同窓会の連絡
大阪市にお住まい、ラジオネーム、鶴のワンボイスさんからの相談です。
こんにちは、相談は踊るの頃から楽しませていただいてます。
私は今、24歳社会人なのですが、小学校の同窓会に、参加しようか迷っています。
なぜ迷っているかというと、当時の私はとても内気で、友達という友達もおらず、卑屈な性格だったため、クラスではかなり浮いた存在でした。
特にいじめられたわけでもなく、クラスの人とも普通に会話をしていましたが、放課後、遊ぶような人もいませんでした。
ならば、なぜ同窓会に行かないと即答できないかというと、今現在、当時の卑屈だった自分を可愛く思えるほどに、心も落ち着いていて、単純に同級生のみんなは、今どんな・・過ごしているんだか知りたいし、担任の先生にも会ってみたいと思ったからです。
上手く会話できるか、忘れられてないか
ただもし、周りの人と上手く話をすることができなかったら、忘れられていたらと思ってしまって、なかなか同窓会に参加する勇気が出ません。
同窓会だから、特別悩んでいるわけでもなく、普段の飲み会でも迷うタイプの人間なんですが、今は同窓会に行こうか迷っています。
スーさん、パートナーさんは、同窓会に参加して良かったと思いますか?
体験談など聞かせてもらえると嬉しいです。
2016年7月4日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『ジェーン・スー生活は踊る』(毎週月-金 11:00-13:00)にて、作詞家でコラム二スト、人生の酸いも甘いもつまみ食いしてきた、ジェーン・スーが、リスナーから寄せられた、シリアスな悩みから、トホホな相談まで、一緒になって考える『相談は踊る』のコーナー。
同窓会に行くタイプですか
【ジェーン・スー】おがさわらさんは、同窓会に行くタイプですか?
【おがさわらアナ】あ、僕、岩手出身なんでね、なかなかしょっちゅうは、行けないんですけれども、やってるみたいですね。
【ジェーン・スー】うん。
【おがさわらアナ】ただね、僕もあのぅ・・鶴のワンボイスさんと一緒で、どちらかというと、イケてなかった方で・・
【ジェーン・スー】またまた。
【おがさわらアナ】なんかどちらかというと、暗い方で、私はもう完全に東京デビューですから、東京で別の人格を作り上げて、今こうしてる・・
【ジェーン・スー】羨ましいよな、それできるから・・ほんっとに羨ましいよ。
【おがさわらアナ】で、実は今、結構、無理してたりするんです。サイコーなんて言ってるけど。
【ジェーン・スー】ああ、なるほど・・うん。
【おがさわらアナ】そういう人間じゃないんです。
【ジェーン・スー】実は、暗いんですね。
【おがさわらアナ】実は、暗いんです。
【ジェーン・スー】いいなぁ。
【おがさわらアナ】だからやっぱ、若い頃ってやっぱり僕も、まったく、一緒だったけど、でも、みんな、自分のこと、覚えてないんじゃないかなって・・行ってみると、みんなそういう会話をしますから。
【ジェーン・スー】うんうん、うんうん。
【おがさわらアナ】ゴールはね、うーん、だから・・やっぱり、行って嫌だったなって・・いうのは、ないと思うんだよな・・みんなやっぱり、だから同窓会したがるんですよ。
パワーバランス
【おがさわらアナ】でも、小学校の同窓会を、24歳でやるっていうのは、ちょっと早いかなっていう気がしないでもないか?
【ジェーン・スー】ま、小学校だったら、あるんじゃない?
【おがさわらアナ】小学校だったら、あるか?
【ジェーン・スー】同期会ってことだよね、たぶん。
【おがさわらアナ】うーん・・
【ジェーン・スー】同窓会って言うと・・あの、全部の世代の人が集まる・・
【おがさわらアナ】ああ、そっか、そっか。
【ジェーン・スー】学校のっていう、アレで・・たぶんこれ、同期会の方ですよね?
【おがさわらアナ】同期のみんながね、集まるってことで・・
【ジェーン・スー】同期会のこと、同窓会って言うからね。
【おがさわらアナ】どうですか?スーさん。
【ジェーン・スー】いやぁ、小学校の時のことだから・・24歳・・そうですねぇ・・
【おがさわらアナ】うーん・・
【ジェーン・スー】ま、ちょっと、まだ・・小学校の時の、パワーバランスみたいなのが、若干・・
【おがさわらアナ】あるでしょうね。
【ジェーン・スー】尾てい骨で、残ってる時期ではありますよね。
【おがさわらアナ】まだ、ありますよね、24でしょう、うーん・・
【ジェーン・スー】正直、40になっても、残ってるけど、でも・・
【おがさわらアナ】うん。
【ジェーン・スー】その、ちょっと、半笑いできるじゃないですか、もう、そうなると・・
【おがさわらアナ】40過ぎるとね・・
幹事の顔を立てる
【ジェーン・スー】でも、20代だと、まだちょっと、尾てい骨や、そういうとこで残ってると思うんですけど・・
【おがさわらアナ】はい、はい。
【ジェーン・スー】・・ま、幹事のことを、思って、行ってやるぐらいで、いいんじゃないですか?
【おがさわらアナ】おお!
【ジェーン・スー】幹事って、やっぱり、一人でも多く参加して欲しいと思うし・・
【おがさわらアナ】なるほど・・そうだ。
【ジェーン・スー】参加人数が少ないと・・私の仕切り、悪かったかなと、思っちゃうじゃん。
【おがさわらアナ】ああ、そうだね・・そうですよね。
【ジェーン・スー】うん・・で、そのぅ・・幹事のみんな、ハガキなのか、電話なのか、わか・・メールなのか、わかんないですけど・・
【おがさわらアナ】うん。
【ジェーン・スー】今時、ハガキはないか・・
【おがさわらアナ】うん・・
【ジェーン・スー】メールだと、思うけど、幹事のみなさん、お疲れさまですと・・ありがとうございます、この機会をみたいなこと、一筆入れて・・
【おがさわらアナ】うん。
【ジェーン・スー】楽しみにしていますと・・
【おがさわらアナ】うん。
【ジェーン・スー】いう、ぐらいの感じで、幹事に・・協力するっていう、エクスキューズ、自分の中に、携えていくぐらいだったら・・いいんじゃない、なんかほら、ベストパフォーマンスをしたくなるんですよね、同窓会って・・
【おがさわらアナ】わかる。
初期衝動に従う
【ジェーン・スー】みんなより、自分の方が、いけてるみたいな。
【おがさわらアナ】そうそう。
【ジェーン・スー】だから、その、上手く話せないかなぁとか、忘れられてたらどうしようとかっていう・・
【おがさわらアナ】うん。
【ジェーン・スー】ベストパフォーマンスから、遠いことを・・
【おがさわらアナ】うん。
【ジェーン・スー】こう・・想像して、ビクビクするんだと思うんですけど・・
【おがさわらアナ】うん・・
【ジェーン・スー】でも、行きたいっていう気持ちは、どっちかっていうと・・みんなが今、どうしてるのかな?っていう、もうちょっと、こう、なんて言うんだろう・・
【ジェーン・スー】そんなに・・なんか、カッコウつけなくても、いいやっていうような、気持ちでさ・・
【おがさわらアナ】うん。
【ジェーン・スー】いけるわけですから・・
【おがさわらアナ】うん・・
【ジェーン・スー】行きたく、思うわけですから・・そうでしょ、だって、子供の頃の自分に戻って、今、みんなどうしてるのかな?あの子、元気かな?っていう・・
【おがさわらアナ】うん。
【ジェーン・スー】その・・初期衝動みたいなのに、従っていいと思うんですけどねぇ。
【おがさわらアナ】そうですね、でも、やっぱり、行こうと思ってるんだったら、行くタイミングを逃しちゃうとね・・
【おがさわらアナ】あそこで、行っときゃよかったって、後からなるのは、困るので・・
【ジェーン・スー】うん。
【おがさわらアナ】やっぱりこう・・ちょこちょこ、幹事がやってくれてるんだったら・・
【ジェーン・スー】そうですねぇ。
【おがさわらアナ】ちょこちょこ、顔出してないとね、やっぱり、声かける方もね、どうせあいつ、来ないんだろって、思われちゃうと損だから・・
【ジェーン・スー】そうそう、確かにそうですよ。
幹事の横に座って
【おがさわらアナ】うーん、そう、幹事・・の、スーさんのアドバイスが、一番いいと思う。
【ジェーン・スー】あ、あ、あ・・ありがとうございます、ありがとうございます。
【おがさわらアナ】そうだとおもいますよ、そうだと思う。
【ジェーン・スー】そう、幹事のこと、思って・・幹事が、開いたことを、後悔しないように・・
【おがさわらアナ】そう・・
【ジェーン・スー】なんか労って・・あ、そうやって、幹事の横に座ってりゃいんじゃん、誰も喋る人、いなかったら・・
【おがさわらアナ】あ、そうそうそう・・
【ジェーン・スー】そしたら、幹事は、喋るから、だいたい・・
【おがさわらアナ】そうそうそう、幹事さんは、全体を見なきゃいけないから・・
【ジェーン・スー】そうそうそうそう・・
【おがさわらアナ】必死になってね、話しかけてるから・・盛り上げてますから。
勝ち組、負け組
【おがさわらアナ】ただね、40過ぎた同窓会って、これまた、いい・・まだ、ちょっと、24歳だから、いいよねぇ。
【ジェーン・スー】なにが?なにが?
【おがさわらアナ】二十・・四十過ぎると、いいよね、同窓会ね・・
【ジェーン・スー】いや・・なんで、どう、なにがいいんですか?
【おがさわらアナ】なんか、田舎帰ると・・
【ジェーン・スー】うん。
【おがさわらアナ】ま、僕は、こういう仕事に就いちゃったからっていうのもあるんですけど・・
【ジェーン・スー】はい。
【おがさわらアナ】すごく・・ま、だいたい、司会するんです、私、帰ると・・
【ジェーン・スー】うん、楽しそうだな・・おいおい・・
【おがさわらアナ】やっぱりね、ホント、いろいろ、イケてなかったからねぇ・・あんな、イケてたやつがね・・
【ジェーン・スー】あははは・・
【おがさわらアナ】あんなやつ・・ああ、そうか・・
【ジェーン・スー】リベンジね・・リベンジですね。
【おがさわらアナ】そうそう、完全に僕はもう・・もう、そうです・・
【ジェーン・スー】勝ち・・うん・・オレ・・うん・・オレ・・
【おがさわらアナ】卑屈なやつです、ホントそういうね、暗いやつですから、僕は・・
【ジェーン・スー】俺は、勝ち・・勝ち組だぜ、みたいな・・
【おがさわらアナ】勝ち組まではね、あのぅ、ね・・
【ジェーン・スー】言わないけど?
【おがさわらアナ】ええ、ええ、心の中では、思って・・
【ジェーン・スー】あああ・・
【おがさわらアナ】いやいや、思ってないけど・・そうなんです。
【ジェーン・スー】わりにどうだろう?カッコイイだろ?・・この野郎っていう・・
【おがさわらアナ】なんか、写真撮影、おがさわら、真ん中座れよなんてね。
【ジェーン・スー】うわっ・・
【おがさわらアナ】全然、もうそんなことね、小さい頃・・気ぃ使わなかった、もう・・
【ジェーン・スー】あははははは・・
【おがさわらアナ】なんか、うれいし。
【ジェーン・スー】いかに、小中高ぐらいが・・
【おがさわらアナ】うははは・・
【ジェーン・スー】鬱屈していたか・・
【おがさわらアナ】もう、本当に・・
【ジェーン・スー】よくわかるエピソードですね。
【おがさわらアナ】ホントですねぇ・・
【ジェーン・スー】本当に、このタイミングで行っておくのも、アリだと思いますよ。
【おがさわらアナ】そうですね、はい。
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