彼氏との温度差が重い
今日はラジオネーム、アンアンさんからいただきました。
去年の11月に仕事に限界を感じ、仕事を辞めてから3年間、遠距離恋愛していた彼氏の元で、同棲をしています。
5ヶ月経過した現在まで好きな旅行に行ったり、家事をしながらのんびり過ごしていました。
その間、将来への焦りや不安を持ち続けていました。
彼の両親から、彼を通して結婚の話が出てくるようになり、彼にも「当然、結婚するよ」と言われるんですが、私は、結婚したいという思いが起こりません。
彼に対しては何の不満もないものの、大事にしてもらえばもらうほど、私の気持ちが彼の気持ちと、比較すると少ないと感じてしまって申し訳なく感じるんです。
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結婚
自分の人生なのに、今まで自立していたのに、今は経済的にも彼氏に頼ってばかりの状況で、結婚してしまっていいのかと思ってしまいます。
自分自身の人生を立て直すことを優先したいんですが、彼は「結婚しながら立て直せばいいじゃないか」と言います。
客観的に見れば、幸せなことだと思うんですが、私は自分自身が立て直せたと自信を持ってから結婚を考えたいんでです。
でもそれがいつになるのか自分でもわからないし、彼に納得してもらえません。
田舎暮らし
また、以前住んでいた場所は、実家から車で2、3時間以内の場所だったんですが、今は5時間ほど離れた場所に住んでいます。
仕事を辞めるとき、実家から遠くへ行くことを前々から反対していた母親への反抗心もあって、喧嘩していたんですが、今は和解して、以前のように仲がいい関係になりました。
それから両親のありがたみや、実家の自然豊かな環境の良さを実感するようになり、そこで暮らしていけたらどんなにいいだろうかと思うようになりました。
最近は、実家の付近で暮らすか、それとも彼と別れるべきか・・とまで考えてしまいます。
彼と別れたらどんなに楽だろうと思うこともあります。
ご助言をいただけたら幸いです、お願いします。
2018年3月28日放送のSBC信越放送の『らじカン』(毎週月-金 14:05-18:15)の水曜日のコーナー『敬子と佳子の子育て相談』、テレフォン人生相談でお馴染みの、幼児教育研究の大原敬子先生のお悩み相談。
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承認欲求と自己蔑視
大原:あのねぇ、佳子さん。
中澤:はい。
大原:私、あのぅ・・今年ね。
中澤:ええ。
大原:腕、折ったでしょ。
中澤:折りましたねぇ・・。
根本:はい。
大原:それで、誓ったんですよ。
中澤:はい。
大原:優しくなろううと。
中澤:優しくなってください。
根本:はい。
大原:相手の心を思いやろうと。
根本:はい。
中澤:はい。
大原:が・・
根本:が?
中澤:が・・あれ?
大原:今日は・・何を言ってるの!って。
中澤:先生?
根本:ふふふ・・では?
中澤:短くないですか?たった3ヶ月で、これ?
大原:短かった・・ほんとに。
今日・・これ。
中澤:はい。
大原:あなた・・何を言ってるのって・・いう・・ほんとに。
中澤:ふふふ・・そうだ、先生、戻ってきちゃった。
大原:やっぱり・・
中澤:はい。
・・・
大原:骨折治っちゃうと・・
中澤:あはははは・・
大原:ダメなのかしらね?
根本:あん・・戻りました?
中澤:ああ・・喉元を・・過ぎるとね。
大原:骨折でね、あのぅ・・泣いてる時はね。
中澤:はい。s
大原:ああ・・優しくなろう。
中澤:あははは・・
大原:もう、神様ありがとう。
優しい人になります。
根本:うん。
大原:・・って、言ったんですけども。
中澤:はい。s
大原:ギブス外しました。
中澤:あははは・・
大原:手が動きました。
中澤:あははは・・
大原:だんだん、今、読んでいて、佳子さんが・・
中澤:はい。
大原:「何言ってんのこれは?」
中澤:なんかこう、殺気感じましたもん、先生。
根本:くくくくくくく・・
大原:感じました?
中澤:わたしこう・・前の先生から、なんか熱いこう・・圧力を感じました。
根本:胸がだんだん、殺気**・・
大原:うん、言っていいですか?
中澤:お願いします。
根本:はい。
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承認欲求が足りない
大原:あのね、この人の話はね。
あたしね、魚です。
すごく渓流でね。すごく・・流れが、すごいと。
根本:うん。
大原:でもねぇ、この渓流でねぇ、水に、***ようかと思って、一生懸命頑張りました。
でもねぇ・・ここですっごい・・良い魚なろうと思ったけども・・なんか疲れたので、ちょっと横道逸れましたら、なんか、沼地がありまして。
ああ・・こんな所で少し休みたいわ・・って。
沼地に入りました。
沼地はすごっくね、きっとわたしの体を癒してくれました。
根本:うん。
・・
大原:とっても良いところでした。
中澤:うん。
・・
大原:でも先生。
・・
大原:わたしはやっぱり、幸せになりたいんです。
中澤:あはっ・・ははは。
大原:癒された後・・この、泥水って言うのかしら・・泥水もいいんですけども、やっぱりあの冷たい水で・・もう、滝のように流れる・・あそこもいいんです。
やっぱり、あそこに戻りたいわ・・って言ってるんです、この人。
中澤:ああ・・そうですか。
大原:なに言ってるの、あなたは?
中澤:あなたは、お魚さんですねぇ。
大原:あなたは、お魚じゃないんです!***。
中澤:あはははははは・・
大原:なに言ってんの・・ってことで、結局これは、何かって言うと。
中澤:はぁい。
・・
大原:いえ、承認欲求で。
中澤:はい。
・・
・・
大原:この、なんとかさん、感じて仕事を辞めました・・って。
中澤:辞めましたねぇ。
大原:これ多分、限界っていうのは・・
中澤:はい。
・・
・・
大原:バタバタ仕事してるわけじゃなくって。
中澤:うん。
大原:承認ですよね。
職場で承認が得られなかったんですよ。
中澤:褒められ・・ああ・・
根本:ああ、ああ、ああ・・
中澤:あなた、すごいねって・・いうのがなかった。
大原:ただし、入ったときは、「凄いね」「君は凄いね」ってのが。
根本:うん、うん、うん。
大原:なになに君、なにしてるんだ君は?
根本:うん。
大原:ダメじゃないか!・・って続くと。
・・
大原:もう、いじけちゃう。あんなに、仕事できたのに。
もう疲れたわ。
中澤:もう、出来ない・・
大原:疲れたっじゃなくて、あなたは、仕事ができなかったんです。
中澤:あはははは。
大原:疲れちゃった。
もう・・辛い。
中澤:うん。
大原:こんなに仕事したのに・・あっ・・彼がいたわ。
中澤:ああ・・
大原:って・・泥・・沼地行っちゃったんです、てってってっと。
中澤:うん・・
大原:でぇ、沼地はつまんないの。彼が承認しないんですもの。
中澤:ああ・・
大原:どうしたの?君どうしたの?どうしたんじゃなくて、君はすごいとかね。
中澤:うん。
大原:彼が本当に素敵だったら。
・・
大原:もっと冷たくしてくれるわけ。
・・
中澤:ああ・・
大原:しないんですよ。
中澤:そうなんですねぇ。
大原:うん、そうすると、自己蔑視の強い人は。
中澤:はい。
大原:持っと言うと、承認欲求が足りない人は、自己蔑視が強いんです。
根本:うん。
中澤:うん。
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自己蔑視が強い
大原:もっと言うとね。
自己蔑視の人っていうのはね、わたしのカラ・・体中、泥だらけなの。
中澤:うん。
大原:だから駄目だわって。
ねぇ、佳子さん、その洗濯・・洗いたいけども・・って、洗いますよねぇ。
中澤:はい。
大原:でも、泥ついてるのよ。
中澤:うん。
大原:佳子さん、申し訳ない、こんなんで良かったでしょうか?・・って時ねぇ、佳子さん見ると、ほんとに真っ白になってるの。
中澤:はああ・・
大原:じつ・・実は洗ってあるんですけれども。
中澤:ええ・・
大原:じゃあ、佳子さんっていう・・「これハンカチ、お返しします」って言ったら?
中澤:あ・・
大原:真っ白よ。
中澤:真っ白・・ありがとう・・
大原:真っ白よ、あなた、何言ってるの?あなた。
ちゃんと見てよ、ノリもついてるのよ、あなた。
中澤:あ、あり・・はい・・
い、いや、綺麗ですねぇ・・
大原:根もっちゃん。
根本:こんなに綺麗にしてもらって、ありがとう。
中澤:あはは・・
大原:そっちなの。
中澤:あ、あ、それ?
大原:そっちなんだよね。
根本:ええ・・ええ・・ええ。
大原:そうすると、わたしはね、自己蔑視でしょう?
中澤:はい。
大原:嘘よ・・佳子さんのが、ほんとだわ・・って。
・・
わたしは、泥ついた手ではらったんだから。
根本:ちょっと、こんなん見たら、綺麗じゃないですか。
大原:どうしてそういう嘘つくの?
根本:いや、これ、見て。
大原:わたしは・・泥ついてる。
そうなっちゃうんです、自己蔑視で。
根本:はああ・・ん。
中澤:じゃあ、こっちの・・ああ、ありがとう・・ああ、ああ・・って、言ってくれた方が・・
大原:そうなんです、の方がいいんです。
中澤:はああ・・ああ・・
大原:そうすると、彼女にとっては・・
この彼は、嘘なの。
・・
中澤:へええ・・
根本:ええっ?!素直に・・ありがとうが・・
中澤:ねえ、綺麗って・・わぁ・・ありがとう・・って、言っちゃった方が・・
根本:言っちゃうんだ・・難しい・・
大原:そうなんです。
根本:難しい・・
大原:自己蔑視って、そうなんです。
中澤:へええ・・
根本:あらあ・・
大原:そうすると、やっぱりね、昔のね、お父さんお母さんの、あの、いい冷たさ?
中澤:うーーん・・
大原:心地よい、あれは本当と思うの。
安心するんです。
中澤:へええええ・・
大原:でぇ、じゃあ戻りますね、この人また。
中澤:はい。
大原:戻ったら。
根本:ええ。
大原:やっぱり違う。
・・
やっぱり酷い、この人はって、言っちゃうんです。
中澤:でぇ、町、また、行きたくなっちゃうんだ。
・・
大原:という人生です。
自分が、分からないんです。
・・
根本:ああ・・
中澤:あ、じゃあ、ど、どう・・この方は、何をどうしたらいいですかねぇ、今後?
大原:自分の好きなものが 、あるかないか。
中澤:うん。
大原:父親を、恐れていないか。
母親を、恐れていないか。
中澤:うん。
大原:あなたが今、好きだっていう彼は、どこを好きになったのか。
中澤:うん。
根本:うん。
大原:そういうとこを見てくと、なんだ、わたしなんにもないと思った時に、そう何もないあなたが今まで来たんです・・って。
今回これで初めて、自分が何もなかった自分に気付くわけですよねぇ。
だ、自分を、大事にすることですよね。
根本:うーん・・
大原:自分を知るっていうことです。
中澤:うーーん・・
大原:つまり、今日の相談は、あなたはもっと自分を知った方がいいんじゃないでしょうか・・ってことですね。
中澤:え・・いかがでしょうか?アンアンさん、今日の先生・・まぁ最初、ちょっと厳しいこともありましたけれども。
大原:そうです。
根本:うん・・
中澤:いつもの先生が戻ってきたということで(笑)
大原:あはは・・
中澤:はい。
根本:カムバック。
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中澤アナとお別れ
中澤:え・・先生、またあのぅ・・ いろんなね、悩みを皆さんから、あのぅ・・お寄せいただきまして、これからもねお話ししていただきたいと思います。
先生、ありがとうございました。
大原:今日優しかった、わたし?
中澤:えっと、怖かったです。
根本:はい。
大原:怖かった?あ、そうですか。
中澤:先生、あのぅ・・
大原:はい。
中澤:あのぅ・・わたくし事なんですけれども。
大原:はい。
中澤:本日をもちましてですね、この番組、らじカンを・・
大原:ええ。
中澤:え・・卒業することになりまして。
大原:はい。
中澤:先生には、あのぅ、この番組の、前身の「あらら」という番組からね。
大原:うん。
中澤:9年間にわたって・・
大原:はい。
中澤:毎週・・毎週、月曜日にお話をね、ありがたーいお話、時にはあのぅ・・非常にあたしの・・心にも、グサリとも来たり、温かくしてもらったり、本当にあのぅ・・ありがたかったなぁと思います、ええ、ええ。
大原:わたしはねぇ、佳子さんとの出会いはね。
中澤:はい。
大原:本当に、よかったし、佳子さんによって、わたしはここに、通ってこれたと思ってるんです。
中澤:ありがとうございます。
大原:ほんとです、その佳子さんが、なにかって言うと、すごく知性があって・・美人で・・抜けていて。
中澤:抜けていて(笑)
大原:抜けていて・・だけれども、一番すごいところは。
中澤:ええ。
大原:けじめを知ってる方なんです。
中澤:あ、そうですか。
大原:この若いのにね。
中澤:うん。
大原:一見冷たさもあるって・・雰囲気なんですが。
中澤:はい。
大原:それがあなたの知性なんですねぇ。
でぇ、これからも、信越でまたお会いできるし。
中澤:ええ。
大原:わたしは佳子さん・・によって、ここまで・・パンチカ、パンチカ、怒ってきた人が、腕を折りまして。
中澤:ええ。
大原:佳子さんに優しくてなって。
中澤:あはははは・・
大原:あなたにジャッジを受けながら来ましたけれども、本当に、一緒に・・共に歩んで来れて、ほんとに嬉しいです。
中澤:はい、ありがとうございました。
大原:また・・また・・
中澤:また違う番組で、ご一緒することになると思いますので。
大原:お願いします。はい。
中澤:よろしくお願い致します。
大原:ありがとうございました。
中澤:ありがとうございました。
根本:ありがとうございました。
拍手
中澤:ああ、嬉しいなぁ・・
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