離婚し実家に戻った姪、居座り続けているので姉が気の毒

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離婚し実家に戻った姪

このページの目次

- 気の毒な姉
イライラは自分の執着
- 責任は誰がとる
- 不安を駆り立てる

私の姉の長女のことで、ご相談お願いします。

姪は、去年3月、姪の子どもが卒園した次の日、一人っ子（男の子ですが）を連れて、離婚するつもりで、姉の家、実家へ帰ってきました。

その後、 3回の調停をして離婚が決まりましたが、実家に戻ってすぐにアパートを借りて、生活できるように、いろいろ備えて、住めるようにしたようですが、未だ、アパート行く気もなく、子供や自分の洗濯物、食べる物、一切を姉にやってもらい･･

去年9月頃からは、働いてはいるんですが、休みはどこへ行くのか、午前中は出かけているようです。

ご飯も作らず、コンビニのお弁当で、賄っているようです。

先日、私が子どもに聞いてみたいです。

「ねえ、ねえ、このお家はさぁ、爺と婆のお家で、僕のお家はね、アパートがあるのに、どうしてママと一緒に、お家に行かないの？」

って、聞くと、その子供は、「まだ準備ができていないから･･だって、ママが言ってたんだよ」と言っていました。

ということで、その後、またですね(文章、省略中)･･ファックスが来たんですが･･

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気の毒な姉

で、どうしても、その早く、アパートに行ったらどうか？ということで、先日、姉と、その姉の長男、次女、三人で、長女に出て行くように、話しをするようになった･･ということなんです。

ところがその･･話しをしようとした、その日、長男達が行くと、姉と、その長女と孫の三人で、映画を見に行ってしまい、留守になっていて、話しができなかったとのことです。

その姉も、自分の長男に、「お母さんは、言えないから、お前か、妹で、長女に言ってちょうだい」

「お母さん、もう疲れて、お金もないし、出て行って欲しいんだよ」というふうに、言ったにもかかわらず、話し合いのその日は、長女や孫に頼まれて、映画に行ったんだと思います。

一緒に映画を見に行く姉の気持ちも、私には分かりません。
そんなに、孫が、可愛いんでしょうか？

孫は、小学校2年生になります。

わたしは、余計なことをしているのかもしれませんが、とにかく、姉が気の毒でなりません。

ちょっと、長かったので、少し途中、端折らせていただきました。

2017年9月13日放送のSBC信越放送の『らじカン』(毎週月-金 14:05-18:15)の水曜日のコーナー『敬子と佳子の子育て相談』、テレフォン人生相談でお馴染みの、幼児教育研究の大原敬子先生のお悩み相談。

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イライラは自分の執着

大原：まずですね、あのぅ･･このぅ･･文章、読んでいて･･

事実は、どこか？･･ってことですよね？

そうしますとね･･

このお嬢さん、姪御さんは、何ら問題がないんですね。

･･･

と、申しますのは、非常に、ノーマルな方だと思います。

中澤：ええ。

大原：と、言いますのは･･

･･･

この、離婚をするのに･･

･･･

子供の、親子の、卒園をきっかけにっていうことは･･

根本：はい。

大原：やっぱりそこに、自分･･子育て･･親としてね。

中澤：はい。

大原：どう、生きるかって、知ってる方ですね。

もう一つは･･

･･･

離婚調停を、3回したってことは･･

･･･

彼女は家を出て･･

調停ってことは、彼と、何かあったんですね。

子供の親権なのか･･あるいは、離婚の理由で･･向こうの方が、渋ってるってことですよね？

中澤：ええ。

大原：でも、それで彼女は･･自分の意思で･･別れたわけです。

中澤：はい。

大原：こういうお嬢さんであること･･

それから、離婚はしてね･･それは辛いです、人間、誰でもねぇ。

･･･

それなのに･･

･･･

しばらくして、お勤めをしてるってこと。

中澤：そう･･ですねぇ･･

根本：うん。

･･･

大原：これ、まったく･･この年代では･･

･･･

やってるなと。

中澤：うん。

大原：でも、そのぅ･･この方の、相談者の･･

･･･

話しによると･･

中澤：はい。

大原：洗濯をしないとか。

いや、これはねぇ、佳子さん、若い時って、親と同居した時には･･どうですか？

中澤：まあ、親に任せちゃいますよねぇ。

お願い･･って。

大原：お願い、やっといって･･って。

中澤：ええ。

大原：そういう関係なんですねぇ。

何にもしないと言っても･･それは、親子関係で･･

他人が言うべきではないですね。

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責任は誰がとる

もう1点、不思議なのは･･

･･･

姉が･･この方、相談者に対して姉ですね。

この、姪御さんに対してお母さん。

愚痴の言葉が、事実、ないんですね。

･･･

で、疲れ切った･･っていうことを･･

ここで、この文章読んでてですよ･･

大変申し訳ない、この文章読んでて、客観的に見ると･･

いや、ここまで外部がね･･

ああだ、こうだと、言われてしまったらね･･

もう、自分の意思は言えない。

好きにして、生きてってなってしまうんですね。

そう考えると･･

･･･

今、こんなに大きくね、目くじらを立てて･･

･･･

大騒ぎする問題を、第三者が、するべきではないと、わたしは思っているんです。

･･･

もしこれを･･聞きたいんですけども、あなたがね、余計なおせっかいだ･･確かに。

･･･

きついこと言って申し訳ないんですけども･･

あなたの言葉で、言質をとられて･･

このお嬢さんが･･

アパートに行きました。

で、あなたはそれでどうですか？

･･･

その後、そのお嬢さんが出ていった後に･･

いろんなトラブルが起きた時に･･

この発端は･･

あなたが出したことになりますよ･･って。

その責任は、あなたは、とれるでしょうか？ってことなんです。

･･･

外野が、ああだこうだ言っても･･

最後に責任を持つのは誰かっていうと･･

これ、姪御さんであり･･

この姪御さんの両親･･しかないんです。

中澤：そうですねぇ･･

大原：それを、長男とか云々を焚きつけるのは･･あなたじゃないかな？と思っているんです。

中澤：うーん･･

根本：うーん･･

大原：非常に･･違ってるかもしれません。

あくまでも、この文章読むと、そう感じるんです。

で、矛先はちょっと変わりますけども･･

この相談者です。

中澤：ええ。

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不安を駆り立てる

大原：今後、私たちもとかくね･･

ほんとになんか･･まあ･･気になってね、ちょっと、お世話したいわ･･ってこと、わたし達、やってしまいますよ、とかく。

中澤：ええ、ええ。

大原：責任を、どれだけ持てるかってことです。

必ずその時には･･

自分の身の回りに何かがあるわけ。

･･･

人はね、我が･･自分が一番かわいいんですよ。

･･･

自分が一番かわいくて、楽しいときはね･･

他所に目が行かないんです。

根本：うん。

中澤：うーん･･

大原：行きます？

中澤：いや、なかなか行かないですよね、きっとねぇ･･

大原：行きます？

根本：いやいやいや、もう、自分がもう、やってることで、精一杯ですよね。

大原：で、自分に･･なにか、ふつふつと･･イライラとか、ムカムカした時は？

中澤：なんかこう･･他人の、粗も探したくなりますよねぇ。

根本：そうですよね。

大原：自分、幸せになろうと、思わないわよね、この後。

佳子さん、不幸になって欲しいわけよ。

根本：ああ･･

中澤：同じレベルまで、来て･･っていう･･

大原：あなたねぇ、今、40代よね？

いいわね、でも･･危ないんじゃないか？ご主人さんは、どう？

中澤：ふふふ･･

根本：うーん･･

大原：みんなそうよ、近所の人達･･仕事してるけど･･って言って、佳子さんが、えっ？･･って、思った時に･･

･･･

中澤：はぁぁ･･

大原：わたしばかりじゃないわ。

あの人にも、悩みがあるんだわ･･って、思ってしまうのは、人間の･･性かもしれない。

中澤：そして、自分がこう･･

大原：うん、そうです･･

中澤：安定するっていうか･･

大原：なにかをしようと思ってないですよ、ただ、幸せを聞くってことはね･･

苦しいこともあるんですよ。

･･･

根本：ああ･･

中澤：なるほど、それ、すごくよくわかりますね。

根本：なるほどねぇ･･

大原：だからと言って･･こう、佳子さんのご主人さんが、浮気したとは、言わないんですよ。

中澤：ええ。

大原：ただ、みんなそうよ･･ってことで･･不安を駆り立てることが･･

したくなりませんか？

根本：ああ･･

中澤：そっか、そっか、そんなのほほんとねぇ･･

大原：ねえ。

根本：相手が、モヤモヤするのをね･･待つわけだ。

大原：そう･･自分が、エネルギーが、無い時なんです。

根本：ああ･･

中澤：ああ、そっか、自分がとっても、満たされてるときは、そんな事はしないんですね。

大原：ひ･･暇がない。

根本：他人の事、気にならないですものね。

ならない、ならない。

大原：ならない。

他人は、どうでもいいのね。

自分のしたいことをしてしまう。

人は、そんなもんだと思う、人間･･わたし･･含めて、性って、そんなもんだと思うんですね。

エネルギーがなくなると･･

ムカムカ、イライラ、執着が始まってきて･･

中澤：はい。

大原：それに、チラっと、引っかかる人が、出てくると･･

なんとなく、トントンと、わたしと一緒に、エネルギーを、なくしませんか？になるんですねぇ。

中澤：あははは･･ここまで、来て、来て･･って、ここのレベルまで、来て。

大原：降りて来て･･って。

根本：それ、困りますねぇ。

大原：ね、それを自分が自覚した時に、自分にエネルギーが、また来るんじゃないでしょうかねぇ？

中澤：ああ･･

根本：自覚すれば･･まだ･･ああ･･

大原：そう･･アレ？わたし･･なんか佳子さんに、つい･･

･･･

言いたくなっちゃった･･って思った時は･･待てよ･･って。

これ、このまま行ってしまったら、自分もう、エネルギーが、ほんとになくなる意味よねぇ。

ガソリンがなくなったと、同じですよ。

怖いですよね？

それ、なにがあるんだろう？自分に･･って。

･･･

なにか、あるんじゃないかな？･･ってことですよね。

そういう時、不満と、イライラは･･

自分の執着です。

･･･

根本：執着？

大原：うん。

中澤：イライラは、自分の執着。

大原：苦しみのはじまりは･･

･･･

執着ですから。

(アドバイスは音声で確認を)

※聴けない方はコチラ⇒YouTubeからお試しください。

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