。

加藤諦:うん。

相談者:途中で切り上げる・・っていうことが、ありました。

加藤諦:ふぅーん・・

相談者:ま、はぁい。

加藤諦:そうすると、あなたも・・奥さんもですねぇ。

加藤諦:ま、子供からすると、父親、母親ですけども

加藤諦:すごい・・生真面目・・

・・

加藤諦:ん、でぇ・・

相談者:あ、ああ・・

加藤諦:秩序が・・きちんと守るタイプ。

相談者:はぁい。

・・

加藤諦:子育ても。

加藤諦:母親の本能のとしてというよりも。

加藤諦:育児書にこう書いてあったら、まぁ、こうするということですよね?

相談者:はぁい。

加藤諦:そうすると、お子さんからすると・・

加藤諦:キツイねぇ。

加藤諦:だって・・お乳飲んでる時に。

加藤諦:安心して飲めないもんね、いつ取れられるかわかんないから。

・・

相談者:ああ・・そうですねぇ。

・・

加藤諦:すっかり安心して身を預けると。

加藤諦:いうこと、なかなかできないもんね。

相談者:ああ、そうですね。

加藤諦:ええ、ええ・・

相談者:はい。

・・

加藤諦:このお子さんに、あなたが気になるっていうのは・・

加藤諦:いつも指をくわえているということですね?

相談者:そう・・ですね、買い物行くときも・・というような仕草をするので。

加藤諦:はい・・はい。

相談者:ちょっと・・気にな・・ってですねぇ。

加藤諦:でぇ・・結局・・そのマニュアルに書いてあることと違うから、厳しくかどうか別として、とにかく止めさせるわけですよねぇ?

相談者:ええ・・

加藤諦:トイレットトレーニングの方は、どうですか?

相談者:無事にもう、終わって今・・普通の・・

加藤諦:あっ、そうですか。

相談者:パンツには、はい、なってます。

加藤諦:はいわかりました、今日はあのぅ・・スタジオに、幼児教育研究の、大原敬子先生がいらしてるので、伺ってみてください。

相談者:よろしくお願いします。

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