息子のタブレットの検索履歴

男性40歳、自営業の方からの相談。
奥様が37歳で主婦、長男が13歳で中学1年生、次男が10歳で小学校5年生、長女が6歳で年長さん。

 

中学1年生長男についての相談です。
息子2人には学習のために、それぞれネットに繋げるタブレットを与えています。
先日、息子が学校へ行っている時、わたしが、ちょっと調べ物をしようと、手近になった長男のタブレットを立ち上げて、ネットにつなぐと、たまたま検索履歴を消すなかったようで、検索サイトが開いていて、○○○と、そのものズバリの文字で検索をかけてあり、、それをこう繋げると、アダルト動画や、画像が次々と立ち上がりました。
長男は、朝4時とか5時に起きて、そのタブレットをやっているのは知ってたんですが、夜8時以降はやらせていなかったので、きっと早起きをして、ゲームをやっているとばかり思っていました。

使用制限とフィルター

早速、タブレットもノートパソコンも、時間・・ま、使用制限をかけて、朝7時から、夜8時までにして、アダルトのフィルターもかけました。
わたしが、その歳の頃を思うと、感慨深いものがあり、息子には、わたしがそれを、見つけたことはまだ言ってませんが、ただ、その時間制限とかフィルターがかかっていたのを知ると、まあ、見られたんだな、親にというのは、気付くでしょうけれども・・
今後、家で、興味の対象を全てふさぐと、興味のはけ口が見つからず、外で何かしでかすのではないかと心配です。
また親に知られたことで、息子の心理状態に、どんな影響が出てくるのかも気掛かりです。
どうしたらいいでしょうか?というお話ですねぇ。

 

2016年12月14日放送のSBC信越放送の『らじカン』(毎週月-金 14:05-18:15)の水曜日のコーナー『敬子と佳子の子育て相談』、テレフォン人生相談でお馴染みの、幼児教育研究の大原敬子先生のお悩み相談。

親が使い方をしらないから

大原:これはね。

 

中澤:はい。

 

大原:あのぅ・・道具の使い方を、知らないんですね。

 

中澤:道具の使い方?・・はい。

 

大原:あのね、人はね、基準っていうのは、早い遅いとか・・多い少ないではないんですね。

 

例えば、根本ちゃんに・・

 

根本:はい。

 

大原:もうね、お前・・お母さんね、わたしが・・

 

根本:うん、うん。

 

大原:もうそろそろね・・えー、みんな聞くと・・もう、料理できない&%$だったって・・

 

根本:うん。

 

大原:根本ちゃん、何も使ってないんですよ。

 

根本:うん。

 

大原:あの、出刃包丁持ってきて・・ね、これで、さんま、さばいてごらんって・・

 

根本:はあ、はあ、はあ。

 

中澤:はあ・・

 

大原:子供同士が、やってるの・・根本ちゃん、自分でやります?
この、お母さん何?って思いましたね。

 

根本:そう、思うね。

 

大原:思うでしょう?

 

根本:ええ。

 

中澤:あはは・・

 

大原:佳子ちゃん、もう、そろそろね・・

 

中澤:はい。

 

大原:庭の植木を、手入れしなくちゃいけないの・・電動ノコで、小学校ですよ・・

 

中澤:はい。

 

大原:はい、小枝、切ってって、します?

 

中澤:できません。

 

大原:親もしないですよね?

 

中澤:はい。

 

大原:大事なことは、この、お父さんも、わたしたちも・・自分のやった、幼児期の経験のないこと、やっているんです。

 

根本:はあーん・・

 

中澤:はあーん・・

 

大原:今、電動ノコなんか、使ってまずいとこありますよね?

 

中澤:はあい。

 

大原:自分の中で、行きますよね。

 

中澤:はあい。

 

大原:タブレットっていうのは・・知ってるけれども・・

 

中澤:はい。

 

大原:自分は、小学校の時に・・経験はないですね。

 

中澤:ないですね。

 

大原:今の、情報文化の中で・・今、中学校では、その、必要ですよって、やってるわけでしょ。

 

根本:はい。

 

中澤:ふーん・・

 

大原:大事なのは、これも、一つの全部、道具です。

 

中澤:はあい。

 

大原:道具を与える時は・・自分が、経験があるか、ないかです。

 

中澤:ほう・・

 

大原:なかった場合に、みんながやってるからじゃなくって、まず、自分が、それを、使いこなすことが大事なんですよね。

 

そうじゃないと、例えばね、根本ちゃんね、「さあ、今日、包丁さばいておくれ」って、はい、やった。
「お母さん、手、切っちゃった」って時に・・

 

あっ、そうか、カミソリだったらよかったけど、&%$、包丁だったら、って思いますよね。

 

中澤:はあ・・

 

根本:はあ・・

 

大原:対処の仕方が、根本ちゃん、ああ、みんながね、出刃包丁って言うけど、ダメ、あなたの場合は、まだ、カッターナイフとかね・・

 

親が、操作できるんです。

 

そこでたとえ、手が、怪我しても・・バンドエイドかどうかってわかりますよね?

 

中澤:ええ。

 

大原:結局、わたしたちが、子供とか、あるいは夫でも、なんでもいいです。
なにか新しい・・品種の新しいものです。

 

中澤:ええ、ええ、今。

 

大原:自分がまず、経験してるかどうか、見る事なんですね。

 

中澤:はああ・・

 

大原:経験しない事は、対処はできないです。

 

中澤:はい。

 

大原:結局、こういうその、目に見えないもの・・携帯も全部そうです。
同様ね、悪い影響を及ぼすかどうか、全く分かっていない。

 

ましてや自分が・・小学校、中学校の時に・・携帯電話ありました?

 

中澤:ないです。

 

根本:ないですね。

 

大原:どうします。対応?

 

中澤:そうですよねぇ。

 

大原:ただ、いけません、いけませんになる。
もう一つは、学校でとか言ってるんですよね。

 

でも、自分が知ってれば、これはここで切りますねとか・・いけるはずなんです、その段階をおってないってこと。

 

今日の相談は、早かったでしょうか、悪かったでしょうか・・基準とか云々ではなくって・・

 

あなたが、タブレットっていうものを、よく知ってなかったってことが原因なんです。

 

根本:ふーん・・

 

中澤:はあーん、最初からじゃあ、フィルターかけたり、いろいろねぇ・・
やってから、与えればよかったのに・・
それも、見ちゃってから・・こう、やったって、遅いってことですね。

 

大原:それ、一点ね。

 

中澤:はぁい。

 

大原:はい、タブレットの中に・・こういう、ポルノ的なものが、出ることは知ってるはずなんです、お父さん。

 

中澤:はぁい。

 

根本:うん、うん。

 

大原:それなのに、ゲームだと思っている・・朝早く起きてゲーム、つまり、生活習慣がなってないんですね。

 

中澤:はああ・・

 

根本:はあ、うん、はあ、はあ。

 

大原:でぇ・・どうして、ふた・・二人にあげてるの、タブレット?貸してるの?一人なの?

 

中澤:これ、男の子、一人に・・中学1年生・・の・・

 

大原:でも、下の子もいますね。

 

根本:それぞれ・・それぞれですね、はい。

 

中澤:それぞれね、はい。

 

大原:それぞれ・・早過ぎますよ、これは。
はっきり言って。

 

中澤:はい。

 

大原:そして、タブレットでも、お父さんが、自分、しょっちゅう見てればね。

 

中澤:はい。

 

大原:子供だからじゃなくて、これを渡したら、包丁とか、カッターナイフと同じで、どういうハキョウが起きるかを、考えなきゃいけないんですね。

 

中澤:はい。

 

大原:で、ポルノは、お父さん、見た事あると思うんですよ。

 

根本:うん。

 

中澤:ああ、あるでしょうね、きっとね。

 

大原:あるでしょ?

 

根本:ええ、わたしもありますよね。

 

大原:ありますよね。

 

中澤:あはははは。

 

根本:当然、それはもう、ありますよね。

 

大原:ねぇ、それなのに、ポルノが出ますよって、タブレットを、なんで渡したってことです。

 

中澤:はああ・・

 

大原:そして、朝方使ってる時に、それ、ゲームと思うの何か?っていうの?
自分の都合のいいことですよね。

 

中澤:はい。

 

根本:はあ、はあ、はあ、はあ。

 

大原:自分が、朝見る時に、ゲームします?

 

根本:はああ・・

 

大原:ゲーム機じゃないんですよ。

 

中澤:うーん・・

 

根本:うーん・・

 

大原:ね、ポルノです、根本ちゃん、どうします?

 

中澤:あははははは。

 

根本:これは誰も、見ない・・いないんだったらねぇ・・それはもう、真剣に見ちゃいますよね。

 

大原:ね、お部屋を、二つっていうのね。

 

中澤:はあ。

 

根本:はあ。

 

大原:そうすると、朝早くから、お父さん、お母さんの、グーグー寝てる時ですよね。

 

根本:はい。

 

中澤:うーん・・

 

大原:ゲームなんて、しないですよ。
ゲームは昼間で十分ですもん。

 

根本:はぁい。

 

中澤:あ・・そうですねぇ・・

 

大原:そういう発想もないんです。

 

中澤:はああ・・

 

根本:そうか、そうか・・

 

大原:これ・・つまり、タブレットの扱いを・・子供だから、いいだろうじゃないんですね。

 

根本:うん・・

 

中澤:ああ・・

 

大原:自分が、中1で、漫画本かなんかで、見たことがあると思うんですよ。

 

根本:うん、うん、うん、うん、うん、うん。

 

中澤:きっと、あるでしょうねぇ。

 

大原:いやぁ、根本ちゃん、いかがですか?

 

根本:あ、あのぅ・・わたしも正直、小学校の・・

 

大原:ねぇ。

 

根本:高学年で・・

 

中澤:あははははは。

 

根本:小説でした。

 

大原:ご立派!あるでしょ?

 

根本:は、はい。

 

大原:といういことは・・

 

中澤:はい。

 

大原:正常な、発育なんですよ、これは。

 

中澤:ああ・・見たいっていう気持ちがあると・・

 

大原:正常な、発育と・・

 

中澤:ええ。

 

大原:マンガと・・

 

中澤:はい。

 

大原:あの・・ポルノ、凄いんですか?・・わたしよく、わかんないんだけど・・

 

根本:どうなんでしょうね、今・・

 

大原:この現実問題が、わからないんです、わたし。

 

中澤:ああ・・

 

大原:それ見た時、お父さん、一回、確認すべきですよ。
ま、喜んでね。

 

中澤:はあ・・え、ははははは。

 

大原:教育の為に。

 

中澤:そうだ、これは、息子の為だって、言いながら、自分で見てね。

 

大原:これは息子のためだ!僕じゃない!って・・
で、見る時は、公園か、どこかにしてくださいね。

 

中澤:あはははははは。

 

根本:へへへへ。

 

大原:家で、大変ですから。
その時にですね・・

 

中澤:はい。

 

大原:ここまで、見たのかっていうことが、あるわけです。

 

中澤:あああ・・

 

根本:ああ・・

 

大原:その時に・・根本ちゃんの時の、マンガとか、小説のイメージと・・

 

中澤:はあ・・ええ。

 

根本:ええ。

 

大原:実際の映像とは、相当ギャップがあるはずなんです。

 

根本:はあ。

 

大原:その時は、はっきり言って・・お父さんが陽気に、「お前は、まだ早い」と。

 

中澤:ああ・・

 

大原:「マンガでいけと」

 

中澤:あああ・・陽気に、言うんですね。

 

大原:そうです、陽気にです。

 

中澤:はい、ちょっと、怖い、じゃなくてね。

 

大原:それをね、「いいか、これはな」って言って、子供は、「なに言ってるんだよ、お父さんだって、散々見てるのに」って思っちゃうから。

 

中澤:はああ・・

 

大原:いいかい、あんまりこれを見過ぎると体に良くないから。

 

中澤:あははは。

 

大原:ねぇ、「お父さん、それであんまり勉強できなくなっちゃったんだよ。」「だから、二度と、お父さんみたいになっちゃイカン」と。

 

でも、これは大事だけれども、これは、ちょっと刺激が強いと、頭ゴツンをやるんですよ。

 

中澤:ああ。

 

大原:ねぇ、げんこで軽く・・

 

中澤:はい。

 

大原:で、これは・・お父さんは・・朝、見た時は、見てるなぁと思って、頭の中に、どんどん、どんどん、変なもの入ってくるから、お父さん、取り上げると。

 

あっ、僕たちは、そろそろ、中学校、あるいは小学校、きちっとした生活をするんだなっていう、門出ですよね、これは。

 

中澤:うん・・

 

大原:まけば(?)、心のお赤飯の日として、お父さん、至急ですね、男の儀式をして・・

 

中澤:はい。

 

根本:ああ、はい。

 

大原:お母さんには、これだけやっておこうと。

 

中澤:うーん。

 

大原:で、この性的なもの、見るってことは、正常だってよ。
よく、自分達の子供で、正常に、なって、うれしいんだかどうか、わかんないんだけども・・

 

中澤:ええ、ええ。

 

大原:まあ・・ね。

 

中澤:そういういことなんですね。

 

大原:そういうことですね。

 

中澤:はぁい・・いかがでしょうかね・・

 

大原:性的なものを、あえて大人が教えることはなくって、自然に入ってきますから。
ぐっちゃくちゃの生活を、整理してください。

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