テレフォン人生相談
加藤諦三・大原敬子

大原敬子

目次

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大原敬子アドバイス

大原敬:こんにちは。

相談者:こんにちは。

大原敬:よろしくお願いします。

相談者:あっ、よろしくお願い致します。

大原敬:あのですねぇ・・えっと・・

相談者:はい。

・・

・・

大原敬:キツク、言っちゃっていいかしら?ふふっ・・

相談者:はい。

大原敬:いい?

相談者:はぁい。

大原敬:とっても摩訶不思議なんですよ、あなたの話が。

・・

相談者:ああ・・はい。

大原敬:だってね。

相談者:うん・・はい。

大原敬:指しゃぶりって・・

大原敬:ま、一応言うんですけど。

相談者:はい。

大原敬:こんなに・・

・・

大原敬:心配事ではないはずですよ?

・・

大原敬:なにかあるんですよ?

相談者:ああ・・

大原敬:なぜかって言うと・・全部あなたの話、取り上げる、止めさせる。

相談者:はい。

大原敬:全てね。

・・

大原敬:結果がだけが、きちっとしてるんです。

・・

・・

相談者:あ、ああ・・

大原敬:でもね。

相談者:はい。

大原敬:「公園に行こう」って言ったときに。

大原敬:どうもこの話を聞くと。

大原敬:感情で。

大原敬:「じゃあ、公園でも行こうかなぁ」と言ったとしますよね。

相談者:はい。

大原敬:なら、「あっ、そろそろ時間だから・・はい」って止めちゃう。

大原敬:「これはダメ」って言っても・・「これは、なになに子育てに書いてあった」

大原敬:「けじめだ」って言っていますけれど。

相談者:はい。

大原敬:これも・・あなた達の・・都合のいい・・

・・

・・

大原敬:感情を。

大原敬:隠してですねぇ。

相談者:はい。

大原敬:子育て本に・・

大原敬:置き換えてるんじゃないでしょうかねぇ?

相談者:あ、ああ・・そう・・かもしれない・・

大原敬:どうしてもねぇ。

相談者:はい。

大原敬:最初の導入が分からないんです。

・・

相談者:はぁい。

大原敬:でぇ、先ほども・・食事って言ったんですかね?食事なんとかテレビの時に、指をくわえてるとおっしゃったの?

相談者:食事・・してる時とか・・

大原敬:これしかないんですよねぇ?

大原敬:本来、食事ですからねぇ。

相談者:はぁい。

・・

・・

大原敬:テレビ、わかるんです。

・・

・・

相談者:はぁーん・・

大原敬:自分が自分の世界に入ってるから。

・・

大原敬:指しゃぶりっていうのはねぇ。

相談者:はぁい。

大原敬:外との関係が、触れてる時は、指しゃぶりはしないんです。自分って存在がある時は。

大原敬:でも、自分だけの世界になった時に、指しゃぶりが始まるんですね。

大原敬:しゃぶった・・その、指の肌。

相談者:はい。

大原敬:ありますね、感覚が・・下のあごに引っかかるんです。

・・

・・

大原敬:でぇ、それが心地いいんです。

・・

相談者:ふぅーん・・

大原敬:加藤先生が、口唇欲求っておっしゃいましたねぇ。

相談者:はぁい。

大原敬:それは、寂しいってことですよねぇ?愛されたいってことですよねぇ?

相談者:そうですねぇ。

大原敬:もっと言うと、もっと言うと、子供になると愛されたいってわかりませんからね。

相談者:はぁい。

大原敬:気持ちよくなりたいってことじゃないでしょうかねぇ?

相談者:スゥ・・まぁ・・はい、わかりました。

大原敬:それ、気持ちよくを・・お父さま、お母さまがさせてくれないから・・自分で指しゃぶりしてるんですよ。

・・

相談者:あっ、そうなんですね?

大原敬:一度、今日、夜でもね。

相談者:はい。

大原敬:一人でお風呂に入った時に・・手を洗って・・あのぅ、お子さんと同じ指しゃぶりしてご覧なさい。

大原敬:あっ、こんな感覚かってわかりますよ。

・・

相談者:なぁ・・そういうの・・全然、***なかったですねぇ。

大原敬:ねっ、それが一点なんですね。

大原敬:でぇ、次に不思議なのはね、お買い物に行きますね。

大原敬:それが、お父さんとお母さんのなかに、そのお子さんが入ってないから、お子さん、指しゃぶりしてるんですよね。

・・

相談者:あ、ああ、ああ、ああ・・

大原敬:お父さんと、お母さんが、「なにがいい?どうれにしようか?」って言うとき、子供、指しゃぶりできませんから。

大原敬:「あっち、あっち、あっち」なんて言うんですね。

相談者:あっ、ぁぁ、はぁい。

大原敬:だから・・会話をかけてないんじゃないかなって、わたし思ってるんですよ、実は。

相談者:あ、ああ・・そうかもしんないです。

大原敬:だから、公園に行かしても・・公園のお砂場に行ったときに、じーっと見てるだけで、言葉掛けが少ないんじゃないかなって思ってるんです。

・・

・・

相談者:ああ・・そうですねぇ。

・・

・・

相談者:そうです。

大原敬:でしょう?

相談者:はぁい。

大原敬:あなたと夫婦内で、コミュニケーションが少ないと思っているんです、わたし。

相談者:そう・・ですね、確かに、妻との・・

相談者:普段の会話はもう、少ないですね。

・・

大原敬:そうですよねぇ。

相談者:はぁい。

・・

相談者:反対に・・はい。

大原敬:でぇ、あなた自身がトラブルを避けたいから。

相談者:はぁい。

大原敬:妻との関係を、これ以上、悪くしたくない為にも。

相談者:はい。

大原敬:喧嘩をしないことが、一番いいですよね?

相談者:そうですね。

大原敬:そして・・

大原敬:これぐらいは、自分がやっとけば。

相談者:はい。

大原敬:穏便に行くんじゃないかってことを・・全部やってるんですよね。

相談者:はぁい。

大原敬:でぇ、マニュアルで奥さまと話すの、子育てが一番いいですよね。

相談者:はぁい。

大原敬:そうして、二人の会話は保っているんです、今。

・・

・・

相談者:あ、ああ、ああ、ああ・・

大原敬:じゃあそれは、この、特に男の子は。

相談者:はい。

大原敬:あなたもそうですけど。

相談者:はい。

大原敬:男の人は・・永遠に・・

相談者:はい。

大原敬:永遠に寂しいんです。

大原敬:永遠にチヤホヤして欲しいんです。

・・

相談者:あ、ああ・・

大原敬:100歳でもそうだと思いますよ。

大原敬:今だってあなた、甘えたいと思うことあるでしょう?

相談者:あります。

大原敬:泣きたいときあるでしょう?

相談者:はぁい。

大原敬:すぐ抱いて欲しいときあるでしょう?

相談者:あります。

大原敬:じゃあ、3歳の坊やちゃん、当然よね。

相談者:スゥ・・そうですよねぇ。

大原敬:ねぇ、それ全部、取り上げられてるのよ。

大原敬:せめて指でもしゃぶってなくちゃあね(笑)。

相談者:ははは・・そう・・ですねぇ(笑)。

大原敬:ははは・・男の人の・・お酒を飲んだり慰められますけど。

相談者:はい。

大原敬:でも、3歳の坊やちゃんにない、周りに。

・・

相談者:そうですね。

大原敬:あるのは玩具と指しかないですよね。

相談者:あ、はい。

大原敬:もう、一生懸命しゃぶりますよね。

相談者:は、はい。

大原敬:そうして自分の心のなかを満足してるんじゃないんでしょうか?

相談者:スゥ・・

相談者:はぁぁ・・・

大原敬:あのぅ、指しゃぶりした指を、「美味しい?」

大原敬:「じゃあ、パパもしてちょうだい、パパのお口入れて」って、パパもやってあげるんです。

相談者:あ、ああ・・はぁい。

大原敬:すると子供は、パパ、パパってパパのところもってきます。

・・

相談者:うーーん・・

大原敬:「美味しいねぇ」って。

大原敬:「なになにちゃんの指って美味しいねぇ」って、言ってあげるんです。

相談者:なるほど。

大原敬:でぇ、パパ、はい、一回で終わるんじゃないの、「もう一回」「もう一回」ってやりますとねぇ。

相談者:はぁい。

大原敬:子供は最後にねぇ、「もう嫌だ」って言います。

相談者:うふふふ(笑)・・

大原敬:でぇその後、「あっ、そうか」って、言わないでね。

相談者:ええ、ええ。

大原敬:「寂しいなぁ・・明日もパパ帰ったら・・」

大原敬:「やってね」って言うんです。

・・

相談者:ああ・・はぁい。

大原敬:子供が「うん」って言ったときに・・その子はもう、自立してるんです。

・・

・・

相談者:なるほど。

大原敬:もう、僕の指しゃぶりじゃないんです。

大原敬:パパに対する指しゃぶりなんです。

相談者:ああ、ああ・・

大原敬:人間っていうのはね、愛を欲しい時は。

大原敬:愛を与えなければ、愛は、もらえないんですね。

相談者:はぁい。

大原敬:だから子供が・・「僕はパパが美味しいって言った」・・僕の存在、ありますでしょう?お子さんは。

相談者:はぁい。

大原敬:明日もパパに、なめさせてあげようと思うと、ふと自分は指でやりますねぇ。

相談者:はぁい。

大原敬:日曜日なんかに、ふとご覧になってください。子供、止めちゃんですよ。

大原敬:「どうしたの?」って言うと、「パパにあげるから」って言うんです。

相談者:あっ、そうなんですか?

大原敬:それを見て、その子供の愛おしさに、あなたはその子を愛したくなるんです。

相談者:なるほど。

mねえ。

相談者:はぁい、わかりましす。

大原敬:わかりますか?

相談者:はい。

大原敬:そうするとお子さんの、指しゃぶりの対象わかりましたよね?

相談者:はぁい。

大原敬:指しゃぶりは決して悪いことではなくって。

相談者:はぁい。

大原敬:その子が、自分の心の存在を、自分が知りたい時なんです。

・・

・・

相談者:あ、ああ・・

大原敬:でぇ、次にあなたなんですけども、お父さまなんですけおdも。

大原敬:僕はなぜ、その指しゃぶりをね、これだけ拡大して、肥大して。

大原敬:悩むのかっていうのは。

大原敬:とても僕も寂しい。

相談者:はい。

大原敬:でぇ、これ以上、大きな問題が起きたら・・僕は立ち上がれないって。

大原敬:今、そんな時期なんだなってことを・・意識して。

大原敬:**ってみると・・結構、物事見えませんかしら?

相談者:スゥ・・ああ・・見えると思います。

大原敬:そうですか。

相談者:はぁい。

大原敬:わたくしは・・

大原敬:奥さまか・・あるいは会社か・・職場かな?

相談者:はい。

大原敬:なにかあるんです。

相談者:あっ・・あると思います。確かに。

大原敬:それが、あなたの不安の投影が・・電話した動機なんです。

・・

・・

相談者:はぁい。

大原敬:じゃあ、こっから加藤先生ですから、加藤先生、お願いしますね。先生、お願いします。

相談者:はぁい。

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